選手編成まとめ(DF編)

昨日、こういう書き物を仕上げてみましたが…

読んでくれた人はいたかな？笑
今回は第2弾のDF編です。

加入

石原広教(←J2・アビスパ福岡)
大岩一貴(←J1・ベガルタ仙台)
馬渡和彰(←J1・川崎フロンターレ)
舘幸希(←日本大学)
畑大雅(←市立船橋高)

放出

杉岡大暉(→J1・鹿島アントラーズ)
山根視来(→J1・川崎フロンターレ)
フレイレ(→J2・Vファーレン長崎)
小野田将人(→J2・モンテディオ山形)
福島隼斗(→J3・福島ユナイテッド)

5人の放出に、5人の加入。
人数的にはプラスマイナスゼロ、となった。

2017シーズンに市立船橋高校から加入するとすぐに主力の座に定着し、東京五輪代表の左サイドでも活躍する杉岡大暉はサイドバック不足に悩まされた鹿島に、杉岡が入った年にチョウさんによってサイドアタッカーからセンターバックにコンバートされ、分かっても止められない＂ヌルヌルドリブル＂と、2年連続ブザービーター弾を決める勝負強さをもった＂何故そこに山根視来＂の異名をとった山根視来が川崎に、それぞれ上位クラブに＂引き抜かれた＂移籍を果たした。

また、高さと熱さを兼ね合わせながらも、終盤は出場機会に恵まれなかったフレイレはJ2の長崎へ、JFLのFC今治から期限付き移籍で加入してJリーグ初先発初出場初得点を挙げたは良かったが、全体的なレベルがJ1では物足りないものがあった小野田将人もJ2の山形へとそれぞれ完全移籍。
大津高校から加入し、プロ1年目で与えられた出場機会のほとんどで失点に絡むミスが散見された福島隼斗は提携クラブでもあり、自分の名字と同じ地名のJ3の福島ユナイテッドへ期限付き移籍となった。

杉岡、山根、小野田といった両サイドができる面々がチームを去る中、昨年のJ2で下位に甘んじたアビスパ福岡で1人気を吐いてひたすらタフに走り続けた齊藤未月に次ぐもう1人の湘南スタイルの申し子、石原広教がベルマーレ復帰を果たした。
期限付き移籍での加入ではあったが、あれだけ強くフォアザチームの心構えを発揮できる選手はそういない。
左右両サイドをこなせる上に、攻守にタフに上下動出来るというのは、ベルマーレのサッカーを展開する上で非常にありがたい。
今年はたくさん、＂走る君が見たい＂！

山根とほぼトレード扱いで川崎からやってきたのは、左右両サイドバックとサイドハーフをこなせる馬渡和彰だ。
キャリアのスタートは当時J3のガイナーレ鳥取。
J3、J2、J1の階段を登ってきた選手だ。
J2の徳島時代、試合中にボールボーイをどついて退場処分を受けるという愚行もあったが、徳島時代に中心プレーヤーとして活躍してJ1のチームに引き抜かれたものの、広島、川崎ではなかなか持ち味の全てを出すまでには至らなかった。
昨年のリーグ戦で唯一挙げたゴールが直接フリーキックというのもあって、ベルマーレではセットプレーのキッカーとしての役割を担うかもしれない。

フレイレに変わる最終ラインの高さ対策としてベガルタ仙台から加入した大岩一貴、彼は中央大学の出身なのだが、実は新卒時にベルマーレは大岩を狙っていたそうなので、8年越しのラブコールが実った形ともいえる。
183センチの体格を生かした高さと強さ、仙台ではキャプテンを任されていたこともあって、最終ラインを強かに牽引する存在としても期待されているのかもしれない。

昨年から強化指定選手としてチームに合流してきた舘幸希は、出場機会はなかったものの、リーグ戦残り3試合のうち2試合のアウェイFC東京戦、アウェイ松本山雅戦にベンチ入りしていた。
自分の目でまだプレーを見ていないのでなんとも言えないが、ボランチと最終ラインをこなし、守備的な能力にとても優れている選手、と聞いている。
中盤に数多くの選手を揃えた影響もあってか、今季は最終ラインでの起用が多くなるかな？

今季唯一(になるかもしれない)の高卒ルーキー、畑大雅は爆発的なスピードが売りの身体能力の高い右サイドバックだ。
若月大和が大活躍したU-17ワールドカップでも日本代表の右サイドバックとして君臨した近未来の湘南のスピードスターは現時点で荒削りではあるが、事と次第によっては出番が早く回ってくるかもしれない。

チョウキジェに見初められ、育てられ、大きく羽ばたいた選手が居なくなったのは少し寂しい気分にはなるが、その選手たちの替わりに上手くなりつつ、自らの良さを出していけそうな選手たちを揃えてきたのは編成を進める上で大きな収穫ではあった。

上記の5人に、坂圭祐・岡本拓也・大野和成・古林将太・鈴木冬一・毛利駿也が加わる陣容になるであろうが、サイドプレーヤーが多いかわりに、センタープレーヤーが少なく感じる(坂・大野・大岩・舘)のは気のせいではないだろう。
ここ2年を振り返ると、大野は序盤戦は大体低調なパフォーマンスに終始するし、坂と岡本は昨年負傷が長引いた影響もあって2ヶ月以上試合に出ないこともあった。
この編成が悪い方に尾を引かないと良いのだが…
何かしら上手くやり過ごすアイデアがあると信じたい。

書いてるとあっという間に時間が過ぎていく！笑
次はMF編！！