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十年選手

 タイトルのとおり、2020年5月でライターを始めて10年経ちました。厳密に言うと5月6日なんであと6日くらいあるんですけど、その時のことについてはワンタンマガジンで不定期連載しているエッセイで書いています↓↓

 本当にしんどいことがたくさんあった10年でした。何度も辞めるしかないと思いましたし、何度も精神をえぐられる経験をしました。元○○編集部という肩書きがなく、確実にお仕事をいただける保証があるわけではなく、なんの後ろ盾もない女のわたしがフリーランスで活動をしていくのは、なかなか困難も多いです。

 書ける場所が増えないので、経験を増やすために2014年11月にワンタンマガジンを立ち上げました。ワンタンの運営もひとりで手探りして、めちゃくちゃ一生懸命だったぶん、めっちゃいろいろしくじったな……。心底反省しています。

 ライターで稼げない期間が長く、2016年10月までは早朝の売店アルバイトと在宅の文字校正アルバイトをしていました。この期間を思い出すだけで涙が出てくる。でもそんなつらいなかでも続けてこれたのは、キャリアも肩書きもないわたしの仕事を認めてくださった方々のおかげでした。そのへんについてはこちらにて↓↓

 今年の2月くらいまでは「もうすぐライター10周年だ~! うおおおおお」と思ってたけど、実際10周年を迎えてみると、高浜虚子の「去年今年貫く棒の如きもの」みたいなモードやったりしますね。10年を思い返すよりは、これからどうするべきかという考えしかあんまりないかも。まあ、この10年つらいことが多かった&この先にハイパー不安があるからかもしれませんが……笑

 いつも記事を読んでくださる皆様、お世話になっている関係者の皆様、本当にありがとうございます。音楽やそのアーティストのファンの方々だけでなく、音楽に興味がない人も、そのアーティストに興味のない人も、するっと入っていけて楽しめる、あわよくば「その発想はなかったわ」と思っていただけるような文章を書けたらなと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございます。