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なぜ、今ブランディングが、必要なのか

みなさん、こんにちは!


アップルウォッチのいい感じの使い方がイマイチわからない日々を送っています。こういう使い方おすすめ!という情報、もしよかったら教えてください。みんなは時間を知る以外に、何に使ってるの?

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さて今日は、なぜ、ブランディングが、必要なのかについて、お話ししたいと思います。

とってもシンプルな問い。なんて答えよう?

私としての答えは、なぜなら、今、どんどん個にフォーカスされているからです。個にフォーカスされると、なぜブランディングが必要になってくるかというと、なぜなら、自分を発信できるテクニックを持っていないと、自分のやっていることが誰にも知ってもらえず、その市場で生き残れないからです。そもそも、個になんてフォーカスされている??という疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれませんので、具体的に説明をしていきましょう。


今、モノを売り買いするプラットフォームが変化しつつあります。以前は大きなメーカー(製造者)が大きな卸業者に卸し、その卸先がさらに卸・・小売店が消費者へモノを売っていました。もちろん今でも存在している流通です。しかしそれが、Amazonのようなネット上のプラットフォームが登場し、変化が起きましたね。Amazonという巨大なプラットフォームにメーカー(製造者)も卸も商品を置き、そのプラットフォームに消費者が買いにくるスタイルに変化しました。そして、さらに今、DtoCへと進化しています。

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DtoC(ディートゥーシー)

DtoCって何よ?という方に、詳しく説明します。DtoCは、(Direct to Consumer)の略です。最近、よく耳にすると思います。意味は、卸や販売代理店を通さず、作り手から直接消費者へ、商品を販売するビジネスモデルのことです。B2B(Business to Business)は企業対企業、B2C(Business to Consumer)は企業対消費者の取引を指します。


直接販売したほうが利益率もいいし、消費者の声も直接聞けて、商品やサービスを速やかに改善できる!今は簡単に使える様々なサービスがあるから、みんな消費者との直接取引を目指しています。このようにどんどんと個にフォーカスされているのです。


しかしながら、当たり前のことをあえて記載すると、販売代理店や卸、小売店が単に右から左へモノを動かしていただけではないですよね。そこには、ブランディングや集客するための様々な企画、そして広告があり、それ以外にも感情的な面だと確固たる「信頼感」が存在しているのです。例えば、百貨店には絶大な信頼感ってありませんか?多くの人々が百貨店に感じる信頼感、あなた個人で、持ってますか?という話です。


つまり、DtoCでやるなら、今まで販売代理店や卸、小売店がやってくれていた以上に、消費者に対してブランドイメージを持ってもらえる施策を打って行かないと、消費者はあなたの商品を選んでくれないのです。ショッピングサイトが簡単に借りれるから、とりあえず借りて、自分で撮った写真で商品をアップしただけでは、売れないです。商品やサービスのファンを集めて軌道に乗せるのは、そんなに簡単なことではありません。


D2Cで成功するには、ブランディングが最重要だと私は思います。どういうストーリーでこの商品やサービスは出来上がったのか、製造者が込めた思いや願いなど、商品やサービスのイメージを、消費者に持ってもらうための活動が必要なのです。そして、ここでしか体験できない価値を共有し、共感してもらえるような関係性を消費者と築かなければなりません。それは、ウェブをつくるとかロゴをつくるとか、パンフレットをつくるとかそんな見栄えのかっこよさ、かわいさの話ではありません。人に信頼してもらうためには、つねに誠実であること、そして、消費者と約束したことを守っていかねばならないのです。

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時代の変化から読み解く

どうでしょうか?少しは個にフォーカスされているから、ブランディングが必要なんだなぁとわかってもらえたでしょうか?今日は、とことんいきましょう!さらに、時代を俯瞰して読み解いていきます。


インターネットが普及しスマホを多くの人が持ち、SNSで自分の思いを発信できるようになりましたね。それ以前は、自分のことを発信するなんて、なかなかできなかったと思うのです。この20年くらいを思い出してください。


少し前から自分でモノづくり(ハンドメイド)が流行りましたよね。今も流行っていると感じます。作ったら売りたくなるのは必然なので、簡単に販売できるサイト(ハンドメイド専用のプラットフォーム)が登場しました。そして、今、自分でショッピングサイトを持てるようになりましたね。さらに、つくるための資金がなければ、クラウドファンディングをして自分で簡単にお金を集めることすらできるようになりました。リモート化が進み、通勤の時間が減り、都心に住まなくてもよくなり、自由な時間ができ、企業が副業すら認め始めている時代です。どんどん個にフォーカスされていっています。


「40歳手前の女でシングルが、起業なんて絶対にできない」と散々言われた私ですら、何とか4年やれている時代なんです。私と同じようなフリーランスも急増していますよね。どんどん個でもできることが、増えていっているのです。

