重要じゃないところに注目する初心者~成長を早めるために意識すること~

大学時代に部の後輩にC++を教える機会がありました。そこで質問されたときに、こういう人は成長が遅くなるなと感じる人を振り返って書いていきます。

重要でないことを気になって先に進めない初学者

僕は、初心者がなかなか先へ進めない原因は重要でないことを気にしているからだと感じています。そう考えるに至った体験を紹介します。ある日、C言語の環境構築でわからないところがありますと言ってきた後輩がいました。ひとまず、こうやってやるんだよと手順を示しながら教えていたら、どうやら、やり方は分かっていたようですんなりできました。しかし、何かに悩んでいる様子で、どこがわからないの?と聞いたらmain関数の引数でvoidだったりint argcだったりするのがよくわからないと言われました。わかっている身からすると、「その部分は今回と直接関係ないからとりあえず無視してprintf()の部分を学んで!」と思いました。このように、プログラミング初心者にはあまり重要じゃないことが気になって先に進めなくなっている人が結構います。これが講義形式の場合は重要な部分を教えてくれれるので余計なところに時間を使うことが無いのですが、独学の場合は何が重要かわからないので特にハマりやすいです。そのため、初心者に意識してほしいことは、わからないところ、謎な部分があってもとりあえず先に進むことです。なぜなら後から学ぶ知識を使えば簡単に理解できることが多いからです。そのため、今の学習内容と直接関係のない部分はとりあえず無視して先に進みましょう。僕の経験から言うと、頭の片隅においておけば、日々学習した断片的な情報がつなぎ合わさってふとわかることが多いです。もしくは、解説記事を偶々見つけてなるほどーとなります。

まとめ

今回は初心者が陥りがちな問題について僕の考えを書きました。初心者が重要ではないことに時間を使わないためには、わからないところはとりあえず頭の片隅において気にしないことにしましょうということでした。最初は飛ばして大丈夫なのと心配になるかもしれませんが、あとから簡単に理解できるようになる経験を重ねていくうちに普通に飛ばせるようになっていきます。

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