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嫁姑問題|ネット界隈で言われている同居のメリットとかけ離れた現実とは

ここでいう完全同居率とは、旦那さん、
または、奥さんの親と玄関もトイレもお風呂も
台所もすべて一緒の家に住む形態のことについてで、
二世帯住宅は別にしています。

完全同居率は世の中の約10%らしい。

世の中のお嫁さんの9割は同じ家の中に、
義理の親がいない空間に暮らせているなんて、
うらやましい…( ;∀;)

私の場合は姑との完全同居です。

そして、ネット界隈で世間一般的に言われてる、

同居の3つのメリットに対し、
その現実を実際の経験をもとに私個人の
「独断と偏見」でお伝えしたいと思います。

これから同居する予定のある人は、
参考にしてみて下さい。

①経済的負担が減る

これは一緒に住む義親によりますが…。

旦那さんの実家に入れば家賃はかからない
場合が多いです。

そして生活費をいくらか出してくれれば、
なおのこと経済負担は減ります。

実際によく聞くのが、光熱費は親、食費などは
子どもが出すというやり方もありますが、

私の知り合いは夏にすぐエアコンをつけると
ブツブツ言われてしまうなどの苦労もあるようです。

私の場合はリフォームなし築30年以上
の主人の実家に入りました。

住宅ローンもすでに終わっていたので、
家賃はありませんでした。

同居する前は生活費5万円出すから
と、私たち夫婦の前で言っていた姑は、

同居初日、私にやっぱり生活費は出せない。
と言ってきました。

当時、姑はまだ現役で働いていました。

それからというもの姑からは。
「家賃がなくて楽でしょ」
「得したわね」

と恩着せがましく言われる毎日。

築30年の家に3世帯住む窮屈さ、
マンションから一軒家に引っ越したので、
跳ね上がる光熱費と食費。

そして、旦那の実家は便の悪いところ
だったので車を追加で1台購入。

子どもを保育園に預け働いていた私は、
同居のため勤務地が遠くなり会社を退社。

旦那1人稼ぎになりました。

我が家の場合は経済的負担が
増えたことになります。

②育児協力が得られる

育児協力が得られるところでは、
確かに期待していたところはあります。

が、現実はそう甘くはありません。

同居して3年たったころ旦那の仕事の都合で、
他県に引っ越すことになり

姑は仕事を辞め一緒についてくることに。
(もちろん他県に引っ越したので家賃は発生しています)

仕事を辞めて一緒についてきた姑は、
家に入ることになり、

その代わり私は仕事を見つけ外に
働きに出ることになったのですが、

当時の子どもの年齢は
小1、年少、8か月。

さすがに3人見るのはキツイとの
ことだったので下の子二人は保育園に。

小1は学童ではなく、
家で見てほしいとお願いしましたが、

大変だから学童に入れてくれないかとのこと。

正直「はっ!?家にいるのに!?」と思いました。
しかもまだ姑は当時50代後半。

当然、家に元気なおばあちゃんがいると
学童に入れないので、娘は学童に入れず
放課後はおばあちゃんに見て
もらうことになりましたが、

「学童代かからなくてよかったわね~」
「いうこと聞かないからホントに大変なのよ」
「どこにも出かけられない」

など言われ、

保育園児が熱を出したときなど、
何度かお願いしたこともありましたが

そのたびに、
ぶつぶつ文句を言われていました。

実際のところ、
ホントに難しいんです。

家におばあちゃんがいてくれると
助かるわね~。うらやましい。

いちばん言われたくない言葉だった。

そんなこと言ってくるママさんたちに
「なんなら変わろうか?」
と言うと、ムリムリと笑っている。

こちらは笑い事ではないのだ。

③家事分担ができる

これもホントに難しい。

家事分担については同居当初、
私は仕事を辞めて家庭に入り、

姑は仕事をしていましたので、
基本家のことは私がやるということで
話が付いていた「はず」なんですが、

同居した途端「洗濯は譲らない」
と言い出して、

あっけにとられた思い出があります。

引っ越してからは、私が外に働きに出て
姑が家に入ったので、

夕飯の支度は姑がすることに…。

それはそれで、

「大変だ」
「夏は暑くて作ってられない」
「夕飯を作らなきゃいけないから
どこにも出かけられない」
「もっと簡単にできる材料を買ってきてくれないと困る」

など文句ばかり言う。
しかも、どこにも出かけねーだろっ!
って言いたくなるくらい、
地縛霊のようにリビングに居座っているくせに。

ある時期から夕飯の支度は
すべて私がしています。

どんなに残業で帰りが遅くてもです。

買い物についても、
サランラップすら買い足してくれません。

ホントに同居って大変なのです。

まとめ

一般的に言われている同居のメリットは、
実際に同居している者からしてみれば、
「キレイゴト」にしか聞こえないんです。

そこには計り知れない同居の苦労があります。

他人だった夫と暮らすのだって大変なのに、
その親と暮らすのなんて本当に大変です。

これから同居する予定がある人は、
あまり期待しないことが重要です。

そして、同居する前の決め事は旦那さんも
含めきちんと事前に話し合うことが大切です。

ご両親がまだ元気だったり、
自分たちが経済的にも自立できているのであれば、

わざわざ同居する必要はないのでは?とも思います。

ぜひ、参考にしてみてください(^^)/~~~

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