個でクオリティーの高い発信

そうなると、みんなが自分を知ってほしいから、個でどんどん発信し始めます。You Tube、インスタ、ツイッター。簡単になんでも始められるからみんな発信している。その中で、成功している人と、失敗しているの人の違いはなんでしょうか?私は、自分をうまく伝えることができる人が成功して、できない人が失敗しているように思います。

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成功してる人って、具体的にどんなことやってるか

それは、戦略的にブランディングをきちんとやっている人です。

1自己理解

2言語化

3顧客理解


この3つをきっちり押さえています。自分のやりたいことを自分で明確にこうだ!と理解していて、それを誰に向けて発信するかが明確になっていて、そして、市場(顧客)をちゃんと見ている人です。自分のやりたいことと、世の中が必要としていることの接点でビジネスをしないと、成功はしません。つまり、まずははこの3つをしっかりすれば、成功へと進みだせると思っています。


さらに成功している人は、きちんと自分の思考や行動が整理できていて、ちゃんと伝わる内容で、必要としている人がいるポイントへ発信しています。そして大事なことは発信するだけではなくて、ちゃんと共感してもらえるような言葉やビジュアルを使い、体験を顧客とともにすること。そして、ファンをつくって、ファンを大事にすることです。


これをなんと呼ぶかというと、「ブランディング」戦略です。

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ブランディングとは

ブランディングって言葉は、解釈が難しくて、人によって「ブランディングとは」の回答が異なります。1+1は2のようにみんなが同じ回答をすれば、胡散臭くないのですが、目に見えないものなので曖昧に捉えられがちです。

ちなみにwikiでは以下のように記述されています。

ブランディングとは、
ブランディング、またはブランドマネジメントは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略。

ターゲット市場におけるブランドの現状認識の分析から始まり、ブランドがどのように認識されるべきか計画し、計画どおりに認識されるようにすることが目的である。認知されていないブランドを育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していく手法でもある。

ここでいうブランドとは高級消費財に限らず、その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体のほか、人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、あらゆるものが該当する。

ブランドマネジメントの具体的な構成要素には、製品そのもの (その外観、価格、パッケージなど) が含まれ、無形の構成要素には、ターゲット市場がブランドと共有する経験であり、そのためブランドとターゲット市場との良好な関係作りが必要になる。

ブランドマネージャーは、消費者のブランド連想や、ブランドを生み出すサプライチェーン関係者との関係を管理する役目。

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小さいコミュニティーづくり

ちなみに、今の流行りとして、オンラインサロンがありますね。みなさんも誰かのサロンにはいってますでしょうか?入ってない人は、試しにどこかに入ってみてください。私も3つほど入っていますが、ひとつはその人自身が好きで入っています。もうひとつは、その人のやっていることが面白いから入っています。もうひとつは、様々な方と気軽に議論ができるから入っています。


どのサロンも共通することは、同じものやコトが好きという共通点を持って集まっていること。好きなものが同じだと、何かと話が合い、一緒に何かしやすいのだと思います。重くない程度に、みんなで助け合って生きてゆくような関係性が生まれる、知識の交換や気持ちの高め合いなど、リアルでは得られなかったモノが、オンラインサロンでは得られるのです。


参加する側ではなく、主催する側になるために

じゃあ、その流行りのオンラインサロンをあなたもやってみますか?そのためには、またブランディングが必要になってきますね。主催者になるためには、圧倒的なブランド力が必要です。私の入っているオンラインサロンは、3つのうち2つは、誰もが知っている人のサロンです。いつもその人たちに、強烈なブランド力を感じます。ブレない発信と、すべての発信に戦略を感じます。


誰も知らないあなたがオンラインサロンの主催者になった場合、誰にも知られていないので集まらないです。どこの誰で、私に何を提供してくれるのか、自分自身を魅力的に発信できないと、人は集まらないです。何をするにも、自分をブランディングする必要があるというのは、はっきりと感じると思います。

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最後に。
ブランディングが、なぜ今必要なのか。

さて、おさらいです。ブランディングが、なぜ、今、必要か。答えは、世の中が個へと動いているからです。自分(もしくは企業、事業、商品)というものを明確化しないと、みんなが膨大に発信する中で、誰にもその声が届かず、生き残れないからです。とりあえず、目の前にある流行りのツールで、とりあえず、自分でやれることを片手間でやって、とりあえず、統一感なく思いつきで発信していては、めんどくさくて誰も耳を貸さないのです。今の時代、何となくとかとりあえずでは、あなたの存在を知ってもらうことは不可能です。


本気で一生懸命、事業やるんだったら、必要な人にあなたのサービスや商品を知ってもらいたくありませんか?知ってもらいたいなら、ブランディングを学んで、そのテクニックを使って、まずはビジネスのスタートラインに立たなくては。



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さつきデザイン事務所(大阪府豊中市)は、パーソナルブランディング・コーポレートブランディングを主たる事業としています。人と企業(事業・商品含む)分析を行い、ビジネスシーンで使える「最強のブランド」を創造し、浸透させるお手伝いをしています。

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