見出し画像

シドニーに来て1ヶ月も経たないうちにローカルカフェで働き始めた話

ある時から思い立ったら吉日な思想になった話なんですけど、

かつては、というかついこないだまで私は保守的で、やりたいことがあってもリスクばっかり考えてチャレンジする前に諦めちゃう人だった。でも、ある時から「今これしなかったらもし明日死んじゃった場合後悔してしまう…!」(場合が極端すぎ)と思うようになって、何かしたいと思ったらすぐさま行動に移すようになった。少々お金がかかってもいったれー!と思うようになった。

オーストラリアに留学に来て最初本当にバッタバタしていて、物価も高くて心に余裕がなくて(お金がないと心に余裕がなくなる定期)体調も悪なって、入寮初日からバスルームぶっ壊れててお花摘めなかったり真冬の南半球で冷水シャワー二週間浴びる羽目になったり生活するだけで必死だったため、バイトは生活と心が落ち着いてからしよーと思っていました。

そんな必死生活真っ只中のある日、Chatswoodという周辺で一番の繁華街を歩いていたら、シドニーに来た次の日の朝にコーヒーを飲んだ(その時気に入って3日連続で行った)おしゃれで音楽ノリノリなカフェの前を通った。祝日なので店が閉まっていてシャッターに”HIRING"の文字が!

「でもこのカフェ、働いてる人全員Aussieっぽいし(私も半分Aussieなんだけど)(初出し情報)」
「人気店だから混んでて英語が完璧じゃない私なんかが働けるんかいな…」

と思いながらも申し込むのはタダ!落ちるかもしれないし受かるかもしれない!もし落ちたら気まずくてもう行けなったらつらいな!と思って拙い英語で自己PRと志望動機メールを書いた。(シドニーで初めて飲んだコーヒーがこのお店ので良かった✨絶対ここで働きたい!的なことを書きました)

次の日、授業中にそのカフェのマネージャーから電話がかかってきた。出た。

「やばい、マジで何言ってるかわからん」

こっちに来て意外と生活する分に関しては英語で困らなかった私だが、びっくりするぐらいのオージーイングリッシュと若者特有の気だるげな喋り方が相まって電話越しじゃ本気で何言ってるかわからなかった。とりあえず明日11時ぐらいにinterviewすることだけはわかった。それ以外はわからなかった。不安。

そして次の日面接のためそのカフェに行くと、到着即美味しいFlat Whiteでもてなしてくれた。それでバイトの面接あるあるの質問に答え終わると

"それではtrialしよっか"と言われ(trialはお試し労働していい感じだったら雇われるというこの国での制度です)、「え、いきなり?!」と思いながら突然レジに立ち30分ほどオーダーを取った。異国初労働完了、即採用。

えーーーーーーー!!!!!!!!

めっちゃ嬉しいいーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

こんなところで働けたらいいな〜を実現してもうた〜!

なんかさ、ほんとに勝手に諦めずにチャレンジして良かった。

もしどうせ無理だろうなって思ってアプライメール送ってなかったら、「あそこで働いてみたかったな〜」と思いながら日本に帰らないといけなかったよね。後悔はNO.

実際、このカフェ労働環境めっちゃ良くてコーヒーいくらでも飲ませてもらえてご飯もらえてスタッフみんな仲良しで(仲良すぎてみんなでミニオンの映画見に行った)(大人)お給料も高くて、本当に良いバイト先に巡り会えたな〜とご縁と勇気出した自分に感謝しながら働いている。

あと、不安だった英語は意外となんとかなっていて、お客さんも私が留学生なことを察してくれて「頑張れ!」て言ってくれることが多くてやさしいせかい_______.

冷静に、来て1ヶ月もしないうちにローカルで採用されて働いてる私すごくないか?

思い立ったら吉日思考に変えてから、「この選択して良かった!」と思うことが多いのです。そして当たり前に「こうしておけば良かった…」が減る。めっちゃ良くない?

とりあえず私はもし明日死んじゃったら今日のこと後悔しないような今日にしようと思って毎日生きている、というわけです。


画像1

9番街レトロというよしもとのコンビのなかむらしゅんさんがいつも「やれ全」って言ってる。やれること全部やってるやん…やれること全部やろ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?