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【躁鬱寛解後の働き方⑥】絶望!社会復帰後のお金の問題の話。


①はじめに


社会復帰に向けて色々準備したり、自分を色々訓練している時は本当にやる気に満ち溢れている瞬間です。
ですが、その後はいいことばかりではないです。
お金と体調のことで本当に悩みます。
特に、お金のことで悩むと、再発リスクが一瞬で上がります。
社会復帰するとして、そのままその後も自活が継続できる計画を立てれてないのであれば、社会復帰に踏み切る必要はないのではと私は思っています。
障害年金を受給しているなら、障害年金を受給して実家で暮らす、というのが1番安全です。

②絶望!社会復帰後に待ち構えるお金問題


社会復帰後にどんなお金の問題が待ち構えているかというと、

・障害年金を受給していた期間は年金をおさめるのが免除になっていたので、高齢者になってから受給できる年金金額が物凄く少ない。

・基本的に貯金があまり無い状態からの社会復帰の人が多いと思うので、何か問題が発生してお金を捻出するというのが難しい。

・正社員で働き続けない限り、退職金は無し。

・私の体感的に、求人はたくさんあると言われてるが、もう35歳を過ぎると「経験者限定」「◯◯の資格がある方限定」が殆ど。

・高齢者になってから受給できる年金金額が少ないということは、定年後も働かないといけない。でもシルバーは肉体労働が殆ど。膝が痛い、肩が痛いなどが既に発生してそうな年齢での肉体労働はできない可能性が高い。

・老後2,000万円時代から、4,000万円時代になったという話を聞いた後に、4,800万円時代という情報を見た。内訳はかなり贅沢している内容だったが、社会復帰した年齢から定年までに何事もなく無事に2,000万円貯金は、パートで働いてたら不可能。正社員でも難しい。

・持ち家が無い場合、老後も賃貸で暮らす為、毎月家賃を払わないといけない。

以上が、社会復帰後に待ち構えているお金の問題です。

③更に絶望!老後2,000万円問題をサウナ猫の場合で計算してみる。

この老後2,000万円問題を、私のケースで計算してみますね。

私は現在40歳です。
定年が70歳とします。
30年で2,000万円貯金することになります。
2,000万円÷30年=1年あたり66万6666円貯金する。
66万6666円÷12ヶ月=1ヶ月あたり55,555円貯金する。

パートの給料で、毎月55,555円貯金できませんよ。
しかもこれは老後2,000万円としての計算であり、4,000万円と言われ始めてるので、毎月2倍の11万円以上を貯金しないと老後の資金4,000万円なんて無理です。

しかも、その間に大きな出費が無いとも限りません。
親も病気をする年齢になっていきます。
親のことは親自身でなんとかしてもらったとしても、自分だって、健康の人よりも明らかに身体が弱いですし。
家電だって故障しますし、スマホだって買い替えないといけない。

④医療関係の人はこのお金問題を知らない?


医療関係の人たちは、この問題のことを知らない人が多いと思います。
というのは、躁鬱の場合は寛解は基本的に「無い」みたいなことになってるので、寛解後の元患者を大勢調査した研究結果みたいなのは存在しないと思います。
存在してます!と、もし知っている方がいらっしゃったら、そのデータを教えてください。非常に助かります。

⑤絶望!!でも残念ながら事実。

「自分に合った働き方」というのを本当によく考えて、道筋をある程度立てておく必要があります。

そんなことよりも、サッサと社会復帰してしまったらどうにかなるでしょー!って、そんなレベルの話ではありません。

社会に出たら、誰も助けてくれません。
いや、助けてくれる人はいます。悩みを聞いてくれる人はいます。
でも、お金のことは誰も助けてくれません。

健康でしっかり働いていて、子供がいるような家庭でも、今は税金ばかりで生活が苦しくなっています。

私は自分に思いましたよ。

「何の資格も、経験もない人間が、その人達よりもいい暮らしができるはずないよな。」って。

残念ながら、それは諦めではなく、事実です。

⑥そうならない為のヒント。

精神病を寛解してからの社会復帰。
本当に大変です。

ここまで読んで、絶望した人が殆どかと思います。
でもそうならない為に、私は自分を使って人体実験しながら生きており、このnoteを発信しています。

私は躁鬱を寛解してから5年以上経過して、まだ再発してません。
躁鬱のことを完全に忘れて暮らしています。

ヒントは、【世の中の当たり前をやめる】ということです。

次回は、私がどういう計画を立てて社会復帰したのか、というのを記事にしてみます。

今回の話は以上です。

できないことができるようになるの、楽しい。

⑦お知らせ。

質問があれば受け付けています。

コメント欄でもいいですし、InstagramやXのDMでも良いです。

DMの際は「noteの記事を見ました。」という一文を添えていただければ助かります。

いま、InstagramとXで「サウナ猫の限界がきた!」というエッセイ漫画を投稿しています。

Instagram @saunaneko.manga

https://www.instagram.com/saunaneko.manga?igsh=aGNyc2xqNHp2eTUy

X @saunanekodesu

内容を読んでいただくとおわかりの通り、6月から仕事を休んで実家で暮らしています。

躁鬱は再発してませんが、体調不良なのです。

現在はかなり回復しました。

毎日19時頃に投稿してますので、Instagram、X、そしてこのnoteのアカウントをフォローよろしくお願いします!

ではまた!

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