彩られた未来
未来のことは誰にもわからないけれど、今日は今のわたしが望む未来をよりはっきりと描くことができた。それはもしかしたら見当違いかもしれないし、進んでいくうちに形を変えるものかもしれない。
それでも、ずっと抱えていた迷い(漠然としたイメージで未来を捉えていたため、この道で合っている気はするけれど、目的地までどのような手段で行けばいいのか?に迷いがあるような感覚)が消え、今の自分を信じられることに喜びを感じている。
振り返ると、迷いが消えた過程に起きた出来事のひとつひとつに、まるで試されているような日々であった。この一年で学んできた分野それぞれから次のステップへ進む道を示されたのだ。
その上で今のわたしは、目の前の道を進む選択をしたのだが、きっと次はひとつの未来を選ぶのだろう。
次のステップを示されたときに、わたしが本当にありたい姿を考えた。精神性を学ぶのか、セラピストの道を進むのか、コーチングを選ぶのか。根底の思いが同じであるが故に、悩んで選びきれなかったのだ。
そこでもう一度『本当のわたしはどうありたいのか?』と、自分自身に問いかけた。このタイミングがちょうど、突然の不調で寝込んでいた時のことなのだが、回復してきた今、あの不調は、自分自身が悲しみに呑まれたときに、“なにを一番に望むのか?”を教えてくれた気がする。
わたしは、たくさんのものを一度に抱え切れるほど器用な人間ではないから、なにかひとつだけ愛するとしたら、一体何を選ぶのか。
そこで出会った気持ちは、3年前から変わっていなかった。
あのときのわたしがどこかの誰かに助けてもらったように、この苦しみがいつかなにかの役に立ちますように。
わたしはコーチングを主体に、でもコーチングというものに囚われず、もっと親しみやすい形を創りたいと思う。まるで海川の水が地球全体を包み込むように滑らかに、カフェで一息つくかのように気軽に、お洒落を楽しむように身近に。
それがわたしが望む世界の変化、わたしがなりたい姿だ。
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