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【ラン&グルメ】新緑の公園巡りラン、からの、ひょっこりたまご!(品川区・戸越公園〜下神明)

天気のよい5月の朝。今朝のランニングでは、品川区が誇る、素敵な公園をいくつかハシゴすることにする。

まずは、私のお気に入りの、戸越公園へ。こちらは普通の区民公園とはずいぶん異なる、荘厳なお屋敷のような佇まいである。それもそのはず、こちらは、肥後国藩主細川家下屋敷の庭園跡を利用して造られたもの。こんな立派な門や日本庭園のある公園は珍しいと思う。

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広々とした回遊式の日本庭園。

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大きな池があり、カメが悠々と泳いでいる。水の透明度も高い。

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そして、すぐ隣に、文庫の森という公園もある。旧三井文庫だったことからこの名前のようである。こちらにも大きな池がある、こちらは外周が450メートルのランニングコースになっている。

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それからは、大井町方面へ、東へ移動。品川区役所前にあるのは、しながわ中央公園。こちらには、市民の憩いのための広場に加え、有料施設である多目的広場があり、その外周は、1週287メートルのランニングコースとなっている。この日も、朝から複数のランナーがランニングを楽しんでいた。

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そして、今日の朝ご飯である。この、しながわ中央公園の広場のすぐ近く、そして、東急大井町線下神明駅すぐそばに、目的のパン屋さんがある。「パン工房しなふく プチレーブ」さんである。

こちらの名前についている「しなふく」というのは、「社会福祉法人品川総合福祉センター」の略である。こちらは、同センターが運営している、障害者の自立支援を目的としたパン屋さんなのである。店員さんの中には、障害のあるスタッフもいらっしゃり、パンの販売だけでなく製造も行っているとのこと。

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おすすめは、惣菜パンの「ひょっこりたまご」(180円)。なかなかユニークでかわらしいネーミングである。半分に切ったゆでたまごが、写真のように、マヨネーズベースのパンに丸ごと入っている。マヨネーズとたまごの組み合わせは王道で、合わないはずがない。素朴なお味で、優しい美味しさ。パンを買ったら、コーヒーを100円で購入することができる。そして、店のすぐ外のベンチで食べられる。よく晴れた5月の朝に、公園を眺めながらアウトドアでいただくパンとコーヒーは最高。

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美食の街、東京に住んでいると、洗練された、ハイレベルなパン屋さんが至るところにあり、いつでも気軽に美味しいパンを味わうことができる。しかし、こちらは、どこの街にも一軒はあるような、近隣の住民から愛されている、街の素朴なパン屋さん。そのうえ、障害者のスタッフさんが一生懸命接客してくださる。このようなパン屋さんこそ、大切にし、ずっと応援してきたいと感じた。この記事を読まれた皆様も、よろしければぜひ行ってみてください。

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