今日も快晴。朝食を彼氏の魚住さんが作ってくれたので、それを食べながらテレビを見る。

いつもは喫茶店に行って原稿を書くのだけれど、コロナウイルスのことを考えて自宅で書くことにした。たけにはちょっと静かにしてもらうように言って、12時ごろまで原稿を書く。

お昼になったので、昨晩から酒と砂糖と塩に漬け込んでおいた鶏胸肉を唐揚げにする。それと大根のサラダ。原稿を書き終わったので、少しお酒を飲む。

最近は本当に家から出ない。買い物も三日に一回にしろと小池百合子が言うので、先日大量に買い込んでしまった。それでも、食パンが足りなくなってしまったので、駅前のスーパーで買い物をしてしまったのであまり意味がない。

自分が人と会う回数を8割減らせているのかさっぱりわからない。それでも、大好きな銭湯や映画館に行けなくなっているので、以前よりかは減っているはずだ。

自分の好きなところに行けないのは、とてもストレスが溜まる。自分は読書やゲームが好きなので、インドアかと思っていたけど、意外と外に出るのが好きだったと気がつく。

あまりに暇で、YouTubeでも見るものがなくなってきたし、テレビもコロナウイルスばかりで気が滅入るので、とうとうAmazonプライムに加入して、動画を見ることにした。Twitterで見て気になっていた「ハイパーハードボイルドグルメリポート」と言う番組を見たのだが、アメリカマフィアの飯とか、元少年兵の飯とかが出てきて、大変面白かった。それと、昨日、たまたま見た浜崎あゆみのドラマ「M」が突っ込みどころ満載の傑作ドラマで毎回見ようと心に決めた。

しかし、ドラマやAmazonプライムが面白かろうと、心は完全に疲弊していて、家にいても気が滅入るし、外に出てもウイルスの感染が気になって落ち着かない。
少し自分を元気付けようと思い、ケーキ屋さんで美味しいケーキを買ってきて食べた。

その後、少し友達と話そうと思い、ラインで連絡をする。子供がいる友人は「学校がない方が楽」だと言っていた。毎日の送り迎えや、提出物や宿題などで、学校がある時はとても疲れていて、今は時間がゆっくりしていると語っていた。しかし、学校のお母さん方は「勉強が遅れる」と焦っているそうだ。それを聞いて、なんともやりきれない気持ちになった。もちろん、勉強も大事だけれど、親が焦ってどうするのだと思う。子供が焦るのならまだわかるが、子供の勉強が遅れることを親が焦るという意味がわからない。

私は学力というのは親の経済力が影響しているということが分かってから、良い学校に行っている人を見ても「環境が良かったんですね」と言う感想しか出てこない。
東大の生徒たちの親はほとんどが高収入だそうなので、環境が確実に影響していると思うし、自分が子供の時に勉強ができた子の家はたいていお金持ちであった。お金のある家に生まれて定型発達をした人が学歴の良い人なのだと思っている。もちろん、遺伝や環境の本を読んで、環境ではなく、たまに「鳶が鷹を生む」ということもあるそうだか、もうそれは個人の努力ではないだろう。

それに、私は学歴がある人を羨ましいとか偉いとか思ったことがない。むしろ、人より秀でていることで、他人を下に見下すことがあるだろうから、そういう気持ちが育ってしまう方が怖い。

姫野カオルコの「彼女は頭が悪いから」と言う東大生のレイプ事件についての本があるが、持っているものは持たざるものを差別する傾向が強いので、持っている人間が私は好きではない。(もちろん、いい大学に行っていてもそれを鼻にかけない人もいますが)

ちなみに、私は底辺短大出身と名乗っているが、卒業したのは「目白学園女子短期大学 国語国文科」である。プロフィールに書かないのは、書いたところで大して意味がないのと、学校名が長いからである。さらにいうなら、短大自体がなくなってしまって検索しても出てこない。(と思う)

そもそも、作家なので学校名はあまり関係ないし、学歴に自分のアイディンティティを預けている人間は底が浅いと思っている。私は自分の肩書や、所属している会社名に頼るほど自分がない人間ではない。それに、いつも死にたくて、常に心と体の不調を抱えながら、必死で生きてきたのに、学歴が低いからなどと馬鹿にされたくない。もっと言えば、生活保護まで受けて、社会の一番下を経験した自分は他人にはない視点を持っていると信じている。

偉そうに書いてしまったので、今日はここまで。

いただいたサポートは自分が落ち込んだ時に元気が出るものを購入させていただきます。だいたい食べ物になります。