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子育てと仕事との両立 #4 産後編②

子育てと仕事との両立について、書いてみたいと思います。
私は今(2020年5月)41歳です。起業して4年目、フリーランスとして活動しています。娘はもうすぐ8歳の小学生です。そして、シングルです。


#4 産後編(2012年10月~)※私、33歳、娘0歳4か月

出産して、4ヶ月が経った頃、私は、産後うつ(旦那うつ?)になっていました。髪の毛は異様に抜け、体中が痛く、関節もギシギシ音がなる。毎日、誰とも会わない生活で、子どもと二人っきり。

主人とは、普通に会話をしたり、接してはいたものの、お互い心にギクシャクしたものを抱えながら、それに触れずに生活を送っていました。

怒りや孤独、そして、痛みをすべて心の中に閉じ込めて過ごす日々。

最近の悩み。震えるくらい毎日毛が抜ける。産後そうなるって知ってたけど、予想をはるかに超えて抜ける。体全部の関節が痛い。指の第一関節も痛くて、キーボードがうまく打てない。体重が産後1ヶ月で8キロ落ちて喜んでたら、気がつけば、4キロ太ってる。そんな母の衰えを知らず?、子は首がすわり、声を出して笑うようになりました。(産後4ヶ月頃のFB)

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そんな鬱々とした毎日を送っていた産後5ヶ月の頃

私の不調をフェイスブックの文章から感じ取ってくれた方がいて、その方が「ワーキングマザーサロン」に来ないか?と誘ってくれました。私は、誰かと会うことも、外に出ることも億劫な状態になっていましたが、どういうわけか、その方のお誘いを受け、娘とともに向かいました。

「ワーキングマザーサロン」は、その名の通り、働く女性の集まりで、みんな産休・育休を取っていて、また職場に復帰する女性の集まりです。
みんな、仕事が好きで、向上心があり、これから復帰に向けてどう家庭と育児と仕事を両立させていくかに、不安と悩みを抱えていました。

私も同じ悩みを抱えているの!

自分と近しい価値観の人が、こんなにも存在していて、私の心のうちを話したら共感してもらえる環境ってなんて素晴らしいんだろう!と、思いました。

私だけじゃなかった!みんなも、悩んでるんだ!

今日は、子を連れてワーキングマザーサロンに行ってきました。楽しかったー。実は、慣れない育児や家事に追われたからなのか、ウェブの雑誌を読んでも、デザイン書を見ても、前のような面白さを感じなくなりました。

子を0歳の頃から、保育園に入れることを周りはかわいそうだと言い、私も閉鎖された環境の中で我が子と四六時中いると、離れることに躊躇いと不安、そして、罪悪感を感じるようになりました。

自分の時間の作り方もわからず、子育ても家事もうまくやれず、果たして、すべてをバランスよく、そして、大好きだった仕事をまた好きになれて、満足のいく結果を出せるのか、、そんな悩みを抱えて過ごす日々だったのですが、今日参加して少しだけ楽になりました。

私は、このサロンに参加したことで、心を持ち直しました。ここで、できた友達とは、今もやりとりをしています。なかなか、友達ができない私にとっては、本当に救いでした。

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復帰しよう。
必ず、同じ立場で復帰する。
私は、仕事が好き。

娘のことも好きだけど、私は私のやりたいことをしながら、娘を育てたい。

4月から(娘10ヶ月)保育園に入れ、5月復帰を目指すと決めました。周りに何を言われようとも、乗り越えてみせる。

振り返って思うこと

41歳。今、振り返って思うことは、本当に、産後6ヶ月は辛かったなぁ・・と思います。精神的にも肉体的にも、かなりひどい状態でした。私は、虐待には走らなかったけれど、ああいう状況だとしてしまう可能性は大いにあると振り返って思います。

社会から切り離され、本を読む時間も新しい知識を取り入れる時間もままならず、どんどん、仕事から遠ざかってしまう。本当に、復帰できるのかな?復帰したところで、また同じように働けるのかな?一体、今の流行りは何だろう。日々進化していく、ウェブの世界に果たして私は戻れるのだろうか。
考えれば考えるほど、不安になります。

年配の人や専業主婦の人、男性からは、0歳から子どもを預けるなんて!と、まるで、犯罪者かのような目で見られ、嫌みを言われました。働くことに対して否定的ではなく、子どもが幼稚園に行っている、4時間パートで働くのならOKなんです。

育児も家事も主人の面倒もすべてみるのが、妻の務め。

まだまだ、そういう価値観の人はたくさんいます。
周りから私の考えがおかしいと言われ、だけど、納得できない状況に、私はとても苦しめられました。あの時「ワーキングマザーサロン」に行って、同じ価値観の人に出会っていなければ、どうなっていたんだろうなぁ~と思います。

仕事も家庭も、子育ても大事。
悩んだときは、同じ価値観の友達を見つけてほしいと思います。あなたと同じ境遇の人を探して、知り合って。きっと、あなたの気持ちを理解してくれる人はいます。

全12回くらいでまとめようと思っていますので、続きは次回。
ここまで、読んでくださってありがとうございました。


お気持ちありがとうございます。娘と元気に楽しく生きていくために使わせていただきます。