性的被害の対策などなど
まず最初に暴行にも警察の世話にもならないことが一番です。
●対策方法として
1.最低限相手の電話番号を控えましょう。
名前も一筆もらえるとよいです。抑止力にもなりますし、トラブルがあった際に一番迅速に相手に一報してくれたり、警察や弁護士が動いてくれます。LINEでは駄目です、情報の引き出しにかなりの日数と手間がかかります。嘘の番号を使われることもあるのでその場で携帯を鳴らすなどをするとよいと思われます。
▼撮影前の一筆用に作った物です。よかったら参考にするなり、ご自由に印刷してお使い下さい。
ここから本題です。
実際への警察の頼り方になります。当方強制わいせつ経験者ですが警察に行くのは相当の決意と負担がかかります。さらに言えば直後でここに記載する行動をとることはかなり心理的に難しいですが、せめてでも参考になればと思い記載させて頂きます。
●実際受けた際の心理状態
ほぼ初対面の人に自室で襲われましたが、もうパニックです。(この人何してるの!?怖い!!やめてと言ってるのにどうして触るのやめてくれないの!?話通じない逃げたい!!)という感情でいっぱいでしたが、力一杯馬乗りになられ、もはや恐怖で笑えてくる始末でした。
同時に相手の機嫌を損ねる恐怖も襲ってきました。
これがかなりネックで、これのせいですべての行動があべこべになりました。なります。笑っちゃったり、相手を褒めに言ってしまったり、ただしこれはすべて恐怖からの行動でした。その後なんとか話題をそらしたりしながら同居人が帰ってきたのでなんとかなりました。
●被害後の心理状態
なんて馬鹿なんだ自分は、と自己嫌悪と自分を責める状態になります。さらに自分の場合は「男性(ゲイだと詐称していた)を家に上げるなんて信じられない馬鹿なやつ」と近親者になじられました。そのせいで完全に油断して男性を家に上げた自分が悪いんだ、と思い込む原因でした。
しかしその後、同じ男性から多数の女の子がセクハラ、強制わいせつを受けていることが発覚しました。
さらになぜか支持する人もいた(?)らしく、SNS上で注意喚起したところ何名かの女性が手を上げました。
それを受け、「これは本当にまずいやつだ。警察に行こう…」と某警察署に行ったという経緯があります。それを踏まえてスムーズに行く警察の頼り方をご紹介いたします。
●なるべく早く警察に行くこと
犯行現場がもっとも良いです。トイレに行きたい!といってスマホを持って逃げ込み警察を呼ぶのもありです。(これはそうするべきだったと私が一番後悔したことです)日が空けば空くほど警察の対応はおざなりになります。
●日が経ってしまった場合
上記に記載したとおりの心理状況的に私はとてもすぐ警察に行ける状態ではありませんでした。もし思い立った場合に用意すべきものを記載します
・まず近場の警察署へ届け出る
交番、電話相談は相手にされませんでした。警察署に電話をし、「性被害に遭ったので被害届を出したいです。」とアポを取りましょう。
用意すべきもの
・相手とのやりとりの履歴、LINE、Twitter、証拠になり得るすべての文章のコピー、プリントアウトしないと証拠として受理されません。
・かなり細かくその日の一日の行動を記載した物、つらい話、何時何分に、どこで、何をどうされたかを事細かに聞かれます。体制やどの部分をどう触られたとかも聞かれます。すべて紙に書いてから提出するのがスムーズだと思われます。
・同じ人物に被害を被った人、事情を知る友人がいると心強いです。悪質と判断できる材料が多いほど警察の動きが速くなります。
ちなみに住所、名前、電話番号、または居所が分かっていると最短で警察は即日事情聴取に動いてくれます。
本当にざっくりですがこれだけ念頭に置いておくと全然違う対応ができると思いますので、心から皆様の御安全をお祈り申し上げます。
なにか質問がございましたらお気軽に早百合までどうぞ。
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