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デザインシステム知見まとめ

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noteにある様々なデザインシステムの知見をまとめていくマガジンです。良い記事を選定してくれる運営メンバーも募集中です。
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#UI

10年ものアプリのダークモード化プロジェクト、カラー設計の舞台裏

こんにちは、ニューズピックスのプロダクトデザイナー、吉川(よっしー)です。 先日、ニューズピックスアプリがダークモードに対応しました。以前からご要望を多くいただいており、昨年末から取り組みはじめ 9月にAndroid版リリース、10月にiOS版もリリースが完了しました。 2013年から今年で10周年を迎えたニューズピックスアプリ。その10年間の歴史を持つアプリをダークモード対応するためのカラー設計についてお伝えしていきたいと思います。 対応範囲アプリの全階層すべて適用す

知る・触れる・楽しむ carbon design system と design system

はじめにみなさん、こんにちは。 いつもIBM UX Communityをご覧いただきありがとうございます。 IBM UX CommunityのUXデザイナー、前壮一郎です。 現在、IBMの新しく立ち上がった部門ICE( IBM Client Engineering )でUXデザイナーをしています。 近年、デジタルプロダクトの世界は急速に進化しています。ユーザーはますます高い期待を持ち、多様なデバイスやプラットフォームを通じてシームレスな体験を求めています。私は、この複雑

社会インフラを支える東芝のデザインシステム

こんにちは。UIデザインチームの松島です。 最近「デザインシステム」という言葉を良く聞くようになりました。 私達もその有用性を感じて、TOSHIBA SPINEXデザインシステムを2020年から運用しています。(TOSHIBA SPINEXについてはこちらをご覧ください。) 今回は、私達が「デザインシステム」を試行錯誤しながら作ってきたお話をします。 1. デザインシステムとは デザインシステムとは、サービスアプリの一貫した使用体験を効率的に実現するために、色彩計画やレ

フィルターコンポーネントの使い分けを定義したお話し

こんにちは! Uzabase SaaS Design Division所属、SPEEDAのUIデザインを担当している進藤です。 突然ですが、SPEEDAには業界・企業・特許などたくさんのデータが格納されており、それらを利用して調査や分析を行うためにプロダクトのいたることろにフィルター機能が存在します。 ユーザーに提供しているコア機能の一つですが、使用するコンポーネントがきちんと定義されておらず、デザインする際、毎回選定に苦労していました。 そのため、よ〜〜〜く見てみると同じ

プロダクトと共に成長するデザインシステム

こんにちは! Uzabase SaaS Design Division所属、SPEEDAのUIデザインを担当している進藤です。 今回は日頃の業務で多くかかわっている、デザインシステムについての記事を書いてみました。 SPEEDA Design System ”FALCON”DESIGN BASEでは2021年12月にSPEEDA Design System ”FALCON”をリリースし、2022年4月にはVer2にアップデートしました。 まだまだミニマムではありますが、粛

「完璧」を目指さないデザインシステムのコンテンツ作り

電子契約サービス「クラウドサイン」プロダクトデザインチームの佐藤です。 先日公開された「デザインシステムを作る上で最初にやることとは?」では、デザイナーチームで実現させたいゴールからブレイクダウンし、zeroheightでデザインシステムを作ることになった経緯をお伝えしました。 今回は連載の第2回目として、デザインシステムのコンテンツ作りについてお伝えしたいと思います! 連載の目次第1回 デザインシステムを作る上で最初にやること 第2回 デザインシステムのコンテンツ作り(