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朝日杯FS 傾向・寸評

 

阪神1600M

阪神の外回り1600M戦になります。バックストレッチ半ばからのスタートで3コーナー、4コーナーの二つを回るコースになります。特に大きな勾配はない道中で淀みない展開になることが多くなります。最後の直線、ゴール手間に1.8%の勾配があり、上り坂になります。逃げ、先行馬は3コーナーを越えたあたりで一息入れて、凌ぎ切りたい展開になります。終いに坂があるため、惰性での乗り切りは厳しく、終いまで脚を使える底力が問われるコースでもあります。

人気
 比較的堅い傾向のG1レースになります。過去に二桁人気の好走は2019年の14番人気でグランレイが3着に好走しております。他では2020年1着のグレナディアガーズが7人気、2018年は2着クリノガウディーが9人気でした。この3頭以外はすべて4人気以内の馬が好走しています。人気薄3頭中の2頭は未勝利戦勝ち上がり組で共に距離は1400Mで関西圏の未勝利戦でした。また、未勝利戦では1人気で前々走の新馬、未勝利戦からは距離の短縮でした。重賞組からの2018年クリノガウディーも東京スポーツ杯からの参戦でした。新馬戦では京都1800M戦で上り1位を出しての新馬勝ちをしており、2歳馬にはタフなレースになる阪神1600M戦で、好走するのは上りの脚は必要になります。
 

朝日杯FS 過去5年好走馬


朝日杯 過去5年人気で凡走馬

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