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2019/2020 JHL 1巡目


梶原前監督(現GM)の元、2019/2020シーズンが開幕し、ちょうどJHL1巡目を終えた時点でのブログ。

世界選手権2019@熊本を終えてチームに合流し、チームマネージャーとして梶原前監督をサポートしながらこれまでのシーズンとは違う形でJHLを戦う中で綴ったものだ。

熊本での世界選手権を終えて、約一ヶ月半。世界の列強と対峙した瞬間はもう遥か昔のように感じる。
アルゼンチンとの開幕戦、9,100人の観客には心が震えた。予選ラウンドを突破して、メインラウンドへ。モンテネグロ戦の当日、監督のウルリクが「ここからが本番だ、勝利するためにFOCUS‼︎」とスイッチを入れ直し一段階ギアを入れた。オレンジ軍団オランダが初優勝で大会の幕を閉じた。
2019年12月中旬に鈴鹿に戻り、年末の日本選手権を経て、2020年1月5日から今期の日本リーグが開幕した。2/1、日本リーグの一巡目を終えた。現在8戦5勝3敗(勝点10)。
MVI 23-27 SONY
MVI 26-20 HC名古屋
MVI 22-27 北國銀行
MVI 29-28 オムロン
MVI 34-23 アランマーレ
MVI 29-24 大阪ラヴィッツ
MVI 21-22 イズミメイプルレッズ
MVI 34-19 飛騨高山BB岐阜


シーズン開幕前、開幕後の怪我による戦線離脱や海外移籍などもある中で、試合を重ねる毎にチームとしての戦い方が整いつつある。 監督が示すゲームプランに則った中で、自分の役割を理解してプレーする事は大切だと改めて感じている。
怪我してコートに立てなくても、鈴鹿から離れていても、チームの一員として一緒に戦ってくれているメンバーがいる。ここから先はMVIに限った話でも、ハンドボールに限った話でもなく、怪我した人あるあるかもしれない。(大怪我をしないに越したことはない。)
怪我をして長期離脱すれば、チームメイトの優しさが有難い時もあれば、煩わしい時もある。チームが勝てば嬉しい気持ちも悔しい気持ちもある。そんな自分が嫌になったりもする。そんなの人間なんだから当たり前だ。
それでもチームとも、怪我とも、自分とも向き合って丁寧な毎日を過ごす。その積み重ねが人としての成長を促し、自分がコートに立った時に戻ってくるんじゃないだろうか。
話が少しそれたが、MVIにとって次戦の2/9のSONY戦から2/16のオムロン戦までが一つの正念場になる。2/9^16までの8日間で4試合、SONY、北國銀行、HC名古屋、オムロンと対戦を控えている。
とは言え、1日に4試合あるわけではないので、目の前の一戦一戦に丁寧な準備をして、全力を尽くすのみである。心技体のコンディションを整えて、バイオレットらしく戦おう。
新加入の大学生3名も卒業論文&自動車の免許取得など学生生活と並行しながら、少しずつ練習や試合に合流してくれている。完全にチームに合流するのはもう少し先だが、プレーオフ争いのこの時期にチームの一員として色んなことを感じてもらうのは有意義な事だ。
クラブやスポンサー企業の意向を汲み取りつつ、本人たちの希望を聞きこれから雇用先企業の調整に入ることになる。
今期はチームマネージャー兼コーチとしてクラブに関わっている。梶原監督がタクトを振るいやすい様に、選手が自分の役割を理解して思い切ってプレーできる様に環境を整え、1つ先、2つ先の事を準備するのが今の僕の役割である。

この1巡目を終えて、その後8日間で4試合の山場に向かっていくのだった。フィジカルのコンディションをこの4試合にいい形で持っていくように、日本選手権後から準備したことをよく覚えている。


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