見出し画像

「ロウリュ」とは

 ロウリュとは、主に、熱せられたサウナストーンにヒシャクで水をかけ、発生した蒸気と熱波がかもし出す状態をいいます。お風呂の「よい湯加減」をサウナに置き換えると「よいロウリュ」ということになります。
「よいロウリュ」とは、温度と湿度のバランスだけではなく、排気口・吸気孔・ドアの開閉による室内気流、内装材からの輻射熱や香り、サウナストーンに水をかけた時に発生するマイナスイオン等々、様々な要因から形成されます。


ついつい、サウナ室と水風呂の「温冷の差」ばかりに気をとられてしまいますが、サウナ室内の「湿乾の差」を楽しむことが、サウナの醍醐味でもあることを、決して見逃してはいけません。「気圧の差」まで感じ楽しめるようになれば相当な上級者だと思います。


また、専門のスタッフがエンタメ性を重視し、ロウリュをコントロールする行為を「アウフグース」と呼びます(私はこれが、大の大の苦手です)
繰り返しになりますが、ロウリュとは、あくまでも「湯加減=結果」であって「湯もみ=行為」の意ではありません。
自分自身でロウリュをコントロールし、最適な状態を創造するサウナがあれば、最高なのになぁ・・・と思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?