「私なんかの気づきをインターネットにアウトプットする意味はあるのか?」という悩みへの答え

インターネットで気づきなどを発信してみたくても、なかなかできないというお悩みがあります。

「私が話す内容なんかにみんな興味ないだろう」だとか、「自分にとっては大きな気づきだけど他人にとってはもう知ってることかも」なんて考え出すと、アウトプットしても意味あるのかな? と思ってしまいますよね。

結論から言うと、意味はあるし、誰かの役に立ちます。

理由は3つあります。

まず1つ目は自分のため。
人は忘れるものなので、未来の自分が見返せるように、備忘録として記録をつけておくことには意味があります。これは手帳や日記などでもできるので、ツイッターやnoteなど必ずしもインターネットで発信する必要はありません。ですがインターネットを使っても同じことができます。

2つ目の理由は、意外とあなたみたいな悩みを抱えている人はたくさんいるということです。
例えばあなたとまったく同じ人はいませんが、「会社員をやりながら趣味で小説を書いていて、いつか小説家になれたらなと思っている」という人はたくさんいます。そんな人に「DLsiteで同人誌を売ってみるといいよ」と言ってあげるのは、確かに役に立つことです。
このように、あなたとまったく同じ人はいなくても、あなたと似たような人が意外とたくさんいて、同じ悩みを抱えているのです。そういう人のために、あなたの発信は役に立ちます。

3つ目は、発信する「時間」と「場所」に価値があるということです。
例えば世の中には頭の良い人がたくさんいるので、あなたと同じ気づきを得た人ももちろんたくさんいます。ですがあなたをフォローしている人のタイムラインにその時その情報を流せるのは、あなただけなのです。
あなたがその発信をしなかったら、フォロワーはその情報を目にすることなく一生を終えたかもしれません。今そのタイミングでその情報を目にしたから、人生が変わるかもしれません。
これが「場所」に意味があるということです。
ライブでギターをあなたが担当するとき、あなたより上手いギタリストはこの世にたくさん居ても、その日そのステージに立っていたのはあなただけなのです。あなたがいたから演奏は成立しました。「その時」「その場所に居た」ことに価値があります。
インターネットでの発信も同じなのです。他の人と同じような内容でも、「その時」「その場所」で発信したことに価値があります。

もしあなたがアウトプットしたい理由が「反応が欲しいから」だとすると、また違う方法を試みた方が幸せになれるかと思いますが、「周りの人は私の言うことなんかには興味ないだろうけど、たまたま目にして刺さる私みたいな人がいるかもしれない」「何よりまずは自分のためにアウトプットしよう」という気持ちで、気軽に発信していってもらえたらなと思います。

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