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朝一番で文章を書いてみる。

最近、朝一番に「note」の編集画面を開いて、えいやっと文章を打ち込んでいます。

脳の中にあるものを、即興で書きつけてゆく感じです。

以前、「のきばトーク」で倉下先生が「朝一番に、ブログの記事を書き始めます」とおっしゃっていたのを聞いたことがきっかけで、朝一番に書くようになりました。

やってみて思うことは、「脳の中で考えている時は、誰かに理解してもらえるような順番・表現では考えていない」ということです。

脳の中にあるときは、「三次元立体の空間」に関連するものが蜘蛛の糸のようなもので繋がってふわっと入っている感じなのかもしれない、と想像したりします。なので、脳の中にあるものをそのまま出しただけでは、「関連性のある言葉の連なり」が、奇妙な順番で散らばるだけで、うまく文章にはならないのです。

文章は二次元で平面ですし、「読み手に伝わりやすい順番」で順序よく並べて表現してゆかないと、「伝わらない」のです……。

一度、脳の中にあるものを、noteの真っ白な編集画面に全部出してみて、あとから取捨選択したり、並べ替えたり、足りないところを足していったりする、という手順で作業を進めるのですが、私の場合は「いっぱい出てきたものから、不要な部分を削る」という感じではなくて、「断片で出てきた言葉のビーズを、意味がわかるように並べなおして、言葉の糸を足して繋いでゆく」感じになります。

(私の脳内って、言葉のビーズがころころ、詰まっている状態なんですね。むむむ)

並べ直すのが簡単なときもあれば、出てきたビーズが少なすぎて、「並べ直しただけでは、意味が通らない」ときもあります。

たとえば、ヨガやストレッチについての記事は、経験したことがない方にも伝わるように補足情報をたくさん入れなくてはいけないので、「ビーズ自体をたくさん足す」必要が出てきます。

(ここで言う「ビーズ」というのは、「情報」なのではないか、とふと思いました)

「自分の中に、どんなビーズがあるのか」は、いったん「外」に出して、「可視化」しないとわからない、のだな、と思います。

つい、「すらすらと、最初から完成形の文章を書きたい」って思ってしまうのですが、それよりは、「ぽろぽろとした断片でもよいので、いったん書いてみる」ほうが、気楽で楽しいですし、作業も進む、のかなと最近、感じました。

朝一番だと、「無意識の蓋」がまだちょっと開いているみたいで、思ってもみなかったビーズがころんと飛び出してくることもあるので、もしよかったら、連想ゲームを楽しむつもりでちょっとだけ書いてみる、というのを試してみてはいかがでしょうか。

休日の朝、少しだけ早起きをして、静かな時間帯にキーボードを叩くのは、とてもよい気分転換になるかもしれません。

photo credit: Stefan 1981
URL:http://www.flickr.com/photos/45511262@N06/6731286269
Title:'Break time'
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