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浜名湖ガーデンパーク「ユニバーサルガーデン」にクラピアを協賛しました

2004年の開催から20周年を記念して開催された浜名湖花博2024。
記念事業のひとつとして造園家の阿部容子先生が設計された「ユニバーサルガーデン」にクラピアを協賛させて頂きました。

年齢や障がいの有無にかかわらず、どんな人でもガーデンのセラピー効果を得られるよう設計された「ユニバーサルガーデン」は、五感を刺激する要素に合わせて「音のエリア」「色のエリア」「食のエリア」「触れるエリア」「香りのエリア」の5つのエリアで構成され、それぞれの効果に合わせて様々な植物が植栽されています。

「ユニバーサルガーデン」のリーフレット。看板にあるBOXに設置されています

ユニバーサルガーデン西側にある「音のエリア」では、風を受けて優しい音を奏でる「ウィンドチャイム」周辺の足元を彩るグランドカバーとして「クラピアK7」が植えられています。


2023年9月、植栽直後の様子。クラピアマルチシートを使用しています
2024年4月の様子。雑草の種子が着地しにくい特長をピクトグラムで表現されています
7月の様子。クラピアの花も満開に

ユニバーサルガーデンではクラピアが様々な植物と共生する様子を見る事もできます。

車椅子の待機所付近のクラピア。ガーデン内にはGARDENAのホースリールも設置されています
香のエリアの通路沿いの「クラピアK3」クラピアの中でいちばん華やかな香りがする品種です
車いすの方でも座りやすい高さの「芝生のベンチ」両端は「クラピア」で触感違いを楽しめます

ユニバーサルガーデンは訪れる全ての方にとって快適にデザインされているだけでなく、ガーデン内の雑草処理の労力を低減し、維持管理のコストも抑えることができる「ノンストレスガーデン工法」で施工されています。

阿部先生の提唱する草取りのいらない「ノンストレスガーデン工法」は植栽地全面に防草シートを敷設し、植え込み箇所のみ穴を空けて専用リングを差し込んで植物を植栽。シートの重なりはテープで閉じ、シートの端は丁寧にモルタルで接着することでシートの隙間からの雑草も抑制することで草抜きをする手間がほぼない画期的な工法。リングの中だけはいつでも植え替え可能なため、雑草処理に時間を取られることなく本来のガーデニングに時間をかけることが可能な工法。

雑草が生えないよう予め土壌処理、排水を整備した後エリア全体に防草シートを敷設
植栽後は自然素材のマルチング材を被せてナチュラルな仕上がりに

事前の土壌処理や整地はもちろん、シート敷設時の端の処理を丁寧に施工することで後々の仕上がりと維持管理の手間を省くことにつながることなど、「クラピア防草シート工法」にも共通するポイントも多くご紹介させて頂きました。

「ノンストレスガーデン工法」と「クラピアシート工法」のコラボレーション


浜名湖花博の終了後も「ユニバーサルガーデン」は継続してご覧頂くことができますのでぜひお立ちよりください。

「ノンストレスガーデン工法」の詳細はGardenStory記事内を参照下さい
https://gardenstory.jp/gardening/26769

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