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なんか見てらんない2人の幸せを永遠にお祈りしてしまう

昨年放送されたおっさんずラ…え…昨年…?
昨年って2019年…?
もう最終回放送日から1ヶ月経ってるの…?年跨いでるの…?
え…?32日…?32日って何日…?

意味がわかりません。
なぜなら32日間わたしは1日たりともこのドラマのキャラクターたちの幸せを祈らずにいられた日がないからです。これまで人の幸せを32日間毎日祈ったことないんですけどこわ。

前作も大好きでした。映画も何回も見ました。


でも、

四宮要さんと成瀬竜さんという人間の幸せを祈ってやまないんですよね。マジで。

今までこんなことはなかったので、
なんでこうもこの2人のことを考えてしまうのか考えました。今の段階で要素として色濃いのは下記3点。

1、いそう
2、見てらんない
3、不安定(≒2)

ちなみに、このドラマではもう2組カップル(って今もいいます?あってますか日本語)が爆誕するわけなのですが、彼ら彼女らは2、3の質量が少なめなのかなと個人的には感じました。
きっと今頃幸せに暮らしちゃってるんだろうなあ、ニヤニヤ、みたいな。いい意味での安心感がある。

それに対して四宮要と成瀬竜はどうですか。

ないですよね安心感。それがいい。(?)

まず1、ですが、いそう(いそうとかじゃないんだよ、いるんだよ彼は)ではないことは重々承知しているんですが、(いやいそうとかじゃなくているんだけどね)
役者さん個人のキャラがいい仕事したんじゃないかなと思っています。戸次さんの残念キャラとか、千葉くんの飾らない感じとか。

わたしは勝手に、役者さんはキャラクターを演じるプレイヤーであって、「キャラクター→役者」への投影や幻想を抱くのはタブーだと思っている(仕事だし)タチなのですが、
その逆は大いにありなんじゃないのかなと思うんですよね。それこそ、その人がやることに意味がありまくり。仕事の意義ありまくり。戸次重幸が四宮要を演じた意義ありまくり。千葉雄大が成瀬竜演じた意義ありまくり。いい仕事しすぎ。職人かい。 
この役者2人のキャラがいそう、感を出してしまったんだな(褒めてる)

というかさっきからいそういそうって言ってますけどいるんだから、いるんです、はい。

2、見てらんない
これは言わずもがなですね。(?)
成瀬くんが四宮さんをいいと思う理由。
則ちわたしが2人をいいと思う理由。
[証明終わり]

3、不安定
前作(?)は盛大なハッピーエンド(見ようによりますが)だったわけですが、
今回はみんな前よりもふんわりとした関係性でドラマは幕を閉じました。ん?みたいなところがあった。それがよかった。
結局人間は余白が好き。想像の余地が無限。夢が無限。
どうとでも転びある危うさがいい。幸せを祈らずにいられない。
正直、視聴直後はツッコミどころ多くない?!とドギマギした自分もいましたが、ツッコミどころのない脚本に仕上げられたしまっていたら想像の余地がなかった。夢も無限にならなかった。ありがとうツッコミどころ。

このドラマ、いろいろな意見が狭いネットの海にも転がっていましたが、
なんだかんだでこれだけ多くの人が目を離せなかったという事実は確かにあるんですよね。
みんな無関心にはなれなかった。
なんか見てらんなかったんですよね。きっと。
僕らは形はどうあれみんな愛でつながっているんだよ。そんなことを教えてくれたドラマなのかもしれない。全て愛なのだと……。愛は最高。

あ、最初に気が動転してタイトル言ってなかったです。
おっさんずラブ in the sky、というドラマです。DVD発売は4月15日!!!!!!!!!!!愛の発売は4月15日!!!!!!!!!!

あー、今日も四宮要さんと成瀬竜さん幸せに暮らしてるかな…喧嘩とかしてないかな…しててもいいよ…仲なおしてるといいな…。


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