サウナジャンキー

プロサーファーが波乗りで食っていけるように、プロサウナーになりサウナに入るだけで食って…

サウナジャンキー

プロサーファーが波乗りで食っていけるように、プロサウナーになりサウナに入るだけで食っていくことが人生の目標。私はまだ食っていけてないからプロサウナーではない。好きなコトバは流汗淋漓。ホームサウナは 駒の湯 ユーランド鶴見 東名健康センター フィンランドサウナよりバーニャ派

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  • サウナジャンキー プロサウナーの道

    私は何をやっても長く続かない三日坊主な男です。どんなに夢中になっても、直ぐに飽きてしまうのです。 でも、人生たった一つだけ、ずっと続けてきたものがあります。飽きたくても飽きることができない。サウナって、本当にスバラシイ。人生が豊かになる。自分を再発見できる。励まされたり、勇気をくれたり、慰めてくれたり・・・サウナは、色んなことを教えてくれます。簡単には語りつくせません。 サウナとのフィーリングは、どんなときも「自分だけのもの」で、なかなか人と分かち合えるものではありません。だから、色んなサウナやサウナーの方から勉強して、それを広めていきたいと思います。そんなプロサウナーを目指します。

記事一覧

「ロウリュ」とは

 ロウリュとは、主に、熱せられたサウナストーンにヒシャクで水をかけ、発生した蒸気と熱波がかもし出す状態をいいます。お風呂の「よい湯加減」をサウナに置き換えると「…

「松ちゃんのサウナ部」

 タレントさんや、スポーツ選手などの著名人に、サウナーは数多くいらっしゃいます。アメトークの「サウナ大好き芸人」(山口智充 博多華丸 カンニング竹山 サバンナ高…

「サウナーズハイ」

アメリカの生物学者の、こんな論文を目にしました。 「オーガニックな快感は神経的な報酬。繰り返しある行動をもたらすための報酬。それは人の生存と繁殖の確率を高めるた…

「初めてサウナに入った日本人」

漂流者のロシア見聞を聞き書きした「環海異聞(かんかいいぶん)」という記録がある。 寛政5年(1793)奥州宮城郡の水主、津太夫・儀平・左平・太十郎ら16名が若宮丸という…

「日本サウナのルーツ」

フィンランドのサウナも良いですが、その前に日本の発汗浴の素晴らしさや、歴史について抑えておくべきポイントをまとめました。 ちょっと乱暴ですが、まず・・・ 温湯浴…

「サウナの湿度」

突然ですが「湿度」には、2つの測り方があります。中学の科学を思い出してみてください。 <相対湿度> ある空気の塊が含むことのできる水分量を100%として、含まれてい…

「サウナで我慢してはいけない」

 サウナでの我慢は禁物、自分に合った時間を見つけ、無理なく入るのが一番です。長時間入ることがスマートで、短時間が恥ずかしいことではありません。極端に無理をすると…

サウナーが臨むことと究極の水

サウナーがサウナに臨むことは、サーファーが波に臨む心境と似ています。サーファーは「初めてテイクオフした(ボードに立った)時を一生忘れることが出来ない」と言います…

「ロウリュ」とは

「ロウリュ」とは

 ロウリュとは、主に、熱せられたサウナストーンにヒシャクで水をかけ、発生した蒸気と熱波がかもし出す状態をいいます。お風呂の「よい湯加減」をサウナに置き換えると「よいロウリュ」ということになります。
「よいロウリュ」とは、温度と湿度のバランスだけではなく、排気口・吸気孔・ドアの開閉による室内気流、内装材からの輻射熱や香り、サウナストーンに水をかけた時に発生するマイナスイオン等々、様々な要因から形成さ

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「松ちゃんのサウナ部」

「松ちゃんのサウナ部」

 タレントさんや、スポーツ選手などの著名人に、サウナーは数多くいらっしゃいます。アメトークの「サウナ大好き芸人」(山口智充 博多華丸 カンニング竹山 サバンナ高橋 山崎邦正)は記憶に新しいですが、他にも、松本人志 千原ジュニア 大田光 原田泰造・・・お笑い界以外でも渡部篤郎 松岡昌宏(TOKIO)亀梨和也 takahiro(EXILE)等々、テレビで自らサウナーであることを、公言しています。

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「サウナーズハイ」

「サウナーズハイ」

アメリカの生物学者の、こんな論文を目にしました。

「オーガニックな快感は神経的な報酬。繰り返しある行動をもたらすための報酬。それは人の生存と繁殖の確率を高めるための行動に限り、人類の進化と深く関係している」 
※オーガニックとは「薬物とかじゃ無い」という意

例えば古人類学において、人類の進化は「狩猟生活」に影響を受けたという仮説かある。多くの獲物を採集するためには、長距離を走る持久力が必要。だ

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「初めてサウナに入った日本人」

「初めてサウナに入った日本人」

漂流者のロシア見聞を聞き書きした「環海異聞(かんかいいぶん)」という記録がある。
寛政5年(1793)奥州宮城郡の水主、津太夫・儀平・左平・太十郎ら16名が若宮丸という船に乗り組み、石巻から江戸へ向かう途中、難風にあい、八ヵ月も海上を漂ったのち、アリューシャン列島のオンテレイッケ島に漂着、ロシアの都市ペテルブルグに辿りついた。漂民ら10名のうち、後に4名が帰国(6名はロシアに残留)
この書に6巻に

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「日本サウナのルーツ」

「日本サウナのルーツ」

フィンランドのサウナも良いですが、その前に日本の発汗浴の素晴らしさや、歴史について抑えておくべきポイントをまとめました。

ちょっと乱暴ですが、まず・・・

温湯浴=湯に浸かる 
発汗浴=サウナ

と整理します。日本沐浴史において、この両者は連続しているのではなく、並行していました。ただ現在のようなお湯たっぷりにつかることが普及したのは、江戸中期からで、それまでの日本沐浴史の本流はずーっと「発汗浴

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「サウナの湿度」

「サウナの湿度」

突然ですが「湿度」には、2つの測り方があります。中学の科学を思い出してみてください。

<相対湿度>
ある空気の塊が含むことのできる水分量を100%として、含まれている水分量を割合で示したもの (温度が高いほど多くの水分を含むことができる)

<絶対湿度>
単位体積(1立方メートル)当たりに含まれる水分量を、重さ(グラム)で示したもの

ちょっと、ややこしいのですが、混雑する電車の乗車率に例えると

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「サウナで我慢してはいけない」

「サウナで我慢してはいけない」

 サウナでの我慢は禁物、自分に合った時間を見つけ、無理なく入るのが一番です。長時間入ることがスマートで、短時間が恥ずかしいことではありません。極端に無理をすると命に係わる。絶対に、絶対に無理してはいけません。
世界サウナ選手権は、1999年から2010年まで。20カ国以上からの出場者を招き開催された、フィンランドの国民的なイベントでした(フィンランドサウナ協会は強くイベントに反対していましたが)

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サウナーが臨むことと究極の水

サウナーが臨むことと究極の水

サウナーがサウナに臨むことは、サーファーが波に臨む心境と似ています。サーファーは「初めてテイクオフした(ボードに立った)時を一生忘れることが出来ない」と言いますが、サウナーにとってのテイクオフは水風呂を克服できた瞬間と言えるでしょう。
私もあの時を決して忘れることはありません。

テイクオフし、水風呂が楽しめるようになったサウナーは、次にその温度や水質へ強烈なこだわりを持ち、さすらいの旅を始めます

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