【小説】Pain Flowers完結のお知らせ

NOVEL DAYSでちょこちょこやってた黒歴史系オリジナル小説がやっとこさ完結しました。

＞NOVEL DAYS『Pain Flowers 橋の下のポラリス』作品ページ

この話についてのアレやソレは以前に日記に書いているので、何となく興味をもったぜ！という方はそちらもみてやってくださいまし。

＞『Pain Flowers』について

以前に書いているので、作品についての解説などは省きますが、1~2話がリメイク、3~4話が新規書下ろし、5~6話がまたリメイクという何とも面倒なことをやりまして、ノロノロと完成させました。

なろう、カクヨム、エブリスタにアカウントを持っているのに、わざわざNOVEL DAYSでやったのは、リデビュー小説賞に応募するためです。

以前の日記に書いた通り、この話の元になった同人誌は本当に古いです。（ぶっちゃけ前回日記に書いたバンプ曲の頃の時期でして、だから内容も何となくそっち寄りなんですけど、バンプにハマったのはこれの元ネタを書いた2か月後だった……）

再デビューを目指すなら、今の持ちネタで、今の自分の想うことを書くべきなのかもしれませんが、この話は私にとってある意味スタート地点でもありましたので、この作品が認められても認められなくても、再スタートはこの作品から始めようと思いました。

短編で賞をいただいた時、いくつかそれまで同人で書いてきた作品を提出したのですが、この話の元ネタになった同人作品が、最も編集さんからの評価が高かったです。

『Pain Flowers』は正直、わかりづらい話です。もっと設定とかやりようがあったのでは？と思います。元ネタの本はもっとすごく曖昧で説明不足だった。それでもこの作品が一番目に留まった。今まで出した同人誌の中で、ぶっちぎりで多くの感想をもらった。未熟なりに、私の作品の中で最も鋭く心に響く何かがあったのだと思います。

まぁ、それをベースにして書いた初の商業作品は、正直全然売れなかったわけなんですけど、無難な設定にしすぎてイキオイを削いじゃったな、もっと攻めてもよかったな、と今にして思います。

そういうこともあって、「原点は原点のまま」で、あえてわかりづらい元設定のまま、クマのぬいぐるみと星と花の設定を加えて書き直したのでした。

本当は番外編エピローグを追加しようかと思ったけど、何かどうあがいても蛇足になったので、最後の話に書きたいことはほぼ詰めてしまった。話数が進むごとに長くなってすまない……。

あと、ついでみたいにですが、これまた結構古い作品で（それでもPain Flowersの元ネタ本よりはだいぶ新しいのですが）ちょうど長編完結までできあがっているものがあったので、NOVEL DAYSのリデビュー小説賞に追加で応募しました。

＞NOVEL DAYS『フランケンとアカイイト』作品ページ

こちらは本当に加筆修正とかもしていないので、今読むと本当に「文章もノリも古いな！」となりますね……。

そんなに重くはないです。『Pain Flowers』に比べればだいぶ気軽に読める内容です。というか、一部ネタがかぶっている部分があるのですが、登場人物がPain Flowersの2話の3人をモデルにしているせいですね……。もちろん、ネタが被っているだけで内容は完全に別物ですので……ハイ。

あと、最近、オリジナルと二次創作の兼用垢で、試験的になんちゃってSFついのべみたいなのをやってます。

書き溜めとかではなく、リアルタイムでツイートでつなげているので、うっかり誤字していたり、リプのつなぎ間違いとかあったりでもはやぐだぐだですが、たまったらその内清書してまとめますのでご容赦を……。

ご興味ある方は『#ルネの首』でタグ検索してね！

ただし、主人公は生首ですのでご注意ください。

そういうわけで、今年はちょこちょこ合間を縫って、オリジナルやら何やらやっていきます。

なんか「限界オタ女の生態エッセイやれよ絶対面白いから」って言われたので、そのうち変なエッセイマガジン作るかもしれません。麦茶で腸炎にかかる限界女の生態が暴かれる……！（どこ向けの需要なの？）

Pain Flowersのハナ（仮）とポラリスと北村さん。

せっかく完結したのでもそもそ描きました。20分くらいの落書きでも、加工したらそれっぽく見えるフシギ。

生きていたって何もいいことはないかもしれないけれど、生きていることの意味はまだ終わっていないことなんだぜ。