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【データポータル】 西武鉄道の収入を可視化してみる


西武鉄道は、鉄道事業とホテル事業の月次収益を公開しています。月次収益をGoogleデータポータルをつかって可視化していきます。

こんにちは、サヴィーです。

Googleデータポータルを使い、西武鉄道の月次データを可視化していきます。

西武ホールディングスの今期決算は厳しい

西武ホールディングスは、2020年度は赤字が見込まれています。経営は良い時期もあれば苦しい時期もあるわけですから、ときどき苦しい決算になるのは事業の常です。

決算が振るわない時期は苦しいですから、良い決算に越したことはないですが、でも常によい決算なんてことは、あり得ません。

であれば、苦しい時期にこそこれまでの事業を積極的に見直し、成長の機会に変える。こういった発想が必要です。

現状を知るための可視化

作成したレポートを早速みていきましょう。

輸送収入

2020年4月から2021年1月までのデータです。期間合計の運輸収入は約587億円でした。(レポートの単位は、百万円になっています。)

定期収入(右のグラフの青色)は大きく増減ありません、2020年6月から回復傾向でしたが、12月にダウン、1月に少し持ち直しています。

定期外収入は月別で変化が大きくなっています。緊急事態宣言に伴う外出自粛が影響しています。

緊急事態宣言がだされた期間は1回目が2020年4月〜5月、2回目が2021年の1月〜3月です。2回目の緊急自体宣言時の落ち込みは、1回目と比較すると軽微です。

緊急事態宣言に伴う収入への影響が軽くなっています。外出自粛の程度が1回目よりも弱くなったことが考えられます。

経済活動に与えるコロナの影響は引き続き見通した立ちません。しかし、鉄道収入に関しては影響は弱まってきています。1回目と2回目を比較して、どのような移動が増えたのか(減らなかったのか)を注目すると、今後注力すべき移動促進施策のヒントが得られそうです。



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