一歩踏み出すのって、こわいね。
自分の世界に没頭してて気づいたら一人。
近くにいたお友達も別の子と遊んでる。あっちでもこっちでも楽しそうに遊んでる輪があるけど、どこに入っていけばいいかわからない。
一人で遊ぶのも飽きたから誰かと遊びたいけど、誰にどうやって声をかけたらいいんだろう。なかなか一言、一歩ふみだす勇気がでない。
保育園で遊ぶ娘を見学していたら、自分と同じところでつまずいてて涙でた。最近、行きたくないって駄々こねるのは、こういうことだったのかな。
面談で先生に「私にできることはないか」と相談した。声のかけかたを練習するとか、できることがあるのかなと思って。でも、先生の答えは違った。
園では先生たちが気持ちを汲んでフォローしてるから、おうちではしっかり保育園であったことをお話してればいい、と。
そうだよね。目の前にある石をつまずく前にすべて取り除くことはできないし、立ちはだかる壁の登り方をすべて教えることはできない。今はできたとしても、いつか自分の力で立ち向かっていかなきゃいけないんだから。
私にできるのは彼女を信じて見守ること。
声をかけられず、一人で遊ぶ気もしなくて、手持ち無沙汰に歩き回っている娘を見ていると、胸がキューっとして、何もできないのは苦しいけど。
でも、私が一生懸命になるべきなのは多分、彼女がハードルを超えることを手助けすることじゃない。
声をかけそびれて切ない思いをしたり、声をかけたけどうまく伝わらなくて恥ずかしい思いをしたり。それでも、閉じこもらずに、自分が一緒に何かしたいと思った人にはやっぱり勇気を出して声をかけてみる。それで、誰かと一緒に楽しい時間を過ごせる経験を、私も積む。
それが間接的に彼女へのエールになるのかもしれない。
ママも今、勇気が出ない。
私が面白いこととかすごいことができないから誰も振り向いてくれないのかな、挙動不審で声をかけるからひかれるのかなって、ずっと塞ぎ込んでた。ずっと一人で仕事してて、楽しそうに仕事してる人たちがうらやましいけど、なんていって輪に入っていったらいいのか分からなくって。
営業とか集客とか、ゆるく募集とか、とにかく人に関わっていくことが苦手なんだ。
だけど、、、ママもがんばるね。
もしもうまくいかなかったら、一緒に悲しもう。
もしも上手くいったら、がんばって声をかけてみる価値はあるよって、応援するね。