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右も左も分からない 広告担当者さんが 最初に知っておくこと

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先輩や上司、外注先、あえて誰も説明しないかもしれないけれど、最初に知っておきたかったことをお伝えします。
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広報の効果をどうやって測るかという話

広報の効果をどうやって測るかという話

広報の担当者なら必ずや気になる話で、
何時間でも?話せると思われるこのトピック。

最近、意識していたら、この手の情報があちこちから入ってきた。
そして、今も効果測定についての悩み相談を受けている。
私もどうにかして自分なりの一定の答えを出したいので、
調べたり考えたりしたことをここにまとめてみたい。

そもそも、どうやって計るのかが話題になるのは、
うまく測れないからだ。

「うまく」測れないの

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<おまけ>お客さんに、心の準備してもらってますか?

お店で店員さんに話しかけられたくない人って多いみたいですね。
この間、たまたま見たアンケート調査では「ショッピングなどで接客されたとき、どれくらい店員さんと話しますか?」というアンケートで、38%が「話しかけてほしくなくて消極的な態度をとる」、さらに14%が「消極的な態度をとる」と答えていました。

私も話しかけられるのは苦手です。
でも、店員さん全員がダメということではないんですよね。たまに話し

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広告の載せかたで信頼度が変わる?

広告主にとっての広告の分類のしかた、第2弾です。

世の中には広告があふれています。そのため広告されていることをそのまま文字通りに受け取ってくれないこともしばしばあります。

「内側から輝く美肌に」のようなコピーを半信半疑で見ることもあるでしょう。「この講座で変わりました」のような体験談をやらせと見るかもしれません。

この情報は信頼してもいいのかと判断するときに、人は情報の内容だけでなく出所も参

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広告は善でも悪でもない

そもそも広告って何のためにするのでしょうか。

それは、商品を買ってもらうためです。

イメージアップなどのブランド広告も最終的な目的はやはり商品を買ってもらうことです。

広告や宣伝というと、それだけで「中身がないのに売りつけようとする」「頼んでもないのに押し付ける」「その分、安くすればいいのに」など、ネガティブなイメージがあります。

実際、広告を受け取る消費者の立場に立つと、毎日とんでもない

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広告を載せる立場からみたメディアの分類

広告主の立場から見ると、メディア・媒体は広告を届けるための経路です。だから、どれがいちばん届きやすいかという視点から選ぶことになります。もちろん予算もあるので費用も考えます。

メディアの分類のしかたは色々ありますが、そういう意味ではまず、大まかにふた通りがあります。

広告枠を購入するpaid mediaと、自前で持つowned mediaです。

それぞれの特徴を考えてみましょう。

まずはP

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広告の費用対効果を聞かれて困ったら

「費用対効果はどうなの?」

右も左も分からない広告担当者さんにとって、上司のそんなひと言も困惑の種ではないでしょうか。

最初は発注するだけで精一杯、その後の効果まで考える余裕がないというのが実情だと思います。答えられない質問をされて、問いつめられているように感じる方もいるかもしれません。

でも、大丈夫。費用対効果という言葉の意味さえ理解すれば、「どうなの?」という問いかけにも自信を持って対応

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広告主が考えなければならない2つのこと

広告の仕事は2つの話が同時進行で進んでいきます。

「どこに載せるか」と「何を載せるか」です。

どちらも答えは無数にあります。
ですから、広告主が「ひとつ適当によろしく」と発注先に丸投げしてしまうと、話が進みません。

右も左も分からない担当者さんは、代理店や媒体、制作会社から指示をあおがれると困ってしまうかもしれません。でも、そんな時は相手も困っているのです。

では、「どこに載せるか」と「何

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広告を発注してから消費者に届くまで

右も左も分からない広告担当者が最初に困ること。

それは全体像が見えないことではないでしょうか。

広告を発注するには、広告をしてくれる人に、何を頼みたいのか説明する必要があります。

でも、自分でも全体がどうなっているか分からないのに、どうしてほしいかなんて説明できないですよね。

そこで、まずは広告をつくって出して見てもらうまでの一連の流れをつかむことをおススメします。

これを理解できれば、

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