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キルラキル感想 #きわどいはなし

 先週から堅苦しいレポート作業が多い。
 イキオイが必要なので、画面から圧がかかり続ける『キルラキル』をかけっぱで書いている。
 このアニメ作品は、日本の至宝だと思う。
 実に際どい衣装を着ていて、またこれをコスプレするという剛の者までいる。
 私も最初は「どうせおっぱいお尻ものだろう」という忌避感で観ていなかった。
 ところがです。
 実に緻密に造り込まれた言語センス、怒涛の展開、映像表現の力技。それで一気に鑑賞してしまった。

 ことに後半、なぜか半裸になるこの神衣カムイの変身シーンの度々に。
 全裸からスパンキングのような音を立てて、柔肌をストラップで締め上げるSEが続きます。
 今では配信すら難しい、とんでもない画面であるのに。
 わかのわからない涙が溢れてくるんです。いや本当に。

「何?一体何をみているの❓」
 先に入ったベッドのなかでイヤホンをつけて。iPadで『キルラキル』を鑑賞していて。かつて妻が、感涙にむせぶ私の顔に驚いて、声をかけてきました。画面には姉妹揃っての変身シーン。
「いや。ここまで観ていないと、共感はできないよ」
 と答えておりました。

  私はこの作品の構造、プロットは、きっちり地上波26話で完結させたエヴァンゲリオンだと思うのですね。

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