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4年越しに逆転時間が教えてくれたこと

この記事はワークショップデザイナー育成プログラムの修了生アドベントカレンダーの記事です。

今年は20日目を担当します。
ちなみに昨年は18日目を担当しました。

最初に近況をお話ししますと、年明けから代表取締役社長に就任します。
もう自分でもびっくり!

時間軸としては最後のオファー

今年の誕生日にはこんな投稿をしました。
読むのが面倒な人へのダイジェスト版としては変わり映えのない1年にしたくないので越境&進学を決めた22年誕生日までの状況ですです。

業務委託でジョインし他業種でやっていく手ごたえを得たところで、長年気になっていた大学院を受験して9月末に無事合格をし2023年からの進学を楽しみにしながら日々の仕事をこなして満足な一年!

みたいな感じで22年のピークを迎えたことを実感し、会社に合格報告をしたところところで社長昇格のオファーがきました。

びっくり!でも違うそうじゃない。。。

頭に浮かんだこと

最初に頭に浮かんだのは石と壺の話。

「さあ、クイズの時間だ!」

大学教授は、そう言って大きな壺を取り出し、教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ石を詰めた。壺が一杯になるまで石を詰めて、彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」

(中略:小さな石とか砂とか水をいれていっぱいになってくか聞くアレ)

「ここで言う“大きな石”とは、君たちにとって一番大事なものだ。それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失う事になる。もし君たちが小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしたならば、君達の人生は重要でない何かに満たされたものになるだろう。」

「そして大きな石、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それ自体を失うだろう。」

『会社がなぜ消滅したか』(読売新聞社会部/新潮文庫)の「文庫版あとがき」

粒度な大きなイベントを先に入れない限り、それが入る余地はないのは理解できる。
しかし多くの人が、目の前に起きる出来事が砂なのか大きな石なのか判断付けるのは難しい。

その粒度は時間が経過してから判明することが大半です。

なので私からしたら50を目の前にした越境へのチャレンジは当時の自分の中では一大決心でした。

更にダメ元受験とは言え必死に時間を確保して受験にチャレンジし、合格通知を受け取ったときは夢のようなくらい感動した出来事でした。

順番が逆転だったらいいのにな。。。と心の中でつぶやきながら思い出しました!

「これって逆転時間的に受け入れたらいいんじゃない?」

逆転時間とはWSD子ども向けの実践ワークで使われた手法である。
内容としては”逆転時間”というアプリを使って、ショートムービーを作ります。逆転再生されることによる意外性や、楽しさに気づいてもらいながらストーリーを組み立てるワークです。

実際にストーリを撮影する際は起承転結の結から順に上手に撮っていき起の部分は1番最後に撮るのである。

つまり今回の社長就任は一番最後に発生したけど逆転時間的には最初の大きな石として受け入れられるんだ!!!

と考えると自分の中でなんとなく腹落ちができました。
何を言ってるか分からないと思われますが、本人も結構わかってなく無理やり紐づけてます。

おわりに

今回も無理やりWSD感をだしました。

仮に就任のオファーが一番最初に来ていた場合は、きっと越境の可能性を模索することも進学のチャレンジもすることなくオファーに向き合っていたと思います。
それはそれで良いことかもしれないですが、新たな可能性を自分の中で潰していたなと感じます。
先に色々チャレンジしたり、来年の進路を決めていたからこそ今回のオファーも制約?の中で自分ならどうできるかを真剣に考えることができましたし仲間たちとも話し合えました。

石と壺の話も真理ですが、やっぱし逆転時間的に考えるのも人生の中では大事だなと感じました。

色々とチャレンジが続く23年になりますが皆さま是非仲良くしてください&助けてもらえるとうれしいです。

書籍や配信機材に活用します!