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『食文化や歴史や現状研究して創り上げるスパイス料理の世界』【公式】料理研究家 指宿さゆり

Delicacies that continue to be perfected.

インネパでも本当に美味しいダルバートを
作れるお店は少ない。


食べ歩いた結果よくわかった。


そもそもインネパのスパイスカレー料理店の料理を作っている人は、別に料理のプロだからでもない。
出稼ぎをしなければならないほどネパールは仕事がありませんし、貧しいのであるのは間違いない国なのです。
日本の円で稼げば、自国にいる家族のために
頑張って仕事をしているのですから。仕事を選ぶなんて
考えがないほど国には仕事がないのです。外国労働が普通

ネパールの若い男性が日本に出稼ぎのため
日本で働く方法である専門学校へ入り、働くために日本に来日しているネパールの20歳男性。

あなたの将来の夢は?
と聞くと『将来?』全く夢というものを
もっていない。お金をいっぱい稼ぎたいと

未だ実際に存在する
カースト制で職種も限られてくる宗教でもあるということもある。まだまだ歴史も浅い技能実習生という形でブローカーにお金を払って日本で出稼ぎをする方法も確立されております。上に、日本での働くための機関として、『特殊技能』が必要であるのも
ネパールの人たちでした。
それも特殊技能というのは、
タンドールで焼く職人と言うこと。たったそれだけ。
もちろんインド全域でも同様であり、インドの中でもお超金持ちであれば、日本で住んでビジネスを展開していますね。布教活動としても、神戸北野にもあります。
もともとアッパークラスのインド人は、特殊技能を通さず日本に在住しています。そんなアッパー系は真珠貿易や他貿易、などで金儲けしておりますしね。+宗教

アッパークラスはまぁ少ないので、タンドールでの特殊技能が数年前まで多かった。
あとは労働者確保のためのアジア域で日本語学校(専門やIT含む)という名目で受け入れてお金を払わせた上で、労働を許可するものが広がったのもありますが。
ネパールは特に貧ですから、同じネパール人に仲介手数料を払い、日本や各国に労働をしに行った上でのインネパ料理店なのです。
昔からインネパのカレーはどうも美味しくないという感想が私にはございましたが。。。。。
スリランカや南インド料理でも際立って美味しいお店があるなと感じ(兵庫県ではしかも数店舗しか美味しいお店は存在していません。)

そこから辛さとスパイスの料理にどっぷりハマったのが10年以上前。

スパイスといえばヨーロッパやアメリカ料理などでしたが、
インドアジアなどを含む料理を研究し始めました。

食べ歩いて
私自身が研究して作り出すスパイス料理で、美味しくないお店がはっきりと分かりましたし。。。。
もっと美味しくできるんだと考え.

料理研究家としての食材を選ぶ知識や調理の工夫、経験や実績、そして日本人の豊かな味覚などを発揮することで
実に美味しいスパイス料理を確立しています。
そしてそれは日々進化する。

なので、美味しくないダルバートにも
多く遭遇しており、
たった、
たった、二件しか美味しいと思えるお店しかありません。

そもそもダルバートは
ネパールの漬物と味噌汁であるダルスープ、スパイスの炒め物などで構成されている家庭料理です。
庶民のお料理なのです。
日本ではそれにプラスネパールのおかずが増えていたりと。まかない料理の一つ。

それを私なりの創り上げると
おもてなし料理の域になると言うこと。

今ではダルバートひとつの
構成の中身が理解でき、ミールスやスリランカのプレートも理解できることでさらなるスパイス料理の奥行きを出すことができるほどに。

スパイス料理でもこの素材でやっぱり作って出てきた料理は、いくら超有名店と言われるスパイスカレーのお店でも残念なものは残念なのです。

スパイスを手料理を通して
知ってもらえたら嬉しいです。
作れないものをいただくのは
とても得した気分ですよね。
けれど作れるようになれば、本当のおいしさを理解できるのです。

口コミを研究対象として
調べますが、味について書けている人は本当にいません。
そして雑誌の料理教室の先生ですら、スパイスカレーのレシピを出版元から依頼されているくせに、まったくもってスパイスカレーを理解できておらず、どっかの情報でなんとかレシピを作り上げている『猿マネ』なのですから。

お店の日本人スパイスカレーの人の方が、料理も素晴らしいのです。

といえども、我が家の特別なスパイスカレー料理、レシピは
本格中の本格で、経験と知識ある日本人だからこそ仕上がる特別なおいしさ。
私の料理教室のみ手に入れることができるレシピだけです。

あまりにも勿体無いので一般公開はしません。
振り返れば相当、時間もかけて色々食べ歩き、スパイスを大量にお金をかけ仕入れて、さらに多くの品質の良い食材を仕入れ、作っては、研究し、また気に入ったお店を見つけては、何度も足を運んで。。。
お店ごとの味のレベルの違いをしっかりと研究したりと。
コスト計算も主人とやっておりますが(笑)

ダルバートひとつでも最上級の美味しさを実現。

本当の美味しさって
味覚のバランスあってこそなのですから。
と言うお話。

料理研究家 指宿さゆり

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