【ラン】レインボーブリッジ夜景ラン（港区芝浦→お台場）
東京を象徴する建築物のひとつ、レインボーブリッジ。
ご存じだろうか。このレインボーブリッジには、鉄道（ゆりかもめ）、車道のほかに、「レインボープロムナード」と呼ばれる遊歩道（1.7km）があり、無料で、徒歩で、または走って通行できるのだ（※自転車は、乗って通行できないが、手押し通行は可能。）。
ここは、私が東京で一番好きなランニングスポットだ。特に、この橋の上から見える夜景は、摩天楼の煌びやかなライトが、東京湾の水面に映えて、とても美しい。特に、よく晴れた日の、日没時刻前後に行くのがおすすめ。夕暮れから夜景まで、空の色の移り変わりを楽しめる。
梅雨空けした天気のよい日に、日没時刻を調べて出かけた。この日の日没時刻は18:44だった。芝浦側の入り口に到達したのは19時頃。太陽は沈んだが、このとおり、まだ空は明るい。矢印に沿って入り口へ。
入口に入ってから、遊歩道のスタート地点まで、エレベーターで７階へ上る。北ルートと南ルートがあるが、私は、お台場側が一望できる南ルートが特に好き。
ところで、レインボープロムナードには、芝浦側入口と、お台場側入口があるが、私はいつも、芝浦側からお台場側へ向かって走る。それは何故か。芝浦側の遊歩道のスタート地点は、エレベーターで地上７階の地点である。これに対して、お台場側のスタート地点は、地上だ。つまり、芝浦側はお台場側から見ると７階分、高いことになる。
そうすると、芝浦側からお台場側へ走るのは、下り坂で楽であるが、逆から行くと、７階分の上り坂を上らないといけない。ヘタレな私はいつも芝浦側から下るのみで、お台場側からは電車で帰宅している（苦笑）。
７階へ到着すると、遊歩道が始まる。このとおり、車道のすぐ外側。南ルートは、車の進行方向とは逆の方向に走ることになる。コロナ前までは、マリオカートに乗った外国人観光客が、すれ違いざまに手を振ってくれる、なんてこともあった。
芝浦側の夕暮れの景色。
お台場側の景色。日没後、夜がやってきた。今日は月が出ている。
走っているうちに、夜の空の色が濃くなっていく。
さらに濃く。
下の写真のように、遊歩道のところどころに、展望スペースがある。ベンチなどはないので立ったままではあるが、しばし夜景を眺めたり、写真を撮ったりできる。
もうすぐお台場側のゴールへ。下り坂なので足取りも軽い。都会的なウオーターフロントの夜景が迫ってくる。
お台場側に到着し、お台場海浜公園の、レインボーブリッジがよく見えるスポットまで、さらに走る。あの橋の、向こう側からこちら側まで走ってきたという満足感に浸りながら…。
このとおり、レインボーブリッジを楽しむ人々が、一定の間隔をとりつつ座っている。
今夜は医療関係者応援のため、ブルーにライトアップされている。
東京に住むようになって、沢山のランニングスポットを走ってみた。皇居、代々木公園、神宮外苑、目黒川沿い、墨田川テラス、多摩川河川敷、などなど。そんななか、今のところ、このコースが不動のマイベストである。
ゴージャスで都会的で開放的な水辺の景色。夕暮れや夜だけでなく、昼間もとても美しい。ここを走るのは、コロナ太り解消のためのエクササイズとして、また、自粛生活中の気分転換として、うってつけだと思う。
ただ、カップル、家族連れ、カメラ愛好家の方々など、徒歩の方も多いので、ランナー以外の皆さまのご迷惑にならないように、気を付けて走ろう。
アクセスは、芝浦側入口まで公共交通機関で行く場合、ゆりかもめ芝浦ふ頭駅、ＪＲ田町駅から徒歩、あるいはＪＲ浜松町駅からバス。開場時間などの詳しい情報は、以下の、東京都港湾局などのホームページをご覧ください。
ご参考になれば幸いです！
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