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島国の独特の進化

【手洗い鉢の裏の顔!?】

鍼灸師の先生とTwitterで目にした記事の話になった。
「日本は島国だから疫病が蔓延すると滅びてしまう。なので、独自の感染拡大を防ぐ方法があったのでは?」という話。

参拝に行くと必ず手洗い鉢で左手を洗い、右手を洗い、口を漱ぎ、最後に柄杓を縦にして柄を漱ぐ。自分の中では「身を清める」という以外の何物でもなかった。しかし、拝殿に下がっている鈴緒には必ず参拝者全員が触るわけだから、これでは感染リレーになってしまう。表向きは「身を清める」だけど裏の顔は「感染予防」!? 眼から鱗だった・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 

科学が発達していない時代には「疫病が怖いから手を洗いなさい」より「ちゃんと体を清めないと〜罰さぁ当たる」なんだろうなー。だって、豊作かどうかなんて神さまの言うとおりだったもんね。

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【忌引きで欠席します】

忌引きで欠席。でも欠席扱いしない。当時の自分は使ったことがないから子供の頃は羨ましく思えたっけw
「忌引き」(きびき)「忌中」(きちゅう)「忌明け」(きあけ)
「忌引き」→家に慎みこもること
「忌中」→こもっている最中(死の穢れがついてる期間←スゴイ言い方( ̄▽ ̄;))
「忌明け」→外に出ていいよー
とあるが、家族に死者が出た場合は感染している確率が高いので、ある意味隔離処置という訳だ。なるほどねー。

「忌明け」は49日間…7週間ってことなので、四十九日法要終了後の50日目に晴れて外に出られることになる。これが「感染してませんでしたよー」って目安だったわけね。神道の神式では五十日祭、キリスト教も五十日祭があるんだって。ある意味7週間は隔離の目安になるのかもなー。

そーいえば、最近あまり見かけないけど「忌中」って紙下げてる家、昔はあったよね?(不幸によって通常よりも邪気などの悪いものがよ寄って来やすくなる期間←これまたスゴイ言い方だ( ̄▽ ̄;))大昔はそれが大事な目印だったのねー、「今、この家には近づいちゃダメだぞ」って言う。やはり科学が進歩していない時代は宗教的表現の方が効果ありそーだし。「日本むかしばなし」に出てくるような偉い旅人のお坊さんが教えてくれたのかもなー。例えば空海みたいな。。。
古からある独特の日本文化は、科学的根拠と合致すれば独自の生活様式になりそうだし、独自の感染拡大防止になりそうな気がしなくもないな←根拠ないけどw


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【受け継がれてる血】

子供の頃、まわりの大人に叱られたことと言えば、食い箸は使わない←使ってた。大きな声では話さない←話してた。食事は黙って食べなさい←よく怒られた、などなど。なんで食事を楽しくしてはいけないのか、当時謎だったけどねw これもある意味、感染予防だったんだねー。意味は分からなくてもDNAが記憶してる、みたいなところがあるのかもしれない。だって当時の大人に「なんで?」と聞いても答えてくれなさそーだしw

日本はハグの習慣もなければ、握手の習慣もない(←元々どちらも苦手だけど。間合いを詰められるのも苦手だし、1人でいる時が1番リラックスできるし)世界から見ても日本人は瞑想が上手だと聞いたことがある。座禅の文化があるからかもしれないね。もしかしたら日本人は、孤独な時間の使い方が上手かもしれない。○○道なんて孤独との戦いみたいなとこない?←思い込み? 

宗教的な意味もあれば、自分の身は自分で守ると言う実践的なことも含めて、昔からある日本独自の生活スタイルを見つめ直すのも良いかも。実は日本人にはそんな血が太鼓の昔から脈々と受け継がれていて、案外しっくりくるかもしれない。


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