さよママ@小児科医
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自己紹介 [小児科医]×[睡眠コンサルタント]×[2児ママ]
はじめまして!
小児科医ママ・白井 沙良子(しらい さよこ)です。
2人の息子(6歳&4歳)を育てるかたわら、
主に3つのお仕事をしています。
医師として、病院やクリニックで働くだけでは、
医学についての適切な情報が、十分に伝えきれない。
そんな思いで、診療以外のお仕事をはじめました。
そして、さらに多くの方々に届けたい思いで、
noteをはじめました。
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子育ての不
[小児科医ママが解説] 不登校で「受診する」と、良いこと3つ。
入学準備で大事なのって、「不登校に対する心構え」じゃない?
っていうnoteを書きました。
では実際に不登校になったとき、どんな対応が正解なのか。
そもそも正解のない問いではありますが、
今回は一小児科医として、
を紹介します。
※ 末尾でも触れていますが、こうした対応をしてくれるかどうかは、医療機関・医師によってケースバイケースです。実際に受診する場合は、あらかじめ医療機関に直接確認さ
[小児科医ママ] 本当に必要な入学準備は「不登校」への心構え。
入学準備は「ひきざん」思考で。
「やらないことを決める」のが大事だよねという話を書きました。
長男が小学校に入学して2ヶ月強。
入学前に、逆に「意識してやっていたこと」が2つありました。
(1)「いつか不登校になる」と心がまえをしておく
入学前から、不登校の心配かい!
って感じかもしれませんが、
小児科医として不登校のお子さんをみているので、
全く他人事ではありません。
というか、医学的
[小児科医ママ] 入学準備は「たしざん」ではなく「ひきざん」で考える
のが良いと思うんですよ。
長男が今春、小学生になり、2ヶ月近くが経ちました。
小学校に入る前は…
などなど、色々と不安でした。
不安になって、いやがる長男にZ会をやらせていた時期もありました。
が。
入学2ヶ月。
親の不安はすべて覆されました。笑
就学前の早期教育については、
必ずしも効果がない・むしろ逆効果の可能性もあることはこちら(↓)の本でも紹介されていますが、
[小児科医ママが解説] 虫さされ、熱中症対策。夏の赤ちゃんケア。
イオン&babycoさんコラボの インスタLIVE にて、
「夏に気になる 赤ちゃんケア」をお話ししてきました!
1つめのテーマは、虫さされ。
こんなに赤く腫れて、大丈夫?蚊のアレルギーじゃない?
正しいホームケアは?
受診したほうがいい目安は?
2つめは、熱中症対策。
どんな水分を、どれくらい取ったらいい?
飲んでくれないときは、どうする?!
受診の目安は?
リスナーの質問コメントにも
[小児科医ママが解説] こんなに風邪ひいてるの、うちの子だけ...?
じゃありません!大丈夫です!
というお話をします。
ニュースでも見かけるとおり、
お子さんの様々な感染症が、
爆発的に増えています。
コロナで消毒、マスク…
とやっていた間は、
「冬なのにインフルエンザがほぼ0件」など、
ありえないくらい、感染症が抑制されていました。
が、5類移行など感染対策の解禁にともなって、
逆に、今度はありえないくらい爆発的に感染症が増えています。
私が小児科医
[小児科医ママ] そろそろ「自己肯定感」に飽きてきた
感じがしませんか?笑
子育て本を見渡せば、「自己肯定感」の嵐。
Amazonで軽く検索しただけでも、数十冊は見つかりますよね。
もちろん、小児科医として、母親として(長男6歳&次男4歳)、
「自己肯定感」が大事であることは納得しています。
ただし、最近あまりに「自己肯定感」がフィーチャーされているあまり、
だな、と思って、ちょっと違和感をおぼえます。
たとえば先日みたセミナーでも、保護者
[小児科医ママが解説] おまたを触ってる?!そんなときこそ「ただしい性教育」のチャンス!
1〜2歳をすぎてくると、
男の子では
女の子でも
こんな相談をいただくことがあります。
しかし医学的・発達心理学的には、
お子さんがこうした「マスターベーション」「自慰行為」を行うことは、
全く異常ではありません。
米国小児科学会のHPにも"normal behavior"、つまり正常ですよ、という記載があります。
お子さん全体の何%に幼児自慰が見られるかは、はっきりとした統計がありま
[小児科医ママ] 「モンテッソーリ」とか、そういうのに、こだわらないほうがいい
んじゃないかな?っていう話です。
躍進をつづける 藤井聡太さん が通った幼稚園も、モンテッソーリということで、近年ますます注目を浴びているように思います。
東京23区だけでも、「モンテッソーリ」をかかげている幼稚園は、こんなにあるんですね。
たしかにモンテッソーリのメソッドは、女医が創始者であることもあって、子どもの心理学的・医学的な観点からみても、望ましいアプローチばかりです。
…となる
[小児科医ママ] 子どもに、公文(くもん)をやらせない理由。
みーんなやってる、公文式。
…って言っていいんじゃないか、ってくらい、
夕方、お迎えタイムになると
と書いたカバンをしょった子どもや、
カバンを持ってお迎えに行くママたちを見かけます。
4月に長男が小学生になり、小学校帰りにも、
公文に行ってる子がいるようです。
我が家はもう一人、4歳の次男もいますが、
二人とも、公文をやった経験はないですし、
今後もしない、と決めています。
単純に、私
[小児科医ママが解説] 子どもが食べてくれない!そんなときの、対策3つ。
離乳食や幼児食。
ご飯って毎日おとずれるタスクなので、
悩みが尽きませんよね。
乳幼児健診などでも、ご相談を多くいただきます。
今日は、お子さんが食べてくれない!そんなときの、対策を3つご紹介します。
(なお、普段はなるべく医学的な根拠に基づいて執筆することが多いですが、今回はテーマ上、私が小児科医として・母として、他の親御さんから伺った体験談など、経験を主とした記載になっていることを、ご
[小児科医ママ] 学校「以外」の学童にした理由。
長男が、小学1年生になりました。
公立小学校なので、併設の学童があります。
たぶん、学童を利用しているお子さんの50%以上は、
この併設の学童、いわゆる「学校の学童」を使ってます。
私も、両親そろってフルタイム勤務のため、
はじめは「学校の学童」を使うことを考えていました。
が。
最終的に、今は学校から徒歩5分ほどの、
民間の会社が運営する学童に行っています。
なぜ学校「以外」の学童に