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1年前の五月コミティアを思い出してみた。

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今日は本来132回目のコミティアがあったのですが、無いので虚無ってるのですが、そういえばなんか1年前のコミティアは自分にとっても凄く面白かったことを急に思い出したので、まとめてみることにする。

一年前のコミティアはいつものようにサークル参加してたけど、まあそれは置いておいて、コミティアの会場で出会った楽しい本探しの事を振り返る。(だいたい一回のコミティアでTOP写真ぐらいの本を買ってます)

まずコミティアと言えば初動が大事。

15年間一度も休まずサークル参加してるが会場と同時に机を売り子さんに任せて開場から2時間ウロウロとカタログも見ずにほぼ全部の机を見て回るという感じなのですが、サークルスペース全部っていっても大体壁と呼ばれる場所はまあ気軽に覗くことも出来ないし、まあ買えなくてもだれかかってる、通販かなんかで売ってる可能性も高いし、なんだったら自分のサークルスペースに居ると友人知人のコミティアのプロ、通称プロが自慢の当日のコレクション自慢をしてくれるので、そのアンテナに引っかかる壁周りはだいたい捨てて、とりあえず自分は島中の前回本が良かった所とか、なんとなくTwitterで見た良さそうな所を粘着気質で開幕前から机の前に居たりするのですが(褒められた行為ではない)、この時5月のコミティアは特に何処へという明確な目標は無かったのでどうしようかとブラブラと開場前に歩いていたら、どっかで見たことある顔だなあと思ったら、みずのさんの机があった。

事前告知などあったかも知れないけど、そいう情報収集能力は皆無なので、みずのさんがコミティア出てるって全く知らなかったのでコレはやばいと初動はみずのさんのサークルに決定。

あぶねえ、死ぬところだった。

いや死なないけど、悔しい、ちゃんとカタログ見ておけば良かったと日夜カタログチェックしてダッキーズなどを探してる人達の努力には頭が下がるが、やっぱり開場をうろちょろして見つけた新刊の方がなんか嬉しいって言うか、最新のITを駆使して首から電子カタログをタブレット端末に実装して確実に最適化された購入路を元に本を買っていくのってAmazonの倉庫で働かされている感満載でいやなんだけど、コミケとか大規模イベントだとやっぱりそういうシステムは必要だよなあと思いつつ、コミティアはもうちょっとランダムアクセスみたいなものが欲しいなあと思うけど、やっぱりちゃんとカタログみてから動けや!っとおもいましたね。

ふじナイン / 浅瀬の四月

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みずのさんの本は「浅瀬の四月」と言うことで、平成から令和に変わる1ヶ月を振り返る日記形式の漫画なのですが「メンヘラ無職の日記」と言うことで、自身の1ヶ月ぐらいの事をキャラクターに置き換えて1ページ1日くらいのペースで進むのですが、とにかく観察眼と筆圧が心地良い絵がすてき、何気ない日本の地方の町を角を生やしたキャラクターがうまくとけ込んでいて読んでて楽しい。
その日食べたスーパーの総菜がイラストとしておもしろいなんて狡い気もする。
こういう日常描写の面白さって結局記憶力が良いのだろうなあと、漫画家の記憶力の良さには驚かされる。
前回買ったか忘れちゃうことが多い自分にはなんとも羨ましい限り。

とっても面白い本なので、後日昔はコミティアに来てたけど最近は参加してない友達にもみずのさんの本を見せたら、

「うわー凄い、絵だけで面白い!」

っと大概の事では褒めない友達がページめくりながら絶賛してたので

「でっしょー?」

って自分の手柄みたい紹介するときはいつでも楽しいですね。

「ふじナイン」の次に行ったのは「君の為なら死ねる」だったはず。

ここは事前告知で昔読んでて単行本にならなかった漫画家の津留崎優さんの短編集が欲しかったからで、みずのさんところからも席が遠くなくて、流石コミティア配置分かってるなあと上から目線で関心する。

