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失恋後、連絡をとっていた男がマルチ商法をやっていたぽかった話

失恋して2人目に出会った、と言うか連絡を取っているだけですが、その男性の話をしていきたいと思います。今回は落ち込んだnoteにならないはず。

彼の連絡先をもらう経緯は割愛しますが、お互い出会い目的ではなく「中学の時の元カノに10年以上未練がある男」と「元彼に未練がある女」の交わらない2人が、面白いってだけで時々電話をする仲になりました。

彼は工場勤務で1歳上、私が今まで出会った男性にはいないタイプですが、ほとんど歳も変わらないし話の波長は合うのでお互い苦はなく話をしていました。

どんな感じかというと

とか

(ここに返信はなかったので「まだ私の話のレベルについてこれていないな」とは思いましたけど目をつぶりました。)

と言った感じで、私が友達とLINEをするノリで返していても大丈夫な彼は楽なタイプでした。

彼も彼で
「勝手に先輩が女の子に俺のLINE渡してて、適当に返してたら、その子から直々に電話がかかってきてブチギレられた。「短気は損気」だよって返したら、またブチギレられた。意味わかんねぇよ。」
と、言っていたので多分なかなか変わったやつではある。

こんな感じで、日々なにがあるわけでもなく、ただ暇つぶしに話していたある日私は何気なく彼に

「仕事ない日は、なにしてるの?」

と質問してみた。彼は

「営業してる。化粧品の。」

「化粧品の営業?」

「そう、化粧品売るの。」

ん?

「どうやって売るの?女性って決まったブランドとかあったりするから難しくない?」

「喫茶店とかで営業するの。アポ取れたから明日も午後から営業してくる。」

んん?
なんか怪しい。

「へぇ〜そうなんだ。大変だね。」

「工場だと人と話さなすぎるから、営業でコミュ力上げようと思って。」

そんな事あるか?営業でコミュ力あげる?コミュ力高い人が営業するんじゃないのか?ん?違うか?にしてもコミュ力低いから営業やる、は1ステップどころか3ステップくらい飛ばしていないか?

沢山の?マークが浮かびながらも、別に彼に干渉する気もないためそれ以上聞くこともなかった。


そんな折に、友達からこんなラインが入った。
彼女の男友達がいきなり福岡に行ったという旨の話だった。

ん?
んん?
んんん?
なんだこの胸騒ぎは。

工場勤務ってだけの共通点しか今のところないのに、胸騒ぎが止まらない。女の勘は大抵当たる。それも悪い方向に大抵当たる。

私はこの子に

「ねぇ、化粧品の営業されて買った事ある?」

と聞いてみた。

「ないよ。調べて買いに行くよ。」

「だよねぇ。化粧品の営業してる人周りにいる?」

「は?化粧品の営業?それ契約してもらうやつでしょ。」

「なんか、アポ取って喫茶店とかで説明して売るらしい。」

「マルチじゃん。」

「色々売り込まなきゃって言ってた。」

「マルチじゃん。」

「道とかネットで声かけて、アポと「マルチじゃん」


マルチじゃん!!!!!!!!!!!


クッッッソ。何で私が話の波長が合う男にロクな男
がいないんだ。わけわからん。
彼が好きとか好きじゃないとか、そういう話じゃないから良いけど、これもし私が「好きかも...」なんて思っていたらどうしてくれるのか。

女癖悪いどころの話じゃない。

私を勧誘するわけでもなく、私に利害がないから黙っているが、普通に怖い。

「今日も化粧品売ってきた〜」

なんてLINEが来ようもんなら

「マルチじゃねぇかそれ」

と言いたい気持ちを押し殺して

「おつかれ〜」

くらいには返せるように準備しておくが、やっぱりなんとも言えない気持ちになる。

商品がある状態で行うから一応犯罪ではないらしいけど、紙一重のところでお金稼ぎしてる危うさが怖すぎる。

こんな事は私のネタの1つに消化しないとやってられないので、今後も話していきたいと思うが、私がやばい女だと思うわれるのも紙一重なので、そこは慎重にいきたいです。




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