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RE②文化を知ることの大切さ~アフリカ・ウガンダのイメージが大きく変わりました

ソーシャルビジネスのインターンの感想第二弾です。

前回はソーシャルビジネスの意義と課題を身近に感じれられて良かったな~みたいなこと書きました。
これはインターンを応募しようと思った理由「ソーシャルビジネスについて学びたい」に直結してます。
が、もちろん当初考えていなかったけど得られたことというのはあって、今回はそれを書きたいと思います。
インターンを通じて、アフリカ・ウガンダのイメージを更新できたことについてです。

インターンを通じて、アフリカ・ウガンダに対してポジティブなイメージを持つことができたと思います。
インターンを始めたのは、ウガンダのことを知りたいと思ったのではなく、ソーシャルビジネスについて学びたいと思ったからだったので、自分のウガンダの見方の変化について特に意識していませんでした。
でもインターンを通して、アフリカやウガンダに対するイメージがかなり変わったと気づきました。そしてその変化は私にとって大切だったと思います。


もともとアフリカやウガンダに特別関心があるわけではなかったので、ウガンダがどういう国なのか知りませんでした。
それどころか、「アフリカ=貧困、不安定、etc」みたいなイメージがずっとありました。
高校生のとき参加した学校のプログラムに、日本の大学に留学している海外の学生がボランティアとして来てくれていて、何人かがアフリカの国出身でした。その人たちと話して、自分の中にそういう偏見があることに気づかされました。
でも、「自分には偏見があるな」と気づいて終わりでした。それでどうこうしようとは思わなかった。そのままアフリカについて知らずに大学に入り、さらに数年が過ぎて...

そんな私でしたが、インターンを通じてウガンダの文化に触れることができました。アフリカンプリントというカラフルな布、その他様々な伝統技術、工房で楽しそうに頑張って働く作り手たち。
実際に渡航はしてはいないけれど、業務を通じてウガンダの写真を見たり色々調べたりして自分でも発信する中で、素敵な国だな~とウガンダを身近に感じるようになりました。

とはいえ最初に書いたとおり、アフリカに対するイメージの変化についてずっと意識していませんでした。
変化に気づいたのは、つい先日「“関心の入り口”としてのウガンダアイテム
~国際フレンドシップデーに向けてRICCI EVERYDAYができることをインターン生がディスカッションしてみた~」
というコラムを執筆したときのこと。
(余談ですが、普段コラムは一人で書いてるんだけど、インターン生のディスカッション形式を提案したところ採用されました~。立場にかかわらず意見が自由に言えて取り入れてもらえて、良い環境だったなと思います。コラムきちんとまとめられなかったの反省だけど、ほかのインターンの人とも話せて良かった!)

フレンドシップデーは「国や文化を超えた友情が、世界平和を促進し、コミュニティ同士を結びつけることを再認識する日」として毎年7月30日に定められていて、コラムではタイトルの通り、その目標に対して何ができるか考えています。

それで、ブランドとしてはウガンダを知るきっかけを提供するっていう意義というか役割というかがあるのではみたいな話をしました。ファッションを入り口として社会問題に関心を払えるようになるといいよねーと(アフリカンプリントのアイテムを見る・良いなと思う・購入する→ウガンダ全般に関心を持つ→社会問題にも関心を持つ、という流れ)。

だから、ここでは文化をきっかけに社会問題を知ってほしいって話をしているんだけど、
これに対して私は社会問題から入っている。ウガンダにかかわらず外国のことを知ろうとするとき、だいたい社会問題を学ぼうとする。文化より社会問題のほうが関心があるから。

でも、私みたいに社会問題そのものに関心がある人にも、人こそ、文化を知る必要あるよなーって(すごい当たり前のこと書いてる気がするんだけど)思います。

文化を知らないと、貧しい国、民主主義機能してない国みたいなネガティブなイメージだけを持ってしまう。ステレオタイプを貼り付けてしまう。偏見に基づいてその国のことを勝手に解釈してしまう。
そうすると何か現地で活動するってなったときも、そこで主体的に生きてる人がいることが見えずに、こっちが何とかしなきゃみたいな思考に無意識になる気がする。
それはディスカッションでも出てきた「現地の実態から離れた上から目線の支援」につながるのではないでしょうか??

インターンをしてなかったら、私はアフリカンプリントについて知ること多分なくて、
だからウガンダって聞いたら「あー、あの反LGBT法が問題になった国ね」としか連想できなかったと思います。
けどそこに素敵な文化があって、人が生活しているということを身近に感じられていたら、態度や考え方が変わってくるんじゃないかなー。

別に、自分がすごいことを新しく思いついたとは思ってません。
「現地の実態から離れた上から目線の支援」の問題はよく言われることで、現地の人としっかり交流して国際協力を進めましょうみたいなこともよく聞きます。
けど、頭でわかっていることと、実際に文化を知って身近に感じているのってやっぱり違うと思うから

インターンがウガンダの文化を知る機会になったこと自体良かったし、イメージの変化の大きさを実感できたのも良かった。
もっと他の国の文化を知りたいと思います。

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