君の為なら死ねる / 窓辺の温度

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手に取ってまだ開始したばかりで思わず「連載してた時から好きで、とくに江ノ電出てくる話が大好きでした」っと思わず作者に声をかけてしまうあたり自分もコミティア空気にやられてるなあと感じたのですが「少しだけ書き直したところもあるので楽しんでください」っみたいな事を(相変わらず曖昧な記憶力)言っていただいて、楽しみだなあと本を手に取ると「めっちゃ新しく書き込んでる!」って素人目に表情豊かで可愛い思春期の恥じらい含んだ初々しさ前回のキャラクターが更に可愛くなっていて、そうか作者にとってはここが書き換えたいところで、ここはよかったのかあと色々な制約の中で生まれてくる作品にまた手を入れることは色々な思いがあるのかなと考えたりもしましたが、それ言うなら雑誌(といっても書籍扱いの変な漫画雑誌だったが・・・)に掲載されてたのが2012年の頃でそれが気に入って雑誌を取っておいて、それをたまに見返していて、再び作者が手を入れたものを数年後に入手ができるっていうのもある意味凄い事だなあと。

作者の津留崎優さんの箱入りドロップスはけいおんブームで人気のあったまんがタイムきららの中で唯一しっくり面白いとはまった作品で、「俺おっさんだからだと思うんだけど、きららのまんがどれも同じに感じるんだけど箱入りドロップスはなんか好きなんですよね」そんな事を友人に言ったら「確かにあれは面白い・・・」っと焼き肉屋で友達二人にすげえ同意してもらったのを急に思い出しました。

そうそうキララつながりといえば(不自然な導入)そんな津留崎さんの隣でダイオキシンの大沖さんが猫漫画書いてて、これもめちゃくちゃ面白かった。

ねこ / ダイオキシン

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大沖さんと言えばコミティアを時々ステルス参加してた時があって、見つけるのが楽しい作家さんの一人ではあると思います。
過去の捨てサークル名「バランスGAMA」「おもしろフィリピンパブ」「リモコン大陸」などのサークル名で参加されていて、どうしてその名前にしたの? って聞きたくなりますが、最近は飽きたのかダイオキシンの名前で参加されてますね。

でも、キャリアもある漫画さんが、ふと思い付きで参加できるのもコミティアの楽しいところだよなあってめちゃくちゃ内容の詰まったコピー本を手に入れてとっても満足しました。

コミティアって本当に思いついたものや、ギリギリまで粘ったもの、それかさいしょから出たらラッキーくらいの印刷屋さんとのスケジュールを押さえた印刷されたいわゆる「オフセット本」と呼ばれる、多くの人がイメージする同人誌とは別のコピー本の方が「なんかコミティアっぽい」っと言われるのは最後まで粘れるところ、当日キンコーズに駆け込んでなんとか「形にする」事がライブ感じゃないですけど、ああ今こんな気持ちだったんだというのが感じられて、それを読んでる側も「今のこの回のコミティアでしか味わえない本」っと言うことでコピー本の方が価値を見いだすみたいな独特の感覚があるような気がします。

まあこの事に気がついたのもコミティア友達が二次創作でイベント参加した時に、コミティアの感覚でコピー本だしてたらコピー本を手に取った人が「これいつちゃんとしたヤツでるんですか?」って聞かれてビックリした、コピー本って「ちゃんとしてないんだ!」ってカルチャーショックを受けた話を聞いたからなんですけどね。

じゃあちゃんとした本ってなんだろうって考えると分厚いカバーの掛かった本かなあと思うのですが、この回のコミティアで出た買ったスタジオキノボさんの「みわくのあくま FOREVER」なんかもう単行本として本屋さんに置いてあってもおかしくない程のクォリティ。

スタジオキノボ / みわくのあくまFOREVER

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それもコミックスが出て惜しくも2巻が出なかった「みわくのあくま」の最終回までをまとめた待望(FOREVER)の続刊。
表紙裏にも絵が描き込まれていて、作者のもけおさん得意の高密度で自由に筆が動いた感じの楽しい本。主人公の天使の純の語尾が「〜じゃ」ってのが大好きで、他にも賑やかなキャラクターがところ狭しと暴れまわる感じが本当に素敵な作品だった。単行本で揃えたかったので、手に入れられてよかった。

この辺が会場前で狙ってた本で後はブラブラと机を一つずつ潰して行きましたね。

記憶がよみがえる範囲で気になった作品はいくつかありますので下記に箇条書きしますね。(本当にごく一部ですが)

Sal Jiang / 擬態

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シンプルな表紙だけどタイトル通り職場で「ゆるふわ女子」を演じて人を品定めしつつ、好きな相手(女上司)が自分に惚れていることを知りつつ、反応を楽しんでる主人公がテリトリーに入ってくるものに「報復」する姿は本物の「擬態」というか「女子こわ」ってなる感じがとっても面白かったです。

覇王軒 are ウワノケンイチ/でぃあぽろす

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ロリっぽい女の子と、食べることが好きな女の子の食事中の会話劇がお店に入って結構唐突に始まって唐突に終わる感じがなんだか楽しかったし、巻末に急に最近買った登山グッズレポートがなかなか初心者にわかりやすくとても参考になって一粒で2度美味しい内容だった。

海島千本/ うなぎの缶詰 2018−2019

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漫画とエッセイがギュッと詰まった本で、パラパラと捲っていくだけでも楽しい感じの色鮮やかな本。
漫画もエッセイどちらも面白いのだが、エッセイの作者の身近に起こったエピソードの一つ一つが過ぎ去る「時間」を感じさせられて、ふふふっとなってしまい、何度か読み返してる心優しい良書です。

もくはち / サイリウム・パパ!

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アイドル推し活動が盛んな昨今、僕の周りにも毎月沼津に帰省してる人が居たりしてるので何がそこまでという感じがするのですが、本書「サイリウム・パパ!」を読むとアイドルを応援する事の「尊さ」「生まれてきてくれてありがとう」って感じがよくわかる!
内容はアイドルを目指す娘をヒッソリと応援するお父さんが、意を決してサイリウムを振りに行くという話なのですが、女の子可愛いいし、お父さんの葛藤が優しすぎて胃にスッっと効く良書です。

住処 / 音霊ドライブ

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レコード・ジャケットみたいに四角い正方形のデザインの素敵な感じに気がついたのは読み終わって「あっレコードの話だからか」っと気がついた自分も大分アレですが、本書は後編と言うことでお店の処分を手伝いに来たら不思議なレコードを手にした2人の女の子のホラーな感じの話なのですが、描き込まれたコマとかが好きで何度も読み返しました。判型が特殊だからかなんか独特な気がしましたね(気のせいかな?)

道草パレット / TRAVEL TO Hrvatska クロアチア縦断の旅

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僕は旅行とかめんどくさくて大嫌いなのですが、その分コミティアでは作者が体験して出す旅行エッセイ漫画とか大好物なのですが、この本はミランの10番と言えばホンダじゃ無くてボバンだよでお馴染みズボニミール・ボバンの故郷クロアチアを縦断した旅が描かれているのですが、ちゃんと街の地図が描かれていたり、美味しそうな料理、絶景ポイントの数々と正に旅を追体験できる素晴らしい本でした。

インドネシア音楽 / Hold Your Bockwurst Close And Pray For Oblivion

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ドイツへの留学? の時の模様をイラスト・文章・漫画で綴ったコピー本。
旅の地図や食べたもののスケッチ、美術館や水族館、めちゃくちゃ冷たいバルト海などドイツで見たもの食べたものが緻密に黒いペン一本でスケッチされていて、異国暮らしがギュッと詰まっていて読んでいてとても楽しい。

tayutau 川嶋すず / ひとりふらり 出雲-倉敷-尾道-神戸 旅行記

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これも旅行記ですが、大きな半径で表紙は縦書きですが本文はこれを見開きで旅の景色が大きなパノラマ写真の様に丁寧に描き込まれていて、しかも多色刷り?というのでしょうかページ毎に違う色が入れられていて、とても綺麗でなんだかこんなに凝ったものをお裾分けしてもらっていいのかなあと不安な気持ちになるくらい綺麗な本。
今読み直したら修正の紙が文字に貼ってあって丁寧だなあと本当に感心してしまいました。

朝和書店 / 大好きな日々のこと

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めちゃくちゃ大きな本で、ビニールに入りて渡してくれたのでコミティアっぽくないなあと思ったら卒業制作で作った本らしく、あれなんか友達にもそんな子居たなあとおもったら同じ大学だった。
本の内容は作者が生まれた時から現在この本を書くまでの自叙伝のように濃く人生を振り返る内容で、僕たちにはあまり馴染み無い中国の暮らしや日本に来ての戸惑い、人として普遍的な未来に対する期待と不安がページ毎に真意に描かれていてこりゃ凄い本だと周囲に自慢しくりました。
そしたら次のプッシュ&レビューで一番得票してて、やっぱりコミティアプロの人達の良い本を見つける能力なんなのと思う部分と、俺の鼻もまだまだ捨てたもんじゃ無いなあと鼻を鳴らしながら自慢したことを思い出して恥ずかしくなりました。

こんにちはーズ / 私立神谷女子高等学校 王子様コンテスト 2019年

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「ウチらの学校・・・イケメン多すぎじゃね?」っというイケメン女子が多すぎる女史高でのイケメン女子コンテストのエントリーシートという凄まじい内容のイラスト集。細かいプロファイルと描き込まれた小物や王子様の仕草にすげえ本だなあと眺めながらニヤニヤしちゃう。
この時はまだポチェッティーノでチャンピオンズリーグ優勝も見えていたとは懐かしい限り、っと机に貼ってあった魔除けみたいなモウリーニョのお面に手を合わせたのが懐かしい限りです。

せせぴぴ / エロマンガ編集術画像13

コミティアで知り合った僕が尊敬する「エロマンガ・マイスター(達人)」達の影響で、僕もkomifloに入ってエロマンガを読んでるのですが、そんなエロマンガどうやって作られて居るのかを現役の編集者さんが包み隠さず一冊の本にまとめてくれた凄い本。
エロマンガだけじゃなくて編集さんが漫画雑誌を作っていく中で気をつけてる事が細かく記述されてただ漫然とマンガ読んでるだけの自分もこんなに色々な事が考えられてるのかと勉強になりました。

s/h / 百合短編集

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タイトル通りのド・ストライク百合漫画集。
クラスメイトの気になるあの子、逃避行の先であった訳ありの女、机で寝ている彼女、同じステージに立つ女の子、先に行ってしまった女の子、全員が大事なパートナーであるという寄り添う花々のような見ていて清々しい感じがするなかなかの厚さの短編集でとても面白かった。
だがこの表紙を見ると何故か「この頃元気だったよな風間サッカー」っという気持ちが心を過るのは何故でしょうか?

以上、他にも紹介したいあのときの、1年前のコミティアで買った本を紹介したいのですが、ここまで書いて

「キリが無いわ!」

っと言うことに今更気がついたので、ここまでにします。

いや、もっと面白い本いっぱいあった、この時の新刊じゃないけど、この時買った本で面白いものがいっぱいあって、よくそういう本を手に取ってはワイの目は節穴じゃったと悔し思いをするときがあるけど、そういうのもコミティアの楽しい時間だったなあと今、ここまでダラダラと書いて思い返すと本当にコミティアは自分にとって、とても楽しいもので参加して会場の空気吸ってるだけで何か普段とは違う、高揚感と呼ばれるふわふわとした気持ちになるのは15年間一度も休まずに参加してたイベントがこんな形で一回お休みになるとは思ってもみなかったので、あの地震の時だってコミティアはやっていたし、個人的な事を言えば父親が死んだ時だって49日開けてコミティアに参加できた時、凄く救われた気がしてたのでコミティアって、イベントって死なないものなのかなあとずっと思っていたのでなんだか不思議気分になってるのは確かです。

コミティアだけで会う人とのコミュニケーション、それが机越しでも偶々会場ですれ違っただけでも、小さな繋がりだけどそれがちょうどよくて楽しい。(そこにコミティア終わった後だけ折角都内に来たから集まりましょうか?とフライドポテトと酒だけで数時間、識者の話(何故あなたは極上生徒会を見てないのか?などの訓話・説法の事)を聞く会とかがあってそこまで含めてコミティアだと思ってる)そういのもコミティアがなければ無いので、じゃあ個別にやればいいじゃんというのもまためんどくさい。

ここまでの私のコミティア語りがオッサンというか、もう中年も通り越していよいよおじいちゃんまでもうワンステップまで来ている人間のただの懐古趣味なんですよね。
色々とこういう状況になって振り返ってみるとコミティアが今まで続いてきたのは自分みたいにしがみ付いてきた人間と新陳代謝でコミティアに育てられて日本の創作分野で第一線で活躍してる人と創作から離れた人、また帰って来た人とか新陳代謝がちゃんと機能してたからで、だから毎回楽しかったし、その時のその時の空気みたいなものがあってその移り変わりは古いHTMLを駆使して作ってたホームページ文化からTwitterなどのSNSやpixivなどのプラットフォームが出来てからのイベントとしてのコミティアが少しずつ形を変えてきながら続いていった歴史を見てきたからなのか、今回の中止が何かまた一つコミティアが変わっていくスイッチが入ったのかなという気がしてます。

今回コミティアではWebカタログが整備されていよいよ便利にサークルチェックもできるし、新しい作家さんや凄い才能が見つけやすくなることは間違えなくて、便利なんだけどじゃあそれってコミティアである必要は? っという気もする。

多くの人に見てもらいたいならSNSかプラットフォームに投稿すれば良いけど、コミティアの机に頑張って本を並べて、新しい物語を探してるコミティア猛者達のアンテナに引っかかるかどうか机の下をじっと見て耐え忍んでるあの感覚はもう必要が無いのかな? それを繰り返してなんとなく自分の落としどころを何回か参加して見つけていくなんてもう古い話で、どれだけいいね!貰えるかが大事で、たった一人あの会場で「前回の本面白かったです」って声を掛けてもらって一喜一憂するなんてもう「効率が悪い」っという事なのだろうか?

今日やってたエア・コミティアで読めた作品と、会場で手に入れて読んでた時の感想って本当に同じなんだろうか?(コミティア会場マジックで旅行先で入手した「ゴミ」を渡されて大喜びするという体験は会場だけで味わえる足摺岬感)

そう考えてやっぱりコミティアの空気、それも直近じゃなくて、妙に人に会ったり、懐かしい思いに駆られたり、いろいろな気づき出会いがその時その時のイベントでの楽しい思い出があって、それをデジタルで補完することなんて無駄とはもちろん言えないが、やっぱり違うものだし、多分もう帰ってこないのかなあという気持ちに正直なっている自分がいます。

これは15年の緊張感が今回の騒ぎで断ち切られた、コミティア依存症の自分だけが感じてることなのでしょうか?

すげえ後ろ向きな事をダラダラと書いてしまいしたが、やっぱりコミティアがなくて気持ちに損失感を感じてる自分はあのコミティアの会場の空気が大好きなのだと、だからデジタルで構成されるエア・コミティアが「コミティア」って名前が入ってることになんだかしっくり来てないと憤りに近い損失感を覚えているのは本当に「めんどくさい、早く昔よかったおじさんは居なくなれば良いんじゃないですか?」っという事に尽きると思う次第。

きっと今回の事で「昔のコミティア」が本当に昔になって、きっと新しいコミティアにこれからなっていくのだから、それを心の底から楽しみたいなあと思う次第です。

ここまで書いていてふと最近山下達郎の「ライド・オン・タイム」が頭の中で何回も掛かっていて、一緒にコミティア出ててまた出たいと言ってた友達もノリノリで聞いてたからだなあと思ってたんですが、タイトルの意味が「時間通りに乗る」「時流に乗る」「乗り遅れるな(命令形)」の意味があるということをググって知ると、ああなんか自分はやっぱりいろいろと変わってくことに焦ってるのかなあと。
(本当にあの歌ライド・オン・タイム言い過ぎてうるせえと思う時もあるのだけど、だから焦りとかもあるけどやらなきゃなあ、乗らなきゃなあという気持ちにさせるのかもね)

いやー書いててまとまらない、普通に一年前のコミティアで面白い本がたくさんあったって紹介するだけで終わらせればよかったのにダサい。

ということで「あとは各自で(大瀧詠一メソッド)」






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