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【パニック障害】脳を回復させる5つの方法 ①まずは怖いを受け入れる

4年半前のフットサルで一時的にどこにいるのかわからなくなるほどの脳震盪を経験。

以来自律神経が乱れやすくなり、脳が敏感になりました。走るとすぐに心臓が苦しくなり、走り終えても心拍数が戻りにくいという症状も。

2年前同じくフットサルをしていて、心拍が戻りづらい不調が出ていたのに走りすぎて振り切れ、過去最大のパニック発作を経験…。

以来病的な不安や恐怖に悩み、どうすれば安心できるのか…。
安心して毎日を過ごしたい!!と探求する日々が始まりました。

脳のダメージが大きいと今まで当たり前に出来ていたことが出来なくなる…。
そんな自分を受け入れがたく、怖くてもこれまで当たり前にやっていたことをやろうとしてパニックをぶり返し悪化…をついつい繰り返してきました。

「これくらいのことやれて当たり前だ」
「なんでこんなことも出来ないのか」
「少しくらい無理しても平気」

と自分にプレッシャーをかけ、辛いのを我慢してやろうとすると…緊張が亢進して、脳がさらにダメージを受け、トラウマが増え、出来ないことがさらに増えます。

不安だからと早く改善したくて頑張ってしまうことで、逆に脳の不安感が高まり、パニック発作を起こしやすくなり、回避行動が増えるのです。

大切なのは、今自分はそういう状態なのだと認め、受け入れること。
ありのままの自分を受け入れる。

出来ないことがあっても
「今は」出来ないままでいい。

怖いと感じることを「今は」トライせず、自分が安心して出来る範囲のことをやりじっと脳の回復を待つ。

最近ちょうどお仕事をまとめて休める期間があったので、出来ないことはそのままにして家族にお願いし、ひたすら今安心して出来ることだけをして過ごしました。

お灸をしたり、瞑想をしたり、大好きな辻井伸行さんのピアノを聴いたり、家族と話をしたり。

脳が気持ちがいい時間を出来るだけ長く持つことで、最初の頃はしばらく辛くても、頭の不安モードが少しずつ薄れていきました。

そして、安心感が増え、恐いと感じていた行動に対する不安がじわじわ薄れ、逆に出来ることが少しずつ増えました。

出来ないことがあると、ついつい自分にプレッシャーをかけて怖くても無理にやってしまおうとしがちでしたが、急がば回れ、自分を信じてじっと待つことが大切なのですね。

「自分には治る力がある」
「私は乗り越える力がある」

不安を感じるたびにこれらの言葉を繰り返しつぶやき、すぐに変化がわからなくてもじっとひたすら自分の治癒力で回復するのを待つようにしていたら、最近は振り切れずに踏みとどまれるようになってきました。
そしてそのことが自信になり、安心も増えています。

引き続き、脳を安心させ続け、回避していた行動が怖くなくなるのをゆっくり待ちます。

何も行動していない時に起こる不安や恐怖への対処の仕方はまた近々書いていきます。

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