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月に一度のホテルステイで整う私へ

こんにちは!
旅するカウンセラー、SAWAです。

私は2021年から、月に一度は「旅」する生活を続けています。

子供が生まれてから5年間で、60か所以上のホテルに滞在し、そのほとんどは子連れでの滞在ですが、子供の成長とともに、次第に一人で旅をする機会も増えていきました。

キンプトン新宿東京

そして、「定期的に旅をする大きな効果」を実感するように。

私が思う旅の効果は、「自分が整っていく」ということ。

「旅」言っても、いつもより少しだけ遠出した先で一泊だけして帰ってくる「お出かけ」的なものもあれば、ごくごく近所のホテルに滞在するだけのご近所泊も含まれており、飛行機や新幹線を利用するような遠方への旅は、多くても年に3回ほど。

私の旅のほとんどは、近場か、せいぜい特急を利用して1、2時間で到着できる場所です。

私が月に一度の親子旅を始めたのは、主には子育てとパートナーシップのストレスから。

待機児童になんてなったら大変と、生後5ヶ月の時から保育園に預けて復職した私は、時短勤務&ワンオペ育児をこなし、それに加えて国家資格を取得するためのスクールにも通っていました。

時短になり収入が減ったため、経済的な不安が大きかったものの、常に怒りをぶつけている夫に頼ることには抵抗があり、お財布は別々を維持。

息抜きの時間といえば、少し早めにオフィスを出られた日に駅のベンチでお菓子を食べる数分間。

毎日バタバタだけど、そんな風に色んなことができている自分に自己満足していた面もありました。「まだ子どもが小さいのにすごいね」と言われることが自分のプライドを満たしてくれていたような気がします。

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア

けれど、自分が思うほどのキャパは無いのに、無理をし過ぎてしまったせいで、私はほぼ常に不機嫌で、パートナーシップもボロボロ。

子供と遊ぶことは苦手だし(特におままごとやごっこ遊びは大嫌い)、仕事も社内で思うような活躍ができずにくすぶっている日々。

そしてある時に、気がつきました。

私が目指していたのは、「幸せの形」というよりも、自分が勝手に思い込んでいた「成功の形」だったんだなぁと。

それ以来、少しずつ、少しずつ時間をかけながら、「世間の成功」ではなく「自分の幸せ」を大事にすることに取り組んできました。

でも、自分にとっての幸せを理解して実践するには、自分を知ることが必要不可欠です。

自分の限られた時間とお金と、そして自分の心と体のエネルギーを、自分が本当に大切にしたいことに集中することが自分らしい幸せには大切なことだと私は思います。

けれど、そんな覚悟をするのも束の間。
仕事に忙殺されてしまったり、
ストレスで衝動的にお金を使ってしまったり、
疲れていて好きなことをする体力すら残っていなかったり…。

もしくは、そもそも自分が何が好きで、何が得意で、どんな価値観を持っているのかを言語化できていないことにも気づきました。(言語化できていたとしても、やっぱり「成功」を目指してしまっていることも)

どうしたら、もっと1日1日を幸せに、大切にできるのだろう。
やり過ごしたり、流れていってしまう日々を過ごすのではなく(そういうことも、実は価値があったりするのだけど)自分の人生を生きている!と実感しながら日々を積み重ねていけるのだろう、とモヤモヤする中で、私はホテルステイを始めました。

星のや東京

コロナ禍でホテルのデイユース利用のサービスが充実していたタイミングでもあり、最初は宿泊するのではなく、有給を取ってホテルで1日を過ごすという時間の使い方を、恐る恐る始めてみたのです。

大好きなホテルという空間に滞在することで、まずは物理的な時間と余白を確保して、自分を見つめてみようと思ったわけです。

京王プラザホテル東京

ホテルステイの時間を使って、読書する、セミナーに参加する、あるいはとにかく興味が赴くままにネットサーフィンするといった時間を過ごすこともあれば、キャリアカウンセリングやコーチング、占いのセッションを受けることもありました。

とにかく、日常から離れて、余白を作ることをしたかったんですね。

私たちの多くは、自覚している以上にとても疲れています。
当時の私も、かなり疲れていました。(今も、うっかり疲れすぎてしまうこともありますが…)

日頃から無理をしていたり、我慢をしていたりするのに、それに気づいてすらいないということも多いです。

ホテルステイや旅で得られるもの、それは自分と対話する時間です。

対話することによって、「自己理解」を深めることができるようになります。

私たちは、この毎日を、仕事に、家事に、育児に介護に、あるいは勉強や人づきあいなど、様々なことに時間を費やして暮らしています。

本当は、私はどうしたいんだろう…?
私は何が好きで、何が得意なんだろう?
自分らしさって…?幸せって…?

こういうことを日々の暮らしの中で考えられない訳ではありません。
でも、ついつい、目の前の予定や用事を優先してしまいがちで、自分と対話する余白、あるいは対話以前の問題で、睡眠時間やゆっくりする時間もままならないという時もあるかもしれません。

だからこそ、物理的な時間と空間の余白が確保できる「旅」が、効果を発揮するのかなと思っています。

HOTEL AO KAMAKURA

・自分と向き合う余白を作りたい
・最近忙しすぎて、一度立ち止まりたい
・自分の理想の人生を叶えていきたい!

そんな時には「月に一度の一人旅」が人生を好転させるきっかけになるかもしれません。

私が3年間続けてきた、子供と、もしくは一人で、月に一度は旅行に出かけるというライフスタイルを通して気づいたこと・体験したことを以下の本にもまとめています。

本書では、旅先で実践する「癒し」・「自己理解」・「人生の定期的な振り返り」について具体的な方法も交えながら解説している他、定期的な旅を実現するための、お金・時間・罪悪感という壁の乗り越え方も紹介しています。

手に取っていただけたら、とってもとっても嬉しいです。


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