2020年Jリーグ戦力分析・柏レイソル編

柏レイソル

IN
松本健太(←東洋大学)
細谷真大(←柏U-18)
鵜木郁哉(←柏U-18)
井出敬大(←柏U-18)
大南拓磨(←磐田)
高橋祐治(←鳥栖)
マテウスサヴィオ(←ブラジル・フラメンゴ)(レンタル→完全)
戸嶋祥郎(←新潟)
川口尚紀(←新潟)(レンタル→完全)
神谷優太(←湘南←愛媛)
仲間隼斗(←岡山)
呉屋大翔(←G大阪←長崎)
三丸拡(←鳥栖)
北爪健吾(←横浜FC)
三原雅俊(←神戸)(レンタル→完全)
キムスンギュ(←韓国・蔚山現代)

OUT
橋口拓哉(テゲバジャーロ宮崎→柏→岐阜)
上島拓巳(→福岡)(レンタル)
ガブリエル(→ブラジル・フラメンゴ)(レンタルバック)
田中陸(→山口)(レンタル)
手塚康平(→横浜FC)(レンタル)
杉井颯(→金沢)(レンタル)
猿田遥己(→G大阪)(レンタル)
中川創(相模原→柏→磐田)
宮本駿晃(→山形)(レンタル)
増嶋竜也(→千葉)(レンタル→完全)
田上大地(→新潟)(レンタル)
村田和哉(福岡→柏→山口)(レンタル)
中川寛斗(→湘南)(レンタル→完全)
キムボギョン(韓国・蔚山現代→柏→韓国・全北現代)
菊池大介(→福岡)(レンタル)
パクジョンス(→鳥栖)(期限付き移籍期間延長)
ユンソギョン(韓国・江原→柏→韓国・釜山)(レンタル)

寸評
昨季序盤は得点力不足に苦しんだものの、徐々に調子を上げ終わってみれば2度目のJ2優勝。最多得点最小失点、2位横浜FCと勝ち点5差、3位大宮と勝ち点9差という圧倒的な成績でJ1復帰を決めてみせた。
2年ぶりのJ1に挑む今季、移籍市場を賑わせたクラブの1つは間違いなく柏だった。
主力の放出はほぼ無し。オルンガ、クリスティアーノ、江坂等を擁した破壊力抜群の攻撃陣はそのままに、昨季J2で主力級の活躍を見せた選手を次々と引き抜いて補強した。
戸嶋、神谷、仲間、呉屋、北爪とその面々は非常にタレント豊富。特に神谷、仲間、呉屋が加わった攻撃陣は、昨季以上に魅力ある個性派集団となりそうだ。
更に大南、三丸、高橋祐治と昨季J1でコンスタントに出場機会を得ていたDFを獲得し、バランスも良い。
また、昨季途中に期限付き移籍で加入した川口と三原を完全移籍に移行させる等、強化部の手腕も光っている。補強という面だけでみれば今オフトップクラスに評価が高い。彼らをいかに使い、チームに落とし込むか。通算8年目を迎える名将・ネルシーニョの手腕にも期待が集まる。
昨季のベースをそのままにアクセントある味付けを行ったチームは、昇格組ではあるものの充分優勝候補の一角と呼んでも差し支えない。狙うは2011年以来2度目のJ1昇格即優勝だ。