小6息子と観た映画「グリーンブック」と、中1息子と考える「SDGs目標10」

中学一年生の息子は、学校の総合的な学習で「SDGs 持続可能な開発目標」を学んでいる。先日、三者面談で訪れた校舎の昇降口に「SDGsの17のゴール」ポスターが貼られていた。

再びニュースで話題になっている差別の問題。SDGsの目標10「人や国の不平等をなくそう」について語り合った。

昨年の春、当時小学6年生だった息子と観た、天才黒人ピアニストの映画「グリーンブック」ついても話題になる。

グリーンブックとは、1936年から1966年までヴィクター・H・グリーンにより毎年出版された黒人が利用可能な施設を記した旅行ガイドブック
「グリーンブック」公式サイトより

こちらの映画は、
1962年のアメリカが舞台

黒人ジャズピアニスト(ドクター)が、無職になってしまったイタリア系白人運転手(トニー)と、人種差別が色濃く残る、アメリカ南部にコンサートツアーへ。

こちらの映画は、裕福な黒人と貧困な白人で、さらに、複雑に人種問題が絡む。

ドクターは理不尽な差別を受ける。
トニーも偏見をもっていたが、徐々に友情が芽生える。
2人の掛け合いはユーモアを交えていて、ラストは爽やか。

小学生だった息子は、理不尽なシーンに怒っていた。
なんであんな事するのと。
いじめをなくそうとか、みんなで仲良くとか、大人は言っているのにと。

小学校では、アメリカの歴史を学ぶ授業がないので、少し歴史的背景を話しておくと、映画も理解しやすいかもしれません。(奴隷制度とか)

難しい問題なのですが、映画で考えるキッカケになると思うので、ぜひ親子で観てみてください。

私もSDGs目標10について、さらに身近な偏見や差別はないだろうか考えてみようと思います。

☆グリーンブック公式サイト

☆SDGs(外務省ホームページ)

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