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「なんのため、だれのため」の時間かを考える

じっくり考える時間がある。社員が増えたことで分業することができ、しかもとても優秀なもので想像以上の速さで僕に時間が生まれている。今まで何か作ってる間に次の相談がきて、何かが完成すると新しい相談を作り出す。そんなサイクルで一年を過ごしていた。

その働き方の中で残業もせずに家族とご飯を食べ風呂に入りという1年を過ごすことができたが、慌ただしさは365日それなりに続き、余白のような時間がほとんどないというのが正直なところだった。なので本来、未来を考えて行くような時間や新しいパートナーやクリエイターに出会いに行く時間がなく、これはいつか危なくなるだろうと危惧していた。そして、採用をしようと募集を開始し、いい出会いに恵まれ今は二人体制で働いている。

三ヶ月ほどかかって慣れてくるかなと思いきや、早々の制作案件もテキパキと進行を進めてくれて、暇っすね〜なんて時間もある。このおかげで僕には圧倒的に時間が増えて、可動域が広がっている。本当に嬉しい。クリスマスプレゼントかな。

今僕が何をやってるかというと、来年4月にも新卒が増えるので会社として土台を固めようと僕が思っていることを言葉に置き換える作業をしている。どんな未来を目指して、何を当たり前にしていきたいのか。誰のために何のためにも僕らは仕事をしているのか。心の中にぼんやりとあった言葉を探るように経営の本を片手に裏紙にメモを残し続けている。

仕事となればススッと言葉が出てくるのに自分のこととなると驚くほど難しい。これは誰か壁打ちのように会話をしながら明確にしてもらわないとダメだ!となって信頼するコピーライターにヘルプを頼む。持つべきものはいい写真と仲間たちだ。ありがとう。

というわけで今まで松倉がぶらぶらと興味のまま仕事をしていた会社だけど、僕だけじゃなくいろんな才能ある仲間が増えていくのでチームとしての組織としての魅力と強さをしっかり打ち出していきたい。僕以外の色も多彩にだせるようになる。仲間たちがのびのびと挑戦できるように、僕も手付かずだった経営に挑戦中。

もっともっと良くなっていこう。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。