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子育てと仕事との両立 #1 妊娠編

子育てと仕事との両立について、書いてみたいと思います。
私は今(2020年5月)41歳です。起業して4年目、フリーランスとして活動しています。娘はもうすぐ8歳の小学生です。そして、シングルです。


#1 妊娠編(2011年9月頃)※私、32歳、娘宿る。

私は、仕事人間で、こよなく仕事を愛し、仕事以外のことはほぼ何もしないという社会人でした。やりたいクリエイティブの仕事をして、仕事が終われば、毎日深夜まで、仲間と飲み歩くような生活を送っていました。

当時は、刹那的に生きることが楽しかったんです。
明日、死んでも思い残すことはない!と、思っていました。

そんな毎日の中で、私は、何十億という大きな案件を、たくさんの人たちとともにクリエイションしていました。毎日、忙しくて、忙しいのに飲みに行って、午前様で、次の日普通に出社して、週末も朝まで飲んで・・・。

だから、日々睡眠不足で疲れ切っていたから生理が来ないだけだと、不規則な生活だから生理が来ないだけだろうと強く思いつつ、妊娠検査薬を薬局へ買いに行きました。

結果。
妊娠していました。


会社の人たちは、私のことを一生結婚もせず、仕事に身を捧げると思っていました。私自身も、こんな大きな案件を回している最中に、妊娠は、マズいなと思っていました。

ただ、私は倫理的に堕胎する選択肢はなかったので、どうやって、産むか。どうやって仕事と両立させるか、それを、考える日々になりました。


まず、お酒をやめないといけない。
どうやって、仲間たちに「今日からお酒はやめる」と言えばいいのか。妊娠していることは言えないし、何を理由に酒をやめると言えばいいのか。

そして、いづれお腹が出てくるのだろうけど、一体何ヶ月まで黙ってられるんだろうか。太った・・で、いつまで、ごまかせるんだろうか。つわりがひどくなったら、どうやってそれを隠し、平然を装って仕事をすればいいんだろうか。

そして、結婚していなかったので、未婚で産むのか、結婚するのかも考えないといけない。親や彼氏に、なんて言えばいいんだろうか。

32歳。
いい年なのに、何の答えも自分で出せませんでした。

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ただ、子どもは私の中で、日々成長します。

だから、ずっとは悩んでいられない。いろいろ悩んだ結果を、出さなくちゃいけない。たとえこの選択が、後になって間違っていたとしても、後悔はしない。失敗を恐れてたら、何もできなくなるから。

と、当時の私は、フェイスブックに書いています。
ここで言う失敗って、何を思って「失敗」と言ってるんだろうね。

バリバリ働いていたから、そのキャリアを失うこと、かな。
結婚を選択すること、かな。

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人生には辛く、苦しいときがある。じっと耐えて、理解し、受け入れないと、前に進めない。私には時間が必要。だけど、いつか晴れることを知っている。大人だなーと思う瞬間。
子どものころは、問題に直面したとき、解決策はない!とか追い詰められたけど、今って、あんなふうに追い詰められることってないよね。どんな問題もなんとかなるって、知ってるから。ま、それが、せつなくもあるね。

皆が反対しても、私は産むと決意して、家族や彼氏に話をしようと決めました。詳細は割愛しますが、母親にも彼氏にも産むことを反対され、唯一、妹だけが協力するよと言ってくれました。

私は、つわりを隠しながら、会社では平然と働いていました。同僚一人と、信頼していた上司にのみ伝え、何食わぬ顔で妊娠前と変わらず、膨大な仕事をこなしていました。

そして、2011年12月29日。

ようやく、1年が終わりました。あまりの忙しさに一瞬だったのか、果てしない時が流れたのかよくわからなかったです。その忙しさの中で、新しい命を授かりました。感動的でドラマチックな瞬間も忙しさと辛さにかきけされてしまい、実感がわきません。年末年始は、自分と私の中で育つ可愛い命と向き合うことに使います。皆さん、ホントに今年も色々とお世話になりました。ありがとうございます。来年もよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。

妊娠6ケ月目にして、私は、ついに、皆に「妊娠している」とを伝えることができました。そのころには、堕胎を望んでいた彼氏もどうしても産むのならと、結婚を承諾し、彼の両親も快く私を迎えてくれました。

41歳。今、振り返って思うことは、子育てには協力者が必要です。それは、妊娠した時から必要で、つわりによる体調不良の中働く大変さ、妊娠したことによる精神的な不安定さ、それらを自分ひとりで抱え込んで、仕事をこなしていくのは、本当に辛いことでした。

だから、私みたいな境遇の人は、私に相談してくれてもいいですし、誰か、周りの人に助けを求めてほしいと思います。また、両親や彼氏、旦那さんが協力的なら、自分の体調や心の変化を積極的に伝えてほしいと思います。

そして、会社は、妊婦に過剰な配慮は必要ないですが、妊娠は病気ではないけれど、その人その人によって状況が異なります。会社にいけないくらいつわりのひどい人もいるし、つわりなんてなかった!という人もいます。また、私のように飛び跳ねようが走ろうが何ともなかったという人もいますが、流産の心配を抱えている人もたくさんいます。

だから、関わる人とよく話すことが大事です。
どういうふうな環境であれば、あなたは楽しく働けるのか。
そして、会社は新しい価値観の受け入れが必要です。


仕事も家庭も、子育ても大事。
すべてをやり遂げるためには、助けを求めることと周りの協力を得ることが大事です。そして、周りはそれを受け入れるマインドが必要です。


全12回くらいでまとめようと思っていますので、続きは次回。
ここまで、読んでくださってありがとうございました。



お気持ちありがとうございます。娘と元気に楽しく生きていくために使わせていただきます。