見出し画像

ネンイチ。上司との面談。

年に一回、上司と一対一で「職員の発展 に関する面談」なるものがある。私の職場は春に行われる。来年度のクラス希望、今後力を入れたい分野や業務、研修や資格取得の希望、クラスや職場全体への意見や業務上の悩みを伝えたり、上司からフィードバックをもらう場。デンマーク語では、"Medarbejders udviklings samtale" 略して"MUS"(ムス)と呼ばれる。 ちなみにネズミも"mus"と言う。公務員は、年に一回MUSをする事が決められている。

書くネタは転がってくるものだ。新学期最初の上司からのメールはMUSの概要が書かれており、質問表が添付されていた。ここ3日「喜んで働く職場」について書いたが、質問表に「働く喜び"Arbejdsglæde "」と記されていたので 訳してみようと思う。デンマーク人が仕事をする上で大切にしていることが、質問表から見えてくると思う。

・クラスの同僚(複数でクラスを担当)とはうまくいっていますか。・改善する必要のある、クラスの同僚間の問題はありますか。・上記の問題について、ポジティブな解決をするには、どんな方法があると思いますか。

・日常において、あなたに多くの働く喜びとモチベーションを与えるのは何ですか。・あなたにとって困難な日常の課題は何ですか。なぜですか。・その難しい課題を解決するために、どうしていますか。・今後、どんな業務に力を入れたいですか。

・新しいイニシアティブやアイディアを、職場全体やあなたのクラスはどのように受け止めていると思いますか。・あなたのクラスでは、リソースが十分に活用されていますか。・クラスと職場全体で、専門性が十分に反映されていますか。

・資格や研修、特別な能力の取得の希望はありますか。

・仕事でしんどい事はありますか。

・上司からのフィードバック。

MUSは職員のための面談で、評価を受ける場ではない。職員の話しを上司が聞く場。質問表は参考で、答えたいものだけに答えれば良い。質問表以外のことを話してもOK。時間は約45分で、MUSの後上司から議事録が送られてくる。いずれも、私の職場では、の場合だ。

質問表を訳しながら考えた。私にとって「働く喜び」って何だろう。明日書こうと思う。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?