見出し画像

【英語】"I mean,..."/"I meant,..."/"I meant to say,..."

今日は、とっさの一言、"I mean,..."(アイ・ミーン) "I meant,..."(アイ・メント)、 "I meant to say,..."(アイ・メント・トゥ・セイ)についてのご紹介。

まず、学校で習った通り直訳すると、以下のとおり。

"I mean,..." =「私が意味するのは…です。」
"I meant,..." =「私が意味したのは…です。」
"I meant to say,..." =「私が言おうと思っていたことは…です。」
(※"meant"は"mean"の過去形)

これらが何故、「とっさの一言」なのかというと、簡単な言い間違いを訂正したいときに、一瞬で、相手に、言い間違いだったことを伝えられる短いフレーズだからだ。

言い間違いだったことを訂正する場合、もし、丁寧に言おうとすると、

What I just said was wrong.  I wanted to say that...
(私が今、言ったことは間違っていました。言いたかったのは…)

というような表現になるだろう。でも、それでは、センテンスが長すぎて、聞き手としては、もどかしい。

そこで、言い間違いに気づいて、即座に、一瞬で訂正したいときには、間違った表現のすぐ後に、"I mean""I meant"、あるいは"I meant to say..."と言う短いフレーズを挟む。

日本語で訳すなら、上記の「意味するのは…」というような、かしこまったニュアンスではなくて、「あ、違った」「間違えました」「…じゃなくて」「言いたかったのはね...」といった、軽いニュアンスだ。

これらを聞くと、聞き手は、その直前に話し手が話したことが、間違いだったか、正確ではなかったために、話し手が、その直前に話たことを、言い直そうとしている、ということが瞬時に分かる。

だから、これらの短いフレーズを使ったうえで、言いたかった正しいことを、その後にすぐに続けて言えば、速攻で訂正できるのだ。

**********

たとえば、私の悪い癖なのだが、つい、早口で喋っているときなど、"country"(国)と、"company"(会社)という単語を、時々、気づかずに言い間違えてしまうことがある。

そういう単純な言い間違いをしてしまったと気づいたときに、クイックに訂正するときに、次のように言う。

"This is the list of our competitor countries..., I mean, companies."
(これが競合する「国」のリストです(※ここで自分で間違いに気づく)、あ、ではなくて、「会社」でした。)

あるいは、相手に間違いを指摘され、クイックに訂正したいときにも使える。

"This is the list of our competitor countries."
(これが競合する「国」のリストです。)
"Countries?"
(えっ、「国」ですか?)(※ここで相手に指摘されて間違いに気づく)
"Oh, I meant to say, companies."(あっ、間違えた、「会社」です。)
"Oh, OK."(ああ、そうですか。)

応用編として、自分の伝えたかったことが正しく伝わっていないときは、"meant"を否定形で使って、こう言える。

"That is not what I meant."
(それは私が言いたかったことではありません。)

このように、"mean"や"meant"は、学校で習う和訳は、「意味する」というものだが、普段の会話では、「言いたかったことは、こうなのよ」というニュアンスで、気軽に使える。

ビジネスだけではなく、プライベートでも、あらゆるところで使えると思う。

ご参考になれば幸いです!

私の英語系の記事へは、以下のリンク集からどうぞ。

Kindleで出版中の私の電子書籍2冊(国際会議の英語と採用面接の英語についてのノウハウ本)も、よろしければ是非ご覧になってください。Kindle Unlimited対象です。

サポートをいただきましたら、他のnoterさんへのサポートの原資にしたいと思います。