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記念日と年中行事と文学者365日  ~八月三日~

 1872(明治5)年のこの日、太政官布告で「学制」が発布され、近代的な教育制度が確立しました。
 当時は下等小学4年間、高等小学4年間の4・4制でしたが、数度の変遷を経て1947(昭和22)年に現行の小学6年間、中学3年間となりました。
 ※以下のサイトを参照しています。 


穂懸(ほかけ)
 稲の初穂をまず神に供える作法。近畿や山陰などで八朔に穂懸をする例が見られるのは、この日が初穂を主人や親方に供える日であったことを物語るものである。しかし暦法の変遷もあり、八朔に初穂を得られない土地も多く、したがって土地土地によって適当な日を選んで穂懸を行うようになった。陰暦八月十五日あるいは秋の社日に穂懸を行う土地もある。作法については、神社の前や家の自在鉤にかけたり、床の間のそばの柱にかける所もある。神社では高欄に初穂の束をかける例もある。
 ※社日(しゃにち)…(「社」は土地の神の意)暦注で、春分・秋分に最も近い戊(つちのえ)の日。一説に、立春・立秋の後の第5の戌の日とも、また、旧暦2月・8月の甲(きのえ)の日ともいう。土の神を祭って、春は五穀豊穣を祈り、秋は収穫のお礼参りをする。春のを春社、秋のを秋社という。しゃじつ。
 ※自在鉤(じざいかぎ)…炉・かまどなどの上に、上からつるし、鉄瓶・鍋・釜などを自在に上下させる装置の鉤。
 ※高欄(こうらん)…宮殿・社寺・廊下・橋などの、端の反りまがった欄干(らんかん)。
 【参考文献】鈴木裳三『日本年中行事辞典』〔角川小辞典16〕 ※初版:昭和52年12月20日発行


1954年(昭和29)中城(なかじょう)ふみ子・没 歌人。

【参考文献】小林國雄編著『文学 今日は何の日』


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