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子供も大人も楽しい週末遊びの方法

子育て中の親なら分かる週末の子供と遊びに行くの尽きる問題。ありますよね、わかるわかる。
あるとき万策尽きてやってみた遊び方が子供も大人も楽しめるやつやん!って気付いてから今日もそれをブチかましました。

方法は超簡単で
知らない駅で降りてみる
ただこれだけ!まじで。

例えば最寄駅の路線図見たら圧倒的に行ったことのない駅じゃないですか?そこに行くだけです。
大事なのは、これは冒険です!と言ってあげること。

知らない場所にお宝を探しに行くでも何でもいいので物語を設定してあげてください。で、父親も完璧じゃないぞ!ってのをすり込んどくとなお面白いです。これは後述。

「えー今日は冒険に出ることになりました。」
そう伝えるとうちの子たちは、カバンを引っ張り出して冒険に必要なアイテムを詰め込みます。色鉛筆と紙とか、方位磁石とか、子供地図とか。

なぜ方位磁石を持って行くかというと父は出先で無能の人な設定なんです。知らない町歩いてても「あーーあれだわ、パパもうどこいるかわからんわ」って言い続ける。「スマホで地図見れないの?」って聞かれるけど、電池が切れました!って言い切る。

知らない町の駅で降りたら父無能の人だから何か目印になる建造物とか見つけるようになるんです。子供すごい。パパすぐ迷子になるからね!って小1の娘にダメ出しされるくらい。

で旅先で何をするのかというと我が家はお下がりのカメラとか、お年玉で子供が買った子供カメラとかがあって全員カメラを持って行くんです。すごいの見つけたら写真で撮ろうってルール。

見てこれ!怖いけど面白い!ってタヌキの置物が色あせて別の動物になってるものとか、パパこんな小さい自動販売機初めて見た!って見させられた写真が田舎に良くあるコンドーム自販機とか、僕が良いの見つけたよと見せるのは良い味出した飲み屋とか。

結構お宝集まったなーって町を散策しながら途中で看板を見つけては駅がどこかを確認して、また歩く。
疲れたらベンチに座ってジュースを飲んだり、古くからありそうな喫茶店でお茶をする。

かわいいお客さんが来たわぁとお店の人も常連も現地のお年寄りでみんななにしにきたの?って聞いてくる。子供たちは元気な声で探検です!と宣言すると嬉しそうにようこそーって言ってくれる。

僕が迷子になるのが好きで
知らない町の知らない道ばかりに突っ込む面白さ
これを子供も同じように分かってくれる気がして始めたら、想像以上に大人も子供も盛り上がる。

今日は滋賀の浜大津。
降りて町の散策と最後に見つけたまさかのサーカス団!よし行こうと子供たちと鑑賞&発狂。超面白かった。

なんか楽しければそれでいいんだけど、
子供のための施設に連れてくと自分も含め親って退屈で早く帰りたいなぁ家で休みたいなぁってなっちゃうなと思って、だったら大人も子供に帰れる遊びを作ればいいと思い生まれた「知らない街で降りてみる」遊び。

大きくなった時に未知なものへの不安とか
挑戦とか、この遊びを通じて得るものは大きいんじゃないかなぁと勝手に思っている。
行く場所を決めて機械が示す最短ルートで予定通りの1日を楽しむのももちろん良いけどたまにどうなるかもわかんなくて親も少しワクワクしちゃう遊びがあってもいいんじゃないかなー

今日も良く歩いた!
ぐっすり寝れそう。

#エッセイ #子育て #日記

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。