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不正出血が起こった時の対処法一例

どうしようもないことを考えて悩む。
自分の努力でどうにか出来ることなら、
思い悩むことなく
ただやるだけなので楽。

誰も悪くない。
責めることもないと
自分の中にしまってきた。

そんなこんなで悶々としていたら
身体に異変が…。
不正出血が1ヵ月近く続いたw

思い悩むと“脾”が傷む。

東洋医学でいう“脾”は食べ物をエネルギーに変え気・血・津液を運ぶ。

ここ最近悩んでばかりで
脾を傷めてしまったのかも。
あー、あれかな。
『脾不統血』

脾が弱ると
脾の統血作用が弱り
血管の外に血液が漏れでてしまうことがある。

答え合わせで指先の気を読むと
東洋医学的に
右脾虚証だった。
やっぱりね…。

そこでまず気を整える。
手足に鍼とお灸を。
左足は三陰交
右足は足三里
左手は手三里
右手は神門

メインの脾胃のツボを解説。

★三陰交(さんいんこう)

内くるぶしより指4本分上。

脾の経絡のツボですが、腎と肝合わせて、3つの経絡が交わっている。
生理痛、PMS、不妊、更年期障害など幅広く婦人科の悩みに対応し、骨盤内の血流を改善してくれる。

骨盤内の血流が良くなることで、肩こりの改善にもつながる。

男女を問わず足のむくみが強い方は、三陰交の辺りがつまっていることが多いのだけど、お灸をすることでめぐりやすくなり、デトックスもスムーズに。

私は以前は三陰交にツボの反応があまりないことが多かったのだけど、パニック障害をこじらせ自律神経が乱れがちになって以来、頻繁に反応がでる…。
三陰交あたりが冷えるとお腹をくだしやすい。
足の冷えや下痢の症状にもオススメのツボ。

★足三里(あしさんり)

すねの骨の尖っている分の外側で、膝のお皿より指4本分下。
胃の経絡のツボ。
胃腸の働きを活性化してくれる。

すねの骨の外際がバリバリにはっている方は
胃のあたり…みぞおちとお臍の真ん中あたりが固くつまっている人が多いですね。

逆に、すねの骨の外際がへなっと力が弱い時は、胃の辺りもへなっと元気がなかったり。

足三里はまさに胃の状態を現している。

胃腸の不調は
続くと栄養失調状態になり
粘膜も弱って統血作用も弱まり出血しやすくなる。
なんだか元気がでない…
ダルい…
という不調にもつながる。

予防で毎日お灸するのもいい。

私自身のセルフケアの話に戻りますが…
あとは寝る前に
背中側の脾胃のツボ、下腹部のツボ、日によっては肝や心のツボにもお灸をしました。

8月の頭から下腹痛もあったので
夫に体調を伝えると…

「うーん、もう少し続いたら
早めに病院行った方がいいな。
暑いけど行こう
◯◯病院だっけ?
俺の仕事は調整して
一緒に行くよ。
近いから大丈夫」と。

パニック障害をこじらせている私は
普段から外に出るのが辛い。
病院という建物の中に滞在し続けるのも恐怖。でも、行かなきゃなのはわかってる。
夫が付き添ってくれるなら…。

それから20日ほど経って
やはり不正出血も下腹痛もあるので、
意を決して予約。

予約日の前日になって
ようやくお灸の効果もあってか
不正出血が止まりました。

診察では以前からある所見はあるものの、
おかしい感じはしないと。
細胞診の結果はまもなく届く。


見たくないものに蓋をして
気付かないふりをして
生きてきた。

でも本当はわかっている。
本来の自分の望みを無視していると、
心は傷ついて
心と身体は繋がっているから
身体も傷つく。

足かせはあるけど、
自分に正直に生きたい。



膀胱の湿熱か
頻尿気味の違和感がある時があって
気を読むと右腎虚。
その処置をし、
これは数日で収まりました。

左心虚の時もあり、
眠りが浅く、多夢、口渴。
悩みすぎて陰を消耗してしまったのでしょう。

最近の証は左肝虚に変わりました。
イライラしたり、肩甲骨間が凝ったり。
気が鬱屈している。
肝陰の不足を補っていこう。
あと気を巡らさないとね。


この1ヶ月の間は
本当に体調の変化がめまぐるしかった。

でも、どんな自分も愛す。
封じ込めていた過去の辛さが突然顔を出した。涙が止まらなくなった。
辛かったね
寂しかったね
悲しかったね
と自分を抱き締める。

自分と向き合い、
心と身体を癒している時
まさに今自分の人生を生きるなぁと思う。
苦しさと静かな喜びが入り交じった毎日です。


米津玄師さんのトークを
YouTubeで聴くことにハマってます。

声がいい♡♡………笑


最近一番衝撃を受けたのは
『地球儀ラジオ』

米津さんがスタジオジブリから
『君たちはどう生きるか』の主題歌の依頼を受け、どのように楽曲制作に取り組んできたのか、詳細に語ってくれています。

苦悩しながらここまで向き合ってきたのかと
本当に尊敬しかありません。

音だけでなく言葉選びも秀逸ですよね。
毎日米津さんの音楽を聴いてきましたが、
それぞれ歌詞を見ながら聴くようになり…
美しくてますます好きになりました。


米津さんが
「子どもをナメないこと」と
言っていたのが印象に残っていて。

『パプリカ』制作時、米津さんは影響を受けてきた宮崎駿監督がどのように子どもと向き合ってきたのか、彼の書籍、映画、インタビューから紐解いた。

最終的な結論は
「子どもナメないこと。」

子どもってこういうものでしょ、こういうのは難しくてわからないよね、と限るのは子どもをナメているのだと。


それを聴いている時にふと…
自分は読者の方はこんなこと書いてもわからないんじゃないかとか、
もっと簡単な方がいいんじゃないかと
多く制限をかけていたと思い至る。

伝える内容をかなり簡略化したり…
すべてを説明しつくそうとしたり…
結果的に気のぬけた記事になっていたのでは。

今回は実験的に
制限をあまりかけずに
ありのままをさらっと書いてみた。

どうだったかなぁ。

読みたいと思ってもらえる記事目指して精進します。

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