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日々の生活から

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図書館での仕事のこと、子育てのことなど、自分の生活にかかわることについて。こちらにも過去52回分の記事があります。 http://www.office-powerup.com/m… もっと読む
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記事一覧

消えた日本語の本と、それを追いかけた長い長い旅

〈はじめに〉 ずっと書きたいと思いつつなかなか文章にできないことってありませんか。これか…

さわぐり
6日前
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果てしなく非生産的な時間

母親になってからまる15年が経ちました。 今も、これで良いんだろうかとか、わたしはダメな母…

さわぐり
1年前
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見えないところ

2020年から参加している、編集者・藤本智士さん主宰の「りスクール」というスクールコミュニテ…

さわぐり
2年前
72

今の瞬間を思いきり楽しむ人々

やっと来た初夏にロックダウンの緩和、さらにはサッカーのEURO2021も加わって、最近のコペンハ…

さわぐり
2年前
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わたしたちは言葉で世界を創る

息子の担任の先生から、ある日メールが届いた。 このメールを受け取った保護者の皆さんには、…

さわぐり
3年前
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アストリッド・リンドグレーンのzineが完成しました(「はじめに」を公開しています)

zine『アストリッドとピッピがおしえてくれたこと』が完成しました。 このzineは、以前に書い…

さわぐり
3年前
93

自分の経験からなかなか抜け出せなかった話

今日は失敗談について書こうと思います。デンマークの学校図書館で小学3年生と5年生に情報検索の授業をするために、もがいていた話です。 わたしは図書館司書ですが教員免許はないし、小中学校で教えた経験もありませんでした。ブックトークなどで子どもたちと接して、話をすることはあっても、一人で一斉授業を持つという経験はなく、また教材から全て自分で作るというのも初めてでした。 自分で教材を作ることになったのは、単に自分で作った方が教えたいことを全部まとめて教えられるからというだけの理由

豆zineを作りました

コロナコロナでもううんざりしてきましたよね。 先行きが不透明で不安だったり、ストレスを感…

さわぐり
4年前
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当事者であること

26歳でOLを辞める時、寿退社でもないのに当時の上司から、あんたは家庭に入る方が向いてるかも…

さわぐり
4年前
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愛とケーキの集会へ

5月30日木曜日。祝日だったコペンハーゲンは、午後から小雨が降っていた。息子と2人だけだっ…

さわぐり
5年前
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期待と怒りのコミュニケーション

先日、日本へ帰省した時に家族のスーツケース1つが遅延で届かなかった。娘の着替え一式が入っ…

さわぐり
5年前
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離れて暮らすということ

日本を離れて15年。 コペンハーゲンで暮らして、年に1、2度、日本(京都の実家)に帰省すると…

さわぐり
5年前
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絵本との時間

娘が1歳の頃から絵本を読んできた。 あっという間に読み終わる、小さな絵本を、日々の生活で…

さわぐり
5年前
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生き方はいつも自分で決める。

友人Kの誕生日会へ行ってきた。あまり友人の多くないわたしの、更に少ないデンマーク人の友人のひとり、K。随分前に一緒に働いていたが、職場を変わった今でも、たまに会っては、あれやこれやとどうでも良い話をする仲だ。一人暮らしの彼女のアパートに行ってみると、女性ばかり5人が招待されていて、明るい小さなリビングで、Kの作ったブランチをいただくというとてもヒュッゲなひと時だった。そこでのことを書こうと思う。 Kのアパートに招かれた全員がそろったところで、それぞれ自己紹介。最初の女性は小