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只見 浅草岳

日程:2024年8月4日(日)曇り、晴
メンバー:W辺(L、記)N中さん

N中さんと大人の夏休みと称して、只見4名山のひとつ浅草岳を登ることになった。
コースは、田子倉只見沢登山口から登り、入叶津登山口へ下山する合計9時間のロングコースだ。
沢登りで只見へ来た際、4名山のチラシを見つけてからずっと行ってみたかった山で、N中さんも登山自体が久しぶりとのことで楽しみな山行となった。

夏だし長い行程なので朝6時からスタートとした。登山口の駐車場に車を入れたところ、寄ってくるのはアブ。車にばんばん突撃してくる。
恐れをなし、田子倉湖無料休憩所に引き戻り、虫よけネットを装備し徒歩で登山口へ向かった。

意外にワイルドな道

歩き始めると思ったよりワイルドな道が目前に広がる。尾根に乗る前は沢沿いを進み小川を渡ったりする。沢沿いの道はなんかいい。

木が邪魔かな~

急な登りに汗を吹き出しながら登ると田子倉眺めに着く。
「眺め」とはつくが画像撮ってみても田子倉湖はそんなに良く見えない。
只見沢のコースは、頂上まで田子倉湖とご一緒となるので、この先田子倉湖を何枚も撮ることとなった。

8月でも残る雪渓

登山道から見える沢には、雪渓が残っていた。
あの大きな雪渓が谷底へと岩を削りながら沈んでいき、只見の渓相が作れられるのだと想像した。

まだか~

剣ヶ峰を過ぎるがまだまだ遠い。とんぼがたくさん飛んでいた。
汗はすごくかくけど、想像よりは暑くない、沢沿いの道だったり、時折吹く谷底からの風が涼しいせいだろうか。

ついた~


素敵に見える田子倉湖

歩いて4時間、頂上に着いた。360度素晴らしい眺め!田子倉湖もきれいに見える。新潟側から登ってきたであろう登山者が数名、同じくらいに到着していた。只見から登ってきたのは我々のみ。民宿を予約するのに苦労したので、もっと登る人がいるかと思っていた。みんなどこに行っているんだ。(山開きのヒメサユリの時期か、紅葉の頃がいいっぽいですね)
叶津から只見沢へ戻るのにタクシーを利用するので、タクシー会社に下山予想時刻を連絡。しばらく休憩し下山に取り掛かる。田子倉湖とはお別れである。

気持ちのいいところ

下山後30分程度で、天狗の庭という草原が広がる場所に着く。
青い空と緑色の草原とのコントラストがきれいだ。
小さな池塘にはまだアヤメが咲いていた。
山頂の近くにこんなきれいな草原が広がっているとは、である。
草原の少し先に水場があり、水を補充する。この日私は2Lくらい水を飲んだ。
草原を過ぎるとまたワイルドな道が現れる。道の差が激しい。

ランドネ的

道が良くなってきたと感じたらブナの森が広がる。
ここもいいところ、なんといっても歩きやすい。
だが、歩きやすいのはつかの間で、またワイルドな道へ突入である。
下山のほうが長いので、登山口はまだかまだかと下っていく。
これは確かに上級者コースだ。

ついた~

沼ノ平、山神の杉を経て入叶津の登山口へと、八十里越の古道を進む。
つ、ついた~。16時くらいを予定していたが15時前に到着である。
タクシーに再度連絡し、早めに迎えにきてもらい田子倉湖無料休憩所まで戻った(7,010円)。
その後は、会津蒲生駅方面の民宿いわぶちさんに向かい、ひとっぷろ浴びて大人の休日の宴となったのであった。
※翌日は蒲生岳を予定していたが、天気がよくないので中止とした(泣)

山行実施日:2024年8月4日(日)
メンバー:W辺(L、記)、N中
山域:只見
山行形態:日帰り登山
コースタイム:田子倉只見沢登山口(6:25)- 剣ヶ峰(8:45)- 浅草岳山頂(10:20 - 1040)- 沼ノ平分岐(12:50)- 入叶津登山口(14:45)
地形図:守門岳、田子倉湖


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