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愛について語るときにあなたの語ること

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わたしのすきなnoteを、わたしが読み返すためだけに集めた偏愛マガジンです。
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記事一覧

今好きな人とかいるの?聞けなくて中学時代の校歌叫んだ

つけまつげド派手なキラキラピアスした金髪ボブで無敵でいたい 口ずさむ歌が隣の心臓にうつっ…

お茶
3年前
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人種差別を真っ向から描いたナイキのCMは、なぜ作られたか

ナイキが制作し公開したCM は、予想されたとおりに一定の反発と、称賛と、様々な議論を読んで…

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スーパーハイパーエモーショナルエブリデイ -センチメンタルの入口オータム号-

風に振り向いて秋だとはっとする自分の感性がずっと好き 埃っぽい昇降口で 君の「お大事に」…

お茶
3年前
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スーパーハイパーエモーショナルエブリデイ-夏の思い出号-

ひまわり柄の青い水着のこどもだった夏 流れない不確かな星に安心していた おつりを受け取る…

お茶
3年前
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「お気持ち表明w」って言っておけば勝てると思っていらっしゃる

戦後70年という大きな節目を過ぎ,2年後には,平成30年を迎えます。 私も80を越え,体力の面…

牧村朝子
3年前
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084.ドーナツの穴から見えるもの

久しぶりの青空に歓声をあげる。 心おきなく外干しを味わい、子どもらは襟足すっきりと髪を切…

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3ヶ月ぶりの外食、おめでとう。

土曜の夜、夫と握手をした。七輪が置かれたテーブル越しに。 二人ともくちゃくちゃの笑顔で、いつも以上にガッチリと固く手を握った。 私たちは、お互いの喜びの感情がピタリと合わさったときに、握手を交わすクセがある。 その瞬間が訪れるのは、たいてい美味しい外食をしているときだ。 まるで縄跳びの二人跳びをするように、同じ料理を「せーの」で口に運ぶ。すぐに「うまっ!」という感動が同時にぴょこんと飛び跳ねる。 あるいは、片方が「こりゃ絶品!」な食べ方を発見し、「うむ」とうなずく。相方

彼女は改札の向こうで小さく手を振る【 #恋愛小説 】

恥ずかしい話だが、自身の奥手な性格もありそれまでの人生でろくすっぽ恋という恋もせずに三十…

仲 高宏
3年前
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嫌いなものを訊いてくれる飲み屋が好き

京都の中心部、四条烏丸近辺に大好きなビアバーがある。クラフトビールブームが本格的に始まる…

ませり
3年前
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大切な人と真夜中にコンビニに行ける

京都での大学生活の大半は女子寮に住んでいた。 「女子寮」の字面のラブリーさとは程遠い、築5…

ませり
3年前
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作文「ウンナナクールと僕」

「ウンナナクールの仕事をするのが夢でした」 2016年、下着ブランド、 ウンナナクールの新クリ…

千原徹也
4年前
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俺のさ、「おかあさんといっしょ」の話を聞いてくれよ

やあ、こんばんは。 まあ正直言って、この企画に乗っかるか少しは考えるところがあったよね。…

ヒガシ
3年前
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花にもなれる、何にでもなれる

誕生日に書いたnoteで映画『RUSH プライドと友情』について書いたところ、友人から「今ちょう…

kyritani
3年前
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「はじめて」を売る洋菓子店

昔、実家から歩いてすぐの場所に『ロンパード』という洋菓子店があった。 老夫婦が営む小さなお店は、戸口がせまく陽が入りにくいのか、店内はやや薄暗い。 白を強調する照明とポップな色合いがお決まりの「ケーキ屋さん」ではなく、昔ながらの「洋菓子店」と呼びたい空間だ。 幼少期、一番よく食べたケーキはロンパードの商品だった。 記憶にはないものの、祖母から聞いた話では、私が人生ではじめて食べたケーキはロンパードの「ショート」だったらしい。 いわゆるショートケーキのことだが、ロンパ