【小説】『ルネの首』キャラ紹介
第1部も終わったところなので、note連載中のオリジナル小説『ルネの首』シリーズのキャラクター紹介をします。
【ルネの首シリーズとは】
Twitterで不定期連載しているツイノベを、小説に再構成してnoteで連載しているSFストーリーです。
生首ニートを自称する、首だけの謎生物ルネと、浮浪児のナオと、浮浪児たちのリーダーのセツェンが、人喰いの大きなクモから逃げ回ったり、ルネを巡るよくわからん思惑に巻き込まれたりしつつ、自由に小賢しく生きます。
【メインキャラクター紹介】
【第1部:ゴミ箱のカミサマ編】
ナオ(13歳/女)
『ルネの首』シリーズの主人公。一人称が「ぼく」で服装も男の格好だが、別に女であることを隠しているわけではない。昔、セツェンに拾われた時に「女の子は危険が多いから」と男装させられ、そのまま惰性でずっと男の格好をしているだけ。普段は忙しいセツェンにかわって、グループの子供たち(イサ・キャロル・エミル)の面倒を見ている。
ずっと下層のスラム育ちなので学はないが、小賢しさはある。
好奇心旺盛で、メンタルが鋼の自由人。うっかりルネを拾ってしまいややこしいことになる。
ルネ(??歳/男?)
ナオに拾われた自称生首ニート。円柱状のカプセルに入っている。
ことあるごとに知識をひけらかし、自分が役に立つ存在であることをアピールしてくるが、箱入りなのかスラム独特の罵倒語やスラングがわからない。
本人いわく『極論で言うと人間には首から上しか必要がない』とのことで、生首になったのは本人の意思。身体は家出する時におうちにおいてきた。
生首の入っているカプセルは非常に丈夫で、生命維持活動はこのカプセルだけでできるように作られている。神技術。
一人称が『僕』で一見少年だが、実は性別不明。
セツェン(15歳/男)
スラムで暮らすナオたち浮浪児グループのリーダー。自由過ぎる子供たちと、突然湧いて出た生首に悩まされる苦労人。青と緑のグラデーションに染めた髪が超目立つ。
鉄柱を振り回す、ビルの5階から平気で飛び降りるなど、常人離れした怪力と身体能力を持っている。頭はそこそこいいのだが、なまじ物理で最強なので最終的に「殴れば倒せる」といった雑な脳筋思考をしがち。
融通が利かないマジメな性格ゆえに、メンタルは割と豆腐。周りがメンタル超合金すぎるともいう。
アズ(17歳/女)
セツェンの知り合いで、上層市民だが下層のスラムで暮らしている。フルネームはアズリール・フェロー。機械いじりが得意で、『キューブ』という名前の護衛機械を作成し、連れて歩いている。
セツェンのことを「セッちゃん」と呼び、彼の義理の姉を自称するが、セツェンには渋い顔をされている。それでもめげずにお姉ちゃんぶる。
ナオと同様にメンタルは鋼。一応お嬢様なのにタフネス。
【第2部:クモの巣のパラダイム編】
サリト(23歳/男)
アズとセツェンの仕事仲間(?)のお兄さん。
呼吸をするようにセツェンのことをからかうので、彼からめちゃくちゃな塩対応をされている。飄々としていて何を考えているのかよくわからない。
自称常人枠だが、アズ言う事にはそれなりに強いらしい。
実は面倒くさがりで、呼ばれないと滅多に外出しない。
リタ(20歳/女)
サリトの相棒の女性。テキトーなノリのお姉さん。セツェンをいじりすぎてキレられるサリトに、適当なところでツッコミを入れて止める役目。
上層の色々とは縁もゆかりもなかったが、サリトのサポート役をやっているので色々事情通になってしまった。エアボードという名前の空中搬送機をめちゃくちゃなテクニックで乗り回す。
同人誌版『ルネの首』頒布中
同人誌版の『ルネの首 #1』を頒布しております。
イベント参加予定などは決まり次第随時、こちらに更新いたします。
『ルネの首 #1』には第1部の「生首ニートとゴミ箱のカミサマ」編全16話に加えて、セツェンが主人公の番外編「ゴミ箱の空と海」を収録しています。
書店委託はフロマージュです。自家通販は現在行っていませんので、しばらくの間はこちらをご利用ください。
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