見出し画像

「未来の大阪の運動会」に参加してきた!

みなさま、こんにちは。さわりょー(@wasanaga)です。

11月9日10日、#未来の大阪の運動会 というイベントに参加してきたので、今回はそちらのレポートです。


以前より参加してみたかったイベントのため、受付時間よりも1時間早く到着してしまう意気込みのイベントでした笑

それではご覧ください!
(読了想定時間5分ほどの大作です)


未来の運動会とは

画像1

「未来の運動会」って聞きなれないですよね。未来の大阪の運動会HPには、以下のように書かれています。

未来の運動会は、スポーツ共創という手法を使って、皆で運動会種目を作り上げます。アイデアやテクノロジーや遊び心を詰め込んで、新たな種目を製作します。(中略)未来の大阪の運動会で生まれる【種目】は、大阪のご当地スポーツとして、また「自分達にピッタリなスポーツ」として改変されながら広がっていくのです。 こうして、皆がこうで有りたいという未来の大阪の姿が、運動会の場に現れるのです。
引用元:未来の大阪の運動会とは?


僕なりにまとめていうと、「スポーツしたいけど何かしら理由があって現状スポーツにアクセスできていない自分たちが、楽しいと思えるような運動機会をつくること」だと思っています。

実際参加してみると、週2〜3日はスポーツやってます!!みたいな人はほとんどおらずに、運動は苦手ですと公言するする人の方が多かった印象です。

普段スポーツしよう!となると、やはり行うその種目や他の種目を過去にやっていた・現在行なっている人とすることが多いので、非常に新鮮な機会でした。


ちなみに大阪では昨年の2018年にも実施されており、これまでに東京・京都・山口などでも開催されているようです。


まずはスポーツハッカソン

画像2

9日丸々と10日の午前を使って、まずは10日午後から行われる未来の大阪の運動会で実施する種目・競技作りからスタートします。

この日は30人弱が参加。9日に参加した人のほとんどが翌日の運動会にも参加しています。なお10日の運動会のみに参加する人も大勢います。


このスポーツハッカソンから参加した人達はデペロップレイヤーと呼ばれ、スポーツをデベロップ(開発)し、翌日から参加してくる人達をアテンドする役割を担います。

画像13

9日終了時には上画像の、運動会デペロップレイヤー認定証書を貰いました。やったね!!


ちなみにこのスポーツハッカソン、HP上では

1日目の“スポーツハッカソン“では、頭と身体をフル回転して、新しい【種目】や運動会の様々な要素を作り上げます。

とさらっとした感じで書いてあります。

丸一日スポーツを考える→試す(プレー)→良かった点・悪かった点を修正→試す→修正→リピート、という流れで進むため、その日が終わる頃には身も頭もクタクタになるというとても充実した時間を過ごせます。まさにフル回転。

また休憩場所も用意されており、無理なく関われるので体力の有無や障害の有る無しに配慮されてハッカソンにも参加できるようになっています。

なので興味を持ってハッカソンにも参加してみたいなと思った人には、今後は躊躇なく参加してみてほしい。途中で予定があって帰る人もいたりするので、そこらへんの融通はかなり効くと思われます。


画像3

上の写真は開発中の1コマ。こんな感じでワヤワヤと、チームでつくります。実際につくった種目の説明とその過程は、後半部分に詳しく書きます!


10日午後から未来の大阪の運動会

スクリーンショット 2019-11-11 23.10.52

やはり運動会。入場→開会式から始まります。ちなみにチームは赤・黄・緑・青と分かれており、4色合計で100名くらいの参加者数です!


合計で5種目を行い、その各種目で得た合計点数で順位を決めるというオーソドックスな運動会です。


画像6

バーーーーーーっとTwitterの #未来の大阪の運動会 を追って、ハイライト風にタイムラインを作ってみました。


画像6

第二種目のウーバーイーツ玉入れ、リアルにウーバーイーツの宅配に使っているバッグを使っているのはポイント高いです。滋賀だと見ないから、すごく新鮮だった。


時間が進むにつれて、最初はシャイだった大学生の参加者たちがチームへの応援と相手へヤジを飛ばしたり(さすが大阪)、子どもがお兄さん・お姉さんたちと仲良くなりじゃれ合っていく姿に、あー、この風景ええなーーーと思ってました。(小並感)


新種目:玉出の、トイレ清掃

さて、肝心の我々のチーム(黄色)が新たにつくったスポーツは

玉出の、トイレ清掃

です。


ここでキモになってくるのが、

そう、うんこです。

画像7


これには理由があってですね。参加者の中でうんこラバーの方がおりまして、上記手作りのうんこを持参していまして。

そして1日目のスポーツ製作で4グループに分かれる時にこんなグループが1つあったんですよ。

画像8

なによ、「うんこ系」「インスタ映えで何か」「ヤミ営業」「スポーツ玉出」って。

お先真っ暗なテーマばかりが揃っている・・・(ヤミだけに)。
でもなぜか惹かれてしまい、このチームへと入門しました。

*後日談だが、玉入れの対義語として「玉出」があると思っていたら、玉出という地名が大阪にあってそこを表していたらしい。


画像12

うんこを片手に、パン食い競争のロープに引っ付けて振り回してみたり、美しく宙に回せてみたり、ボーリングのピンのように使ってみたり、カーリングしてみたり。


ともかくあらゆる角度から、この「うんこ」の持つ潜在能力を引き出そうとチーム全員で格闘しました。


その結果生まれたチーム名は、「ウンマルク」。素敵なロゴまで出来ました。

うんこ

(ロゴが何かに似ているのは気のせいです。)


競技名は、玉出のトイレ掃除。

スクリーンショット 2019-11-09 21.38.50

(最新)未来の大阪の運動会〜チーム う◯こ〜

非常にコンセプチュアルな種目ができましたさ!



ちなみにこんな種目です↓


ルールはこんな感じ
・制限時間30秒
・1チームずつプレー
・お手玉を使って白い円の中にあるうんこを円の外に出すと加点
・風船を出してしまうと減点
・円は便器を表しているので、誰も手を突っ込んではいけない


ちっちゃい子でもここまで「うんこ」「ウンコ」言う日は無いだろうと言うくらいに叫び続けた2日間でした。


画像14

偏に、1人の「うんこへの愛」が他のチームメンバーに伝染し、生まれた競技だと思っています。みんなで決めていくのも大事なんだろうけど、強烈な愛と言うか想いって言うのも「共創」においては大事なんだろうなと、終わった今だから感じています。何を軸にして決めればいいか、分かんなくなっちゃうからね。


感想

今回、参加してみて改めてこう思いました。

滋賀・湖南でも未来の運動会をやりたいな



これまで特定の競技の普及や強化というものに関わる中でどうしてもその網からこぼれ落ちてしまうスポーツが好きな人たち。そんな人たちでもスポーツに関わる機会は持てないか、そんなことを悶々と考えていました。

今回実際に参加をしてみて中心にいるのはそんな人達で、スポーツを通じてその人達が喜びを分かち合っているという風景は、個人的にグッと込み上げてくるものがありました。


特に自分たちのつくったスポーツで、喜んでもらっている姿を見る時というのは開発者冥利に尽きるという感覚なんでしょうか。あの姿を見た時には、「この種目で楽しんでくれたなら、自チームの優勝とかどうでもいいや」くらいの満足度に浸っていました。

ーーーーー

今回未来の大阪の運動会へ参加して、この体験や感動をぜひ滋賀でも味わってもらいたいなと強く思います。


そこで一緒に滋賀ないしは湖南市で、未来の滋賀の運動会を実施に向けて動いてくれる方と本日より募集します。

もし一緒にやってやんぜ!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ

Twitterアカウント:wasanaga
Facebookアカウント:澤永 遼

までご連絡をください。

上記SNSをしていないという方がいたら、こちらにコメントをください。どうにかして連絡を取り合いましょう。


長々とした文章に最後までお付き合いいただき、オブリガードー!

*「玉出の、うんこ清掃」をやって見たいという人からの連絡もウェルカムです!!


画像15

一番お気に入りのうんこ、貰いました。

面白かった!と思ったらサポートをお願いします!サポートいただいたお金は、僕がスキな他の記事のサポートへと使わせていただきます